働いて得た知識で資格をとるのが理想だった
こんにちは、しきです。
今回は働いて得た知識で資格を取るのが夢だった私の、現在何とかその夢を叶えている最中の話です。
他の記事で触れていますが、私が取得した資格は『漢方薬・生薬認定薬剤師』です。
取得を目指した経緯や、今後の思いを書いていきます。
働きながら資格を取るのが夢になったのは
きっかけは、私の上司が見せてくれた名刺でした。
上司の名刺の裏には、たくさんの資格名がずらり。
驚く私に上司はさらりと、『働いてたら自然ととれるんだよ』と笑いました。
当時新社会人であった私は、日々の業務に精いっぱいで、一体いつ勉強する暇が…という気持ちが隠せませんでした。
が、上司の名刺を見てから、私も同じようなことをさらりと言ってみたいなと思うようになりました。
ぼんやりと目指す場所を決めたのは
働き出して二年目の夏、私は内科の病棟に配属されました。
初めての病棟業務、そして前任薬剤師がハイパー薬剤師であったため重責に押しつぶされそうでしたが、医師の先生や看護師さん、スタッフさんが全員優しい方で何とか任期を終えることができました。
消化器内科での化学療法患者さんの愁訴は、西洋薬では対処できないこともありました。
そこでよぎったのが、もともと興味があった漢方薬。
主治医の先生に相談すると、ちょうどその先生も漢方薬の勉強をしていたということで、処方の協議をすることができました。
いくつかの処方提案ができた成功体験とその経過を追えたことが、私の目指すところをきめるきっかけとなりました。
目標設定後、はじめたこと
私の職場では、年に一度上司と目標設定や年度の評価について話す機会があります。
まずはそこで生薬や漢方に興味があることを伝えました。
すると上司はいろいろとアドバイスをくれるようになりました。ありがたかったです。ほかにも、力になってくれる先輩もいました。
周りに宣言することで、やる気が出てきました。単純ですが、宣言するのは大事だと思います。
そこから認定を取る要件を確認していきました。宣言してからでも遅くなかったですよ。
あとはタイミングの問題
やる気が出れば、あとはタイミングの問題です。
私は都合よく産休・育休がとれたので、ゆったり勉強できました。
正直言って、資格を取るだけなら簡単です。
大事なのはそのあと実践していくこと。資格の名に恥じない働きをしていく必要があります。
おわりに
働いた知識だけで資格を取るのはむずかしかったですが、働いて得た成果で目指す方向が決まったのは、私にとって大きな出来事でした。
取得後、また休暇に入ったためまだ認定薬剤師としての成果を上げていませんが、時間があるぶん勉強をしていこうと思っています。
専門的な知識はもちろんですが、漢方の飲み方、使い方など初歩的なことのほうが案外問われやすいので、復帰後ちゃんと答えられるようにできたらなと。
採用薬の効能くらいは答えられるようにしておきます。最低限ですが。
それではまた。
もっと更新頻度上げていきます!
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