免疫力は適切な栄養摂取で補える! コロナ感染拡大を恐れずに済む栄養素とは?
変わらず新型コロナの感染者数は減りませんね。
もう2月に入りましたので、かれこれ1年この状況が続いている中で、夜飲みにも行けず、ずっとStayHomeだと飽きて辟易としている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、免疫力を高める方法を色々な角度で学んでいるので、恐れるに足らないと思っていますが、しかし職場や家族に迷惑をかけないよう、不用意に感染(発症)しないように気を付けるようにはしています。
ところで、「国際オーソモレキュラー医学会が推奨する新型コロナウィルス感染予防の栄養素」という記事を見たのですが、下記の5栄養素を摂取することがコロナ感染の予防になるとのこと。
(1)ビタミンD 1日 5,000IU
(2)ビタミンC 1日 3,000mg
(3)マグネシウム 1日 400mg
(4)亜鉛 1日 20mg
(5)セレン
この(1)(2)のビタミンD、ビタミンCは既に知っていたのですが、3番目にマグネシウムが入っていたのはけっこう意外でした。
マグネシウムを含む食品といったら、何を想像しますか?
もっとも身近な食材は、
バナナ、チョコレート、ココア、アボカド、ブロッコリーなど。
それから、ソバやオートミール、アーモンド・ピーナッツ・ピスタチオなどのナッツ類、カボチャの種子、青いケシの種、ゴマの種子、カシューの実、ひまわりの種、など「種」の類にも多く含まれています。
また日本人にはお馴染みのあおさ、あおのり、わかめ、昆布、ひじき、干しエビ、しらす干しなどの藻類や魚介類、きなこ、納豆などの豆類、五穀米や発芽玄米、切り干し大根などにも多く含まれています。
ちなみに「マグネシウム」は体内で酸素を活性化する働きがあり、300種類以上の酵素の働きを助けています。そして、生命維持に必要な代謝やエネルギー産生に深く関与しているそうです。
また、血管を拡張させて血圧を下げたり、血小板の凝集を抑えて血栓を作りにくくしたりする作用もありますので、マグネシウム不足は不整脈や動脈硬化などのリスク、そして骨粗鬆症や糖尿病、高血圧などのリスクを高める可能性があるらしく、とても大事な栄養素の一つなんですね。
ちなみに食品として摂取されたマグネシウムの吸収は主に小腸で行われます。そして腸管での吸収はビタミンDによって促進されるらしいので、マグネシウムを摂る時にはコロナ対策で必要な栄養素であるビタミンDも一緒に摂取した方が良いようですよ。
ビタミンDの代表例はきのこ類でしたね。あとサケ、マグロ、サバ、牛のレバー、チーズ、卵黄などです。
そして最後に亜鉛ですが、亜鉛を多く含む食材の代表は「牡蠣」です。牡蠣の水煮を1日に3個食べれば1日に摂りたい亜鉛の量になるそうです。でもさすがにそんなに毎日食べれませんよね?
そこで、
ビタミンDを多く含み、亜鉛も含む食材はないか・・・調べたところ、ありました!
卵黄、赤身の肉、チーズ類
また、マグネシウムと亜鉛を同時に多く摂取できる食材は・・・
オートミール、切り干し大根、アボカド、乾燥バナナ、きなこ、アーモンド、ココア
これらを出来るだけ毎日摂取したら、栄養素的にいい感じですね。
ちなみに生の野菜や果物よりも乾燥したものの方が亜鉛が多く含まれるそうですので、乾燥バナナやドライトマト、高野豆腐(凍り豆腐)がいいんだそうです。
一番手軽なビタミンDの摂取法って何かご存知ですか?
それは「太陽の光」からなんですね。皮膚が太陽光にさらされるとビタミンDが生成されるんです。お金をかけずにビタミンDが摂れるんですよ。サプリに頼る前に食事からもちゃんと摂りつつ、たくさん日光を浴びましょう。特に朝の日光浴がオススメです!