「近しい人との関係の歪み」◆HSPさんにもおススメです◎家族や職場の人間関係を上手にするには?◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「近しい人との関係の歪み」◆家族や上司・部下などの関係についてくわしく解説◆についてお話しますね。
あなたは「近しい人の人間関係」で悩んだことはありますか?
「親子の関係で長年悩んでいる」
「会社の上司との関係に頭を抱えている」
「パートナーとの関係に疲れている」
など、誰でも一度は近しい間柄で起こる問題に悩んだことがあるのではないでしょうか。
今回は自分と近しい人との関係性について起こる問題や、対応方法についてお話します。
1.「近しい人との関係の歪み」とは?
◆近しい人との関係の歪み◆
「近すぎる関係だからこそ理解しあえているという思いこみが原因で誤解を生み苦しい状況の原因となる」
近しい人との関係の歪みとは「近すぎる関係だからこそ理解しあえているという思い込みが原因で誤解を生み苦しい状況の原因となる」ことです。
親と子のようにとても親しい関係性が原因で、何らかの障害や問題が起きるということが往々にしてあります。
思春期に親から厚い期待を受ける子供にとって、その親の期待はとても大きなプレッシャーとなっていきます。
例えば、母親と娘といった関係の中では、娘は母親の気持ちに反発しながらも密着してもいるので「共依存状態」になっていたりします。
あまりにも近い存在であるので、自分と母親とを区別して考えるということができなくなってしまうことも多いです。
個人としての母親と個人としての自分自身。家族の中の関係を客観的に捉えることができなくて、それがストレスとなりあらゆる問題が起きてくることもあります。
そのような状況で子供は「大きな期待や要求をされている」と感じて自分自身を苦しめていくことになります。
親から過度に期待を受けていると感じた子供は「母親はこう思っているに違いない」と解釈して、期待や要求を過剰に受け入れることで、無意識に自分の主張や本心を抑え込んでしまいます。
そのことから、親の主張を優先させてしまい強いストレスを発生させていくということになります。
このような歪んでしまった近しい人間関係の解釈というものは家庭内の親子関係に限ったことではありません。
職場内の上司と部下。または学校内の教師と生徒。そういった関係でも起きることがあります。
「いつも応援しているよ」
「頑張ってね」
「期待しているよ」
という言葉は励ましの言葉や勇気づける言葉でもあります。
受け手側にとっては「相手の望む通りにできない自分ではダメだ」と思い込んでしまい、過剰なストレスとなることがあります。
「相手からの要求に応えることが出来なかった」
「相手を失望させてしまった」
と思い込んでしまいます。
そのことから抑うつ状態に陥っていくということもあります。
2.「関係の歪みの対応方法」とは?
◆関係の歪みの対応方法◆
①「自分軸・他人軸を意識する」
②「課題の分離を意識する」
③「カウンセリングを受けてみる」
①「自分軸・他人軸を意識する」
「自分軸・他人軸」を意識するには、
「私は私の自由がある。あなたにはあなたの自由があると感じている」
と「私」「あなた」と意識することです。
家族の間柄でそのように考えるのは、少し距離があるのでは?と感じることがあるかもしれません。
ただ、近しい間柄だからこそ、自分軸・他人軸を意識することが大切です。
この自分軸・他人軸が意識されないことで、他人の意見に合わせることを前提にコミュニケーションをとってしまったり、他人軸で物事を考えて自分の意見を内側へ無理に追いやってしまったりします。
自分軸を意識するためのマインドとしては、
「私は本当はどのように心と身体で感じているのか?」
「私は本当はどのように行動したいのか?」
「私は本当はどのような考え方をしたいのか?」
というように「私」と言う意識をはっきり認識していくようにすることです。
②「課題の分離を意識する」
近しい対人関係のトラブルは、他者と自分との課題を混合させていることが原因の一つです。
「他人の課題」に自分が踏み込むことや、逆に「自分の課題」に他人が踏み込むことを許すことによって起こります。
先ほどの母親と子供の例えでは、母親が「子供の人生は私の人生だ」と感じていたとします。
これは「あなたのためだから」と言ってその子供の行動を支配してしまうというような状況です。
そうなると子供は今度は「お母さんのためだから」と母親の期待に沿うように行動します。
この親のように一見、子供のために生きているように見えますが、実は子供を支配している状態でもあります。
「親の期待」は親の課題であり、子供の課題ではないということです。
母親の実際の言葉や態度、それに対して自分がどう思ったのか?「ありのままの自分」を感じることが大切になっていきます。
③「カウンセリングを受けてみる」
心理の専門機関やカウンセリングを受けることで、近しい家族関係や職場の対人関係、自分の行動パターンを認識することができます。
カウンセリングの中でもっと楽になる関係を築く方法を探ったり、また問題の解決方法をカウンセラーと一緒に模索していく時間をカウンセリングの場で過ごします。
そのように日常とは違う、安心・安全を感じながら過ごすカウンセリングという時間と空間の中で「新たな気づき」が生まれてくることもあります。
3.まとめ
今回は自分と近しい人との関係性について起こる問題や、対応方法についてお話しました。
今回は近しい人間関係の例として親子関係をあげてお話しましたが、このような関係性は家庭内の親子関係に限ったことでもありません。
職場内の上司と部下そういった関係でも起きることがあります。
自分と近しい存在が「一体どのような気持ちで自分に対してその言葉を投げかけていたのか?」
そういった部分を正しく知っていき、自分と他者である相手との区別をつける意識を少しずつ育てながら、独立した人間同士の関係を近しい間でも形成することが重要になっていきます。
今回は「近しい人との関係の歪み」◆家族や上司・部下などの関係についてくわしく解説◆についてお話しました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。
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