時間(とき)(音楽瞑想)
みなさま、こんにちは
今朝の「音楽の絵本(82)」(音楽瞑想会)ありがとうございました。
今回は「時間」というエッセイを演奏とともにお送りいたしました。
アーカイブは以下でご覧いただけます。
https://youtu.be/xZSPCCO0nQ0
KABUTO 音楽の絵本
Story-82 時間(とき)
「目を閉じます。私たちがこの世で過ごす、それは「時間の経過」です。
生まれてから、この今の瞬間まで流れている「時間」。
今朝はこの「時間」をテーマに進めてみたいと思います。
今朝は4つの音楽瞑想のパートで構成してみました。
誰もいない丘に立ち、もうすぐ来る朝を待つ
ときおり静かな風が肌をすり抜けていく
風が「時間」の経過を教えてくれる
いくつもの風が朝を連れてくる
だんだんと東の空が明るくなってくる
静かな風がいくつか吹いたあと地平線から朝日が顔を出す
その眩しさに新しい「時間」を感じる
「生命、命とは何か?」という問いに、それは「時間」と答えることがある
「生きている時間」こそが命という捉え方
「時間」という命は縁をつくる
両親との縁、兄弟との縁、友人との縁
その縁は会話をつくり 温もりをつくり 愛をつくる
喜びがあれば 悲しみもある
「時間」が魂を豊かにしていく 「時間」が魂を輝かせていく
「時間」は生きた証(あかし)をつくってくれる
小さいころに親に頼まれてよく買い物に行った
ひとり旅をしてみたいと初めてアルバイトをした
忙しい友人の仕事を日曜日に手伝って夕飯を一緒に食べた
映画の一コマのように心にたくさんの写真がある
これら写真という思い出、記憶は充実感をもたらすとともに
この世に生を受けて良かったなぁという幸福感をもたらす
「時間」は生きた証(あかし)をつくってくれる
心が今とても穏やかです。安心と幸せの中にいます。
風に思う「時間」、命に思う「時間」、記憶に思う「時間」
風が肌をすり抜けて「時間」はこれからも続く
心、身体が疲れたら休んで何もしない「時間」があっても良いし
何かをやってみたいと思ったら始めれば良い
新たな「時間」がここにある
「時間」に感謝の思いがわいてくる
やってみたことは自分の宝になる
誰かと喜びを分かち合えたら共有の宝になる
そしてもしかしたらそれは未来を生きる人たちの宝にもなり得るかもしれない
すべてがひとつの命につながっている。ひとときそのような思いで過ごしたいと思います。
ゆっくりと、もともとのあなた自身を感じていきます。
目を閉じたまま、だんだんとご自身に戻っていきます。
自分自身を感じていきます。全身を左右に少し動かしてみてください。
手の平を広げてください。
「時間が「人生という旅」に日々招待してくれる。」その幸せを感じています。ご自身がかけがえのない存在であることを思い、安心と幸せに包まれていることを感じます。
ゆっくりと目を開けてください。
ありがとうございました。
今、素晴らしいエネルギーに包まれ、満たされています。
すべてがひとつということは、あなたはすべての命「ひとつひとつ」であるということです。
良い一日をお過ごしください。」