ヘルスケアビジネスのアプローチは「競争」よりも「共創」だよね!
【GOAL 13】ヘルスケアビジネスは、横4列×縦3列=計12マスの展開が可能
まずどこから始めるか。次にどこを手掛けるか。その場所を順々に埋めてみましょう。どんな企業も1/12の1つのマスの中でヘルスケアビジネスを始め、そしてマス目を増やしていきます。そして、最大12マスまで展開できるのです。
ヘルスケアビジネスは、タテ方向に特化してビジネスを展開すると成功の確度が高まります。たとえば、商品をつくるメーカーが、商品の使用環境に付随したサービスをつくり、さらにそのサービスをウリにした施設をつくるというパターン。わかりやすい例がタニタです。タニタは、このタテ展開によってヘルスケアビジネスを発展させ、確固たる地位を築きました。タニタは、予防・保健(Health)領域で「測定機器」という商品をつくって売るメーカーです。
タテ展開とヨコ展開の可能性!
生活者視点に立つタニタは、生活者の“ 測定する”というシーンに合わせて「生活指導プログラム」をサービスとして開発し、指導者や生活者に提供。実績が蓄積され、プログラムの再現性が担保されると、栄養指導・食事管理プログラムから標準化したメニューを開発、それを提供する「タニタ食堂」という外食施設へと発展しました。
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