自分がない私
今日は歯科から離れて、私自身の事について書いていく。
過去の自分と向き合う事が大切だと、ふと思ったからだ。
タイトルの通り私は"自分"というものがなかった。
中学生くらいまでは自分があったように思う。
ただいつからか人に合わせ、人が求める人物になろうとしてた。
人に合わせるのが当たり前の様に思っていて誰とでも話せた。
クラスでは普通と言われるグループにいて、派手な子達とも大人しい子達とも話して、時には両グループの橋渡しをしていた。
誰とでも話せる自分がすごいと思っていた。
(上辺だけの関係だったのに)
そして、私はよく"頼りになる""任せれば大丈夫"と思われる。
だから"大抵の事は何でも出来る自分"を演じていた。
自分の力では難しい事も、必死に努力してできるようにした。
そうすると、褒められてもっと頼られた。
また必死に努力した。
その繰り返し。
頼られる事が嬉しいと思っていた。
それがいつからか
頼られなくなったら存在価値が無い
と思うようになっていた。
なぜそう思うようになったかは分からない。
けどいつからか思うようになり、頼られた事が出来ない自分を責めて、無理をして、勝手に精神的に追い詰めて日々を過ごしていた。
そしたらやはり身体を壊した。
毎日の様に吐いて、脳貧血で体が震えたり倒れたり…
精神的にもおかしくなって自暴自棄にもなって毎日が辛くて死にたいと思った。
けど実際に死ぬ勇気は無くて、それにまた悲しくなり、たくさんたくさん泣いた。
その時あった感情すべてを出し切った後、
私は何のために生きてるのだろう
とふと思った。
幸せになりたい
と純粋に思った。
そこから自分と向き合うようになった。
今まで人頼りだった事をやめて、自分の気持ちを大事にするようにした。
自分を出す事を10年以上やって来なかったから、自分の考えを主張する事が難しかった。
最近少しずつ出来る様になってきた気がするが、まだまだなのでこれは日々の積み重ねだと思っている。
今、過去の自分を振り返って思う事は、
人に合わせる、求める人物になる事は決して悪い事では無いと思う。
ただ、自分の意志や考えを無くしてはいけない。
それが無いと空っぽの人間になってしまう。
後々自分が苦しくもなると思う。
時と場合で、使い分けていけたらと思う。
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