「フロイトの人格理論」◆HSPさんにもおススメです◎フロイトの自由連想法とは?フロイトの心の構造論を紹介します◆
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「フロイトの人格理論」◆フロイトの自由連想法とは?フロイトの心の構造論を解説◆についてお話していきますね。
あなたはフロイトと聴くとどのようなイメージを思い浮かべますか?
「テレビで一度は聴いたことがある心理学の人」
「学校で聴いたことがある人の名前」
「ユングと一緒に少し本で読んだことがある」
等、心理学に興味のある方は聴きなれた名前だと思いますし、そうでなくてもどこかで一度は聴いたことがある名前なのではないでしょうか?
今回はそんなフロイトが提唱した意識と無意識の概念や心理療法について知っていけるようなお話をしたいと思います。
1.フロイトが考えた心の構造図とは?
◆ジークムント・フロイト局所論◆
「意識」…自分の体験・意識として理解できる意識
「前意識」…意識すると思い出せる。普段意識していない意識
「無意識」…本人は意識していないあらゆる行動を左右している意識
オーストリアの精神科医で心理学者のジークムント・フロイトは意識・無意識や夢分析などを通して人の心の仕組みを解明をしようと試みた人物です。
精神分析理論を生み出した初期の頃、フロイトは心の構造について無意識の世界と意識の世界というものを考えて、自分にとって不都合なことをその無意識の世界に抑圧しているとして、心の働きを明らかにしようとしました。
精神分析ではこの構造モデルを「局所論」と言っています。よく考えてみると人は「抑圧したものが何であるか?」も自覚していないまま抑圧しているということなので、これは全て「無意識で行われている心のメカニズム」としました。
そこでフロイトは「エス(イド)」・「自我」・「超自我」という三つの組織からなる心の構造を仮定していきました。
◆フロイトの構造論◆
①「エス(イド)」…社会規範、倫理性を無視した欲求の塊のような部分
②「自我」…自我はエスの部分を満たしつつ現実社会に適応できるように調整している自分と思っている部分
③「超自我」…自我を監視する道徳的な良心または罪悪感など自分を自分で監視する働きをする部分
精神分析ではこれを「構造論」と呼んでいます。
①「エス(イド)」
社会規範とか倫理性を無視した「欲求の塊」のような部分として捉えています。エスは普段無意識の中にあるので意識することはない。
②「自我」
「エス(イド)」の部分を満たしつつ、現実社会に適応できるように調整している部分です。自分と他人の区別ができると形成され、変化していく。夢のメカニズムでいうと夢の作業や検閲をしているのも自我です。
③超自我
自我を監視する道徳的な良心とかまたは罪悪感、そういった自分を自分で監視するような働きをする部分だと言われています。現実の自分を自分で評価して励ましたりする大事な働きもあるとしています。自我が超自我に従わないとそのことで劣等感を感じたりします。
例えば、何か大切な仕事が翌日控えていたとします。その前日にその予習をしなければいけないのに遊びたいという気持ちを戒めて、その予習しないとと思わせるのはこの「超自我」ということです。
その結果が思わしくなくても、頑張ってきた自分を認めたりして絶望しないでこの経験を良いものにできるような働きをしてくれるのもまたこの超自我なんですね。
2.フロイトの心理療法とは?
◆自由連想法◆
①無意識に起こっている不安や葛藤が何であるかそれが形成されたと推定される過去の記憶も含めて本人が自由に想像して言ったり考えたりすること
②無意識と意識の壁が緩められていくような手法
無意識の世界に追いやられていった不安とか葛藤の原因を探る方法としてフロイトは「自由連想法」を考えました。
「自由連想法」
精神分析の代表的な技法のひとつです。精神分析場面においてクライエントが心に浮かんでくるもの全てを自由に語ってもらうことによって無意識と意識の壁が緩められていくというような手法です。
精神分析では人格の基礎が乳幼児期に作られると考えられています。主にフロイドが治療した大人の神経症患者も元をたどると、皆、過去の幼少期に何らかの心理的な外傷体験をしているのか、あるいは自分でも気づかないところではそれに類似した強い幻想や空想体験を持っていると仮定しました。
これらが無意識から意識に上がると強い不安や葛藤を起こさせるので強力に無意識の世界に追いやっていくとフロイトは考えました。
こうしてその時に身につけていったそういった心理的な防衛的行動が続いてしまい、大人になって色々と問題となって現れると考えたのですね。
ここから心理的な不適応に悩む人の心の状態を改善させるひとつの方法は無意識に起こるその不安とか葛藤が何であるか、それが形成されたと推定される過去の記憶も含めて、その人自身がですね、自由に想像して言ったり考えたりしていくことはこれを自由連想的に話して、そのように自分を語る中で自分の中で探索して解決していけるように援助していくのですね。
現在の日本では主にフロイトとまったく同じではない形で、「精神分析的心理療法」として行われることが多いです。
3.まとめ
今回はそんなフロイトが提唱した人格理論や心理療法について知っていけるようなお話をしてきました。
フロイトは性のことに執着した人として話題にされることも多いのですが、意識・無意識といった概念など、現代の心理学にも大きな影響を与えた人物なんですね。
私自身も過去の記憶をさかのぼることで解決できたこともあり、全ての問題がそこにあるとも言い切れませんが、幼少期の体験は大人になっても何かしらの形となって現れているの実感してきた部分もあります。
きっとそのように原体験として感じてきた方も多いのではないでしょうか?
私達の心の全ては解明されていませんし、これからも心理学で心の研究が進めれて新たな発見をされていくことと思います。
今回は「フロイトの人格理論」◆フロイトの自由連想法とは?フロイトの心の構造論を解説◆についてお話しました。
なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったのならばうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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