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「面接法」◆HSPさんにもおススメです◎カウンセリングの座り方についてくわしく解説◆

こんにちは。

心理カウンセラーのじゅんさんです(^^)

いつも記事を読んでいただきありがとうございます。

今回は「面接法」◆カウンセリングの座り方についてくわしく解説◆についてお話しますね。

あなたは「カウンセリングの場面」を想像するときどのような雰囲気を想像されますか?

「お互いに向き合って話をするスタイルかな?」

「寝椅子に横になって話をしているような印象もある」

「少し、斜めに座るような感じなのかな?」

など、さまざまなイメージをお持ちではないでしょうか。

今回はカウンセリングの臨床現場でとられる、さまざまな面接法(座り方)についてお話します。

1.「面接法」とは?

◆面接法◆
「クライアントとカウンセラーが出会う状況を整えること」

面接法とは端的に言い表すと「クライアントとカウンセラーが出会う状況を整えること」なんです。

面接の状況においてカウンセラーはクライアントが話しやすいように座り方や距離感、または非言語的表現に注目して面接を進めていく必要があります。

例えば精神分析で行われるスタイルとしては、クライアントは寝椅子に寝た状態で自分の事を語ります。

その時カウンセラーはクライアントから見えない寝椅子の横に座ってクライアントの自由連想を妨げないように配慮するというようなスタイルで行ないます。

ただ、こういった精神分析などで行われるスタイル以外のカウンセリング方法では、現代ではクライアントとカウンセラー共に椅子に座って話を進めていくというスタイルがベーシックになっています。

2.「面接法の3つのスタイル」とは?

◆面接法の3つのスタイル◆
①「対面法」…二人向かい合って座るスタイル
②「直角法」…四角いテーブルのコーナーに座るようなスタイル(約90度)
③「平行法」…二人横に並んで座るスタイル

座り方は大きく「対面法」「直角法」「平行法」の三つに分類されます。

①「対面法」
対面法はクライアントとカウンセラーの二人は向かい合って座ります。

そのため視線のやり場に戸惑いやすいということもあり、真正面に向かって座ると緊張感が増すということがあります。

このことから臨床の場面では正面から少しずらして斜めに座って面接をしたりするということがあります。

②「直角法」
直角法では二人の座る位置は、四角いテーブルがあったとしたらテーブルの端のコーナーのところにお互い座るというような形です。

この直角法は視線を常に相手に合わせる必要がないため、とても話しやすい位置関係であると言えます。角度は約90度くらいになります。

そういったことから、臨床の場面でも多く用いられているということが多いようです。

③「平行法」
平行法ではクライアントとカウンセラーが二人横に並んで座るスタイルです。カウンター席で隣同士に座るような形です。

この状態であれば通常だとほとんどお互いが視線を合わせるということはないですが、バウムテストなどで、描画テストなどをしている時お互いに絵を眺めながら話を進めるときはとても効果的な座り方だと言えます。

二人の物理的距離はカウンセリングや心理療法という営みを考えると近すぎずも遠すぎずというような距離感が望ましいと言われます。

基本的には1~1.2m程度の距離が適切だと言われます。

この距離感は個人差がありますので、安心できる距離感をその都度検討して、心理療法の実施の際に座り方を変更したり、効果的な面接法を臨床に合わせていくことが大切です。

3.「非言語的表現」とは?

◆非言語的表現◆
「言葉によらない意思の伝達またはそういった関り」


非言語的表現というのは「言葉によらない意思の伝達またはそういった関り」のことを指す言葉です。

表情・視線・話し方の抑揚。身振り・手振り・姿勢などがこういったものに含まれます。

カウンセリングの場では言語的なコミュニケーション以外に、こういったお互いの非言語的なコミュニケーションの部分で表現をして、関り合っている部分がとてもお互いに大きな影響を与えています。

そのことから、面接法(座り方)に関してもコミュニケーションが取りやすい座り方・距離感を模索していきながらカウンセリングを進めることは大切です。

3.まとめ

今回はカウンセリングの臨床現場でとられる面接法(座り方)についてお話しました。

面接法とは「クライアントとカウンセラー二人の人間が出会う状況を整えること」です。

対面で話しずらいと感じたときは、カウンセラーにその旨を伝えてみてもよいかと思います。

座り方一つ少し変わるだけで、心理的距離感は変化しますので緊張感が解けてリラックス状態になれることもあります。

カウンセラー側も対面法だけが全てではないと、常に面接法についても配慮していくことを忘れないようにしたいですよね。

今回は「面接法」◆カウンセリングの座り方についてくわしく解説◆についてお話しました。

なにかあなたにとって一つでも参考になることがあったらとてもうれしいです。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)

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