新たな始まり

本日から, 一橋大学大学院経済学研究科博士後期課程所属の私にとって, 初めての授業並びに演習(ゼミナール)が始まった. 特段述べることはないように思われるのだが, いかんせん私がnoteに何かを書こうとしているような気分なので, それを遮ることはせず, 私の気のむくままに, 私について書かせてみようと思う.

1 東京古典学舎の「ギリシア語購読の基礎」

本日の午後3時から, 東京古典学舎の「ギリシア語講読の基礎」という授業が, zoomを用いたライブ授業の形態で, 開始された. 私は去年度に, 一橋大学で行われた, 古典ギリシア語の初級文法の授業に参加していたのだが, そこで指定された教科書(『ギリシア語入門 新装版』岩波書店. この教科書は, 通年で4単位の授業回数では, 一年で終わらないことで有名らしい)の, 半分強の範囲のみが, 非常に駆け足で扱われた事になる. したがって, 私はギリシア語の文法をちゃんと学習し終えるためにも, 東京古典学舎のこの授業を今年度, 取ろうと思ったのである. ちなみに, そこで教えてくれる先生は, 大学では古典ギリシア語の文法クラスと古典ラテン語の文法クラスを, 隔年で持つことになっているために, 今年度は大学にて古典ギリシア語の文法クラスを, その先生は持つことになっていないのである.

ところが問題発生である. 東京古典学舎のこの授業は, 先に述べた通りにzoomのライブ授業であるのにもかかわらず, 私はこの授業を大学のキャンパス内で受ける必要があったため, 声出しが可能な場所を探すことを求められた. ところが, 今日は初回であったために, その場所を探すことはできず, 声出しが憚られるような公共スペースで, 無言で授業を受けるしかなかったのである. 次回はそうならないようにするために, 大学内で, 声出し可能なオンライン授業受け入れ教室を探し当てることにする. やはり語学の授業において, その言語の音読ができないというのは, 致命的な欠陥であるように, 改めて思われたのだ.

2 演習...学生は私を含め5人になりそう

去年度に石倉雅男教授の急逝という悲しき出来事があった. その後を引き継いでくださった教授の行う演習(ゼミナール)に参加した. その教授は契約の都合上, 今年いっぱいで退職されることになっている. 従って, 去年度から指導している人を除いては, 新規の人を指導できないという境遇に, その教授は置かれていることになっている.

今年度は, 博士後期課程3年生が一人, 博士後期課程1年生が一人(この一人が私である)そして, 修士課程2年生が三人いる, というのが, 私の参加する演習の一つである. ちなみに, 私の博士後期課程の最低三年間を引き受けてくれる指導教官の演習は, 月曜日に行われるので, 近々行われる予定である. その教官は, 博士後期課程進学試験の面接において, ほとんど初めての顔合わせをした状態ではあるが, これから着々と, 信頼関係をさらに厚くしていきたいと思っている.

3 終わりに

この記事の「終わりに」という項目において, 私はなにを書こうとしているのか, 私にもいまいち判然としないのであるが, 項目が二つで終わるよりは三つで終わる方が良いだろうという, ほとんど独断なる直感によって, この項目は書かれている. いや, 私が書いている...まあ, 私がこの記事を書いているのだか, 私はこの記事を書くように仕向けられているのか, それは私にはわからないが, わからなくても良いのである. だって面白いんだもん★

以上でーす. 失礼しましたーー★


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