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薬は本当に人を救わないの?

こんにちは、しきです。

12月になりました。驚き。
noteもいつの間にやら、3ヶ月更新しておりました。
今月は気の赴くままに記事を書くことを目標にします。

今日のタイトルはこちらから。

薬学生の頃よく聴いてました。
毎日苦しくてたまらなくてずっとリピートしてました。
今思えば、かなり病んでいたんだと思います。

さて、本題に入りましょう。
今日は長く語りますよ。

薬は本当に人を救わないの?

結論から言うと、
救わない場合もあります。

特に最近開発された薬は、絶対に効くように!と色々な理論を立てて考えられています。
効果だけでなく、副作用の軽減も考えられていたり。
しかし人それぞれ個性があるように、病気や細胞にも個性があります。一部の人に薬が効かないのは、その影響もあると私は考えています。潜在意識のせいだという考えもあります。

病気には色々ありますよね。
軽い風邪、いわゆる難病や、がん、などなど。

風邪一つにしても、解熱剤だの抗生物質だの使おうとしますが、実際それは悪影響だったりもします。
薬を使って早く治せた!という気持ちが得られる反面、本来自分で作るべきだった免疫を作れなかったということにもなります。

他の病気も似たことが言えます。

これまで病院で勤めてきた中で、様々な患者様を見てきました。私はがんの病棟に配属されることが多かったので、抗がん薬の説明は山ほどしてきましたし、様々な経過を見てきました。 そのうえで、抗がん薬が奏功する確率は正直言って半々だというのが、私の見解です。

5年生存率という言葉があります。
私がお世話になった医師は、診断後に5年生存したかどうかで奏功したか考えているふしがありました。
何もしないでそのまま最期を迎えるより、長く生存できた事が進行癌の治療の成功の一つの指標になるからです。
でも、正直治療の成功ってなんでしょうね。
私にとって、完治が見込めない病については『治療の成功』はないと思うのです。残りの人生を自分にとって良いものにできたかのほうが大事だし、良いものにするために考えることに時間を割いたほうが有意義だと今のところ考えています。

進行がんは基本的に完治しないものと言われています。特に臓器のがんはその傾向が強いです。
なので完治目的ではなく、進行を止める薬が抗がん薬として用いられています。

 以前もこの記事で説明しましたが、やはり副作用は存在しますし、投与したからと言って全員が全員寿命が伸びるというわけでもありません。
抗がん薬を投与して辛い思いをするくらいなら、何もせずに苦痛だけ取り除いて、最期を迎えたいと言って何もしない方もいらっしゃいます。

わたしは、患者様の人生は患者様のものだし、薬を使うも使わないも自由だと考える薬剤師です。
絶対薬使って!や、絶対薬使っちゃだめ!なんて言いません。
薬を使うことが心の安定になる方もいますから。

これまで薬を使うの使わないのの話をしてきましたが、いかがでしたか?
自分の病の治療に関しては、自分の意見をしっかり持つことが大事です。
わからないところはスタッフに聞いていただければお答えします。

さて、そんな話をしてきた私が病院に勤めて、強く感じていたのは、

この世から病気がなくなればいいのに

ということでした。

そうなると現在の薬剤師の仕事はなくなってしまいますが。(笑)

なので、薬学を勉強して、医療の現場に出た私がほんとうにすすめていきたいのが、病気そのものにかからない体を作ること。
また、それを広めていくこと。

私の好きなアロマテラピーやハーブ、漢方薬を使うのは、病気になってしまってからでは正直遅いです。

元気なうちに自分の心と体のバランスを取り、疲れすぎず、養生すること、要するに自愛が将来の健康の近道につながります。
そして私、こういうことを伝えていきたいんだなーと気付きました。

だからね、もっと論理的な文章をなるべく短時間で書き上げて、必要な方の元に届くようにしていきたいんですよ。

なんて、一曲の歌からこんなことを考えていました。

ここ最近自分の頭の中にある思いを芋づる式に引き出して書くようにしてますが、個人的には良いアウトプットになって気持ちがいいです。
こういうのを繰り返して、洗練した記事が書けるようになりたいですね。

今日の話は以上です。

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
よかったら5分で聴ける私のスタエフ、お付き合いくださいませ。

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