ハープのすすめ
ハープのどんなところがいいの?私が感じているハープの魅力をお伝えします。
1.誰にでも出せる美しい音色
ハープの魅力といえばまずなんと言ってもその美しい音色。
ギリシャ神話に登場する吟遊詩人オルフェウスは
「彼が竪琴を弾くと森の動物たちや木々や岩までもが
彼の周りに集まって耳を傾けた」と言われたそうです。
このようにハープは古代から不思議な力を持つ楽器として
神話に登場しています。
また、ピアノやバイオリン、フルートなど、
他の楽器と比べると
ハープは比較的すぐに綺麗な音色を出すことができ、
高い演奏の技術がなくても
簡単な曲を弾くだけでもその独特な音色で
人を癒したり喜ばせることができる、
そんな楽器です。
2.持ち運びができるアコースティック楽器
ハープには大きさも色々なものがあります。
私はこの写真の3つのハープを持っているのですが、
真ん中のものは青山ハープのサウルハープ25弦、
右側のものはおとつぶハープの15弦で、
この2つは病床の方ベッドサイドでハープを弾く活動や、
ママとベビーのサークルで絵本の読み聞かせをする時などに
持って行っていきます。
ピアノなどの鍵盤楽器は持ち運ぶとしたら
キーボードなどになってしまいますよね。
アコースティックの楽器で持ち運びができるというのは
とても良い点です。
3.様々な住居環境にも対応できる音色と楽器のサイズ
私はもともとピアノを弾いていました。
地方出身なので音大生の時は
一人暮らしのワンルームの部屋には電子ピアノしか置けず、
大学の練習室のピアノを使っていました。
卒業後はアコースティックのピアノを置ける
一人住まい用の物件を都会で探すのに
とても苦労しました。
その後タイに移ったのですが、日本よりはマシとはいえ、
タイでもアコースティックのピアノを弾けるような
1人住まい用の物件を探すのは
なかなか難しかったです。
その点ハープはピアノに比べると
音量も小さく音色も耳障りが良いので
周囲の騒音になっていないかと気にすることもありません。
また形状も縦型なのでピアノに比べてスペースを取りませんし、
楽器の大きさも色々あるので自分の環境に合うもの選ぶことができます。
都会で隣家が近かったり、限りあるスペースで暮らす人には
ハープのように狭い空間にも置くことができ、
かつアコースティックの音色を楽しめる楽器は
とても貴重なものだと思います。
大きな家に住んでいなくても生の音を楽しめるハープ、
是非生活の中でこの美しい音色の楽器を楽しんで
みてください。