40歳から始めた妊活 なぜ受精卵凍結なのか
こんばんは、アキです。
今日は妊活のお話。
私たちカップルは2024年4月に受精卵凍結が完了✅しました。
今回の経験で1番のインパクトは、
"3カ月で人は変われる"
という事を体現した事です。
たった数ヶ月前まで、
私は子供を持たない人生を選択していました。
その時点では元旦那さんとまだ結婚していて、
なんなら、遠距離婚だったものの
ファミリーという意味では大変仲良しでした。
元旦那さんは遺伝性の、
ゆくゆくは失明する可能性のある病気を持っていたことから、子供を希望していませんでした。
当然ながら、私もそれで諦めることに。
私は、子供は大好き。
なんなら普通の人の何百倍か好きな自信はある。
葛藤はもちろんありましたが、
行き着く結論はいつも同じ。
旦那さんを好きで結婚したんだし、
子供が持てない相手だとわかったからって
離婚というのは考えられない。
て、いうか選択肢にない。
"私は彼と生きる、一緒に生きたいんだ。
その人生にワクワクするんだ"
そう思っていました。
ところが。
ある日、出会ってしまったんです。
ある男性に。
その人と居ると、
なんだか家庭のイメージが湧く。
そういう人に。
そこから、
毎日毎日
まるでめくるめく
映画みたいな展開やシーンが
次々に巻き起こるんですが
この記事ではそこは割愛します。
結果、
1月に円満離婚からの新しい彼と婚約。
2月-4月の3カ月で受精卵凍結をするという
数ヶ月前には
まっっっったく考えていなかった
人生になりました。
なぜ、受精卵凍結なのか?
そう、思ったアナタ。
正解👍
私の年齢は40歳。
妊活を少しでも考えた事がある方なら
分かると思いますが、
今から自然妊娠をするというのは
かなり低い"奇跡的な"確率になっている年齢。
凍結している場合じゃ無かろう。
病院でも、人工授精にすぐに取り組む案を
最優先でおススメされました。
✴︎因みに卵子凍結も数年前に考えたことあったけど受精卵凍結の方が上手くいく確率が高いそう。
(婦人科の先生談)
で、なぜ凍結したのかってことですが。
"人生の中で今が1番若いから"です。
この年齢だと1ヶ月単位で卵子の劣化や減少が起こることを以前卵子凍結検討した時にお医者さんに聞いて知っていたんです。
そもそも、女の人の卵子の数は生まれた時にもう決まっているんだって。
生理のたびにそれを体外に出して
どんどん減っている訳。
だから、20代と40代では圧倒的に残数が違う。
卵の劣化を考えても、
"1日でも早い凍結を"
くらいの勢いで病院の先生も
話されていました。
で、無事に私達の場合は受精卵2個を凍結できました。先生ありがとう涙❤︎
受精卵2個ってことは、
人工授精で2回チャンスができたという事。
気をつけないといけないのは
ここで安心は禁物。
できたのはあくまで受精卵で、
それをお腹に戻してから、
妊娠を継続できるか(流産しないか)は
また別問題。
で、話を戻すと
"人生の中で今が1番若いから"
という理由で受精卵作ったなら
もちろん母体が1日でも若いうちに卵をお腹に
戻した方が妊娠継続、ひいては健康な子供を産める確率は上がるんだ。
けど、
なぜそうしないか。
なぜ凍結するのかと言えば、
まだ私たち、結婚もしていないし
(私は2024.1月離婚なので法律上6ヶ月は再婚不可)
なんせ、昨年夏までは
知り合ってもいない人同士の結婚なので、
単純に2人で過ごす時間が欲しい。
子はかすがいかも知れないけど、
3人家族になる前に、
あくまで夫婦2人の関係がありきだと言うのが
私達の考え。
彼も離婚経験があるのでそこは慎重。
"子供が居ないと成り立たない関係"
を私達は希望しないから。
それならば、
もしかして産める確率が減ったとしても、
それは運命に任せよう。
一生2人でも、それを楽しもう。
その上で、もしも、もしも!
授かる事ができたら、
そんなにしあわせなことはないよね。
そういうスタンスだからです。
予定では、来年の7月にお腹に戻す事をイメージしています。
私、7月生まれだから
41歳でお腹に戻す事になり、
ギリギリ41歳中に産むか、
もし1回目は上手くいかないとなったら、
42歳にさしかかる。
自信があるかと言えば
全くわかりませんというのが正直なところ。
けど。
まさか、自分が妊活勢に転じるなんて、
考えてもみなかった。
譲れない人生の優先事項は
やっぱり大事にしていいと思う。
あとは、現代の医療に授かったチャンスだと思って、やるだけやって、結果がでたら、幸せ。
結果が出なくても、
自分が優先したい事は大事にしたんだから
それはそれで、
私達らし選択で
いいじゃないか。
そう考えることにしました。
とは言え、
今後も悩んだりくよくよしたりあると思うけど、
40歳からの妊活の勇気は
当事者になった人にしか
わかないものがあると思うから。
もし 私の経験が
どこかの誰かの参考になったら...嬉しい。
ひっそりと行く末を見守ってくれた人が居たならそれも嬉しい。
そう思って、また続きも書きます。