見出し画像

コルチゾール(ストレス)との付き合い方

先月「コルチゾール」のお話をしましたが、今回もストレスとの関係をお伝えします。

ストレスが多いほど痩せにくいって、本当?

これ、本当です。

「ストレス太り」という言葉があるほど、ストレスが原因で太りやすくなります。 

コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンの一つで、別名「ストレスホルモン」とも呼ばれ、ストレスを強く感じた時に脳から分泌されます。

主な働きは肝臓での糖の新生、筋肉でのタンパク質の代謝、脂肪の分解などの代謝促進、抗炎症および免疫抑制などがあり、炎症を抑える働きから、ステロイド系炎症薬として治療にも広く使われているらしく、生きていくためには必須のホルモンです。

もともとは、人間が飢餓や外敵から受けた恐怖などを感じた際に分泌され、血圧や脈拍を上げて身体活動を活発にさせる働きがあります。

そしてその時、体内の蓄えられていた「糖」はエネルギーに利用され、血液を通して全身の筋肉へ運ばれます。

しかし、ストレスが過度になってコルチゾールが大量に分泌されると、大量の肥満ホルモン「インスリン」までもが分泌されることになります!

インスリンには、体内に余ったエネルギーを脂肪として溜め込む作用があるので、その結果、ストレスが多すぎると脂肪がつきやすいということになるそうです...。

 また、過剰なストレスを受け続けるとコルチゾール値が慢性的に高くなり、うつ病、不眠症などの神経疾患、生活習慣病などのストレス関連疾患の一つとなります。しかも、寝不足はコルチゾールが増える原因になるとか。

となると、

ストレス⇒脳からの刺激⇒コルチゾールの分泌が増える⇒不眠症になる⇒コルチゾールが増える⇒更なるストレス⇒脂肪が付いて太る⇒太ったことでストレスを感じる⇒コルチゾールがまた増える・・・

この永久ループはヤバイですね!! この調子では肥満から脱するどころか、うつ病にすらなってしまいそうです・・・

ダイエットでストレスが溜まりやすい方はリバウンドもしやすいのはこのためです。 

ではこの悪循環から抜け出すには・・

ストレスを減らすこと、日頃からストレスとうまく付き合って、上手に発散して、溜めないようにすること

口で言うのは簡単だけど、具体的にどうすればいいの?って感じですよね。

 「幸せホルモン」のオキシトシンを出すようにしてみましょう。

オキシトシンが分泌されると脳や心が癒やされ、ストレスが緩和します。

で、オキシトシンはどうやったら分泌するのか?

簡単な方法、それはズバリ「触れ合う」「スキンシップ」「マッサージ」!

家族でも同性でも良いそうですが、1人暮らしで身近に常に人がいない場合は、まさに「自分をいたわるセルフマッサージ」が最強です!

「メンタル面での健康維持」も大事です。

先日セルフケア講座で教えてもらった「シンクロちゃん」という本(漫画?)を早速買って読んでみました。「10秒スイッチ」という法則で、簡単に言うと「自分にOKを出す」「他人にもOKを出す」全ての出来事をALLOK!と考えるってことだそうです。

以前1日3つとにかく自分を褒める「ホメホメワーク」という宿題を続けたことがあり、それに少し似ていましたが、とにかく自分を労り、自分に「よく頑張ったね」と褒め、自分を大事にケアしてあげる・・ストレスに向き合うには、結局のところ、これに尽きるのかなぁと思います。

そして、できる範囲で食事と寝不足に注意しながら、いつもご機嫌よく過ごすこと。

ちなみに、ストレス緩和やコルチゾールの過剰な上昇を抑える対処法に「プロバイオティクスの摂取」もどこかの記事で読みました。

つまり腸活して腸内環境を良くすることもストレスを減らす助けになるんですね。

こうしていくと全てのことは繋がっているんだなぁ~と改めて思いました。まずは腸をマッサージして毎日ご機嫌に過ごしましょう❤

いいなと思ったら応援しよう!