【ネタバレ】キャメロット後編の感想
去年の12月にキャメロット前編を見たときは本当にがっかりした。正直見る前から期待値はそんなに高くなかったよ?前後編じゃ尺足りないのはわかりきってたからね。その期待値を下回るがっかり感だった。
で、期待はしてなかったけど惰性みたいなもので後編も見てきた。特典ないのか、と思うくらいには関心なかった。(配布延期してたのね。)でも蓋を開けてみれば大満足な映画だったから感想残しておこうと思う。
全体的に説明は最低限にして戦闘にガン振りだった。アポのジークVSカルナとか7章のケツァルコアトルの宝具とか好きなら満足できると思うし、円卓それぞれにちゃんと見せ場がある。
ちゃんと説明したのはベディの逸話、獅子王の目的、オジマンのスタンスくらいかな?
ベディの逸話(というか罪)の下りはDEENの能登ベディが懐かしいなーって思いながら見てた。そんな感じの情景。どうでもいいけどベディの中の人ってけっこうコロコロ変わってるんだよね。
でオジマンの説得+マシュVSランスロット。ランスロット戦はマシュが感情的にボコるのが印象的だったし面白かった。盾で切りつけたりバッシュしたりだけじゃなく、投げたり蹴ってぶつけたりとかトリッキーでギャラハッドそんな戦い方なのかな。キャプテンアメリカ?オジマンはオジマンでトライヘルメスだして獅子王の目的解説してくれるしでお前がやるんかーい!ホームズはなかったことにされた。ギャラハッドの種明かしもベディから。まあアトラス院とか行ってる余裕ないし妥当。その後はダヴィンチちゃん拾って以降ずっとバトル。展開早いけど必要な説明はされてたしキャラ的にもストーリー的にも違和感はなかったかな。「お父さん」に困惑するランスロットもちゃんとやってた。
バトルシーンは行ったり来たりするからバトルごとにに書いていく。
まずトリスタンVSハサンs。トリスタン終始顔がいい。ほかキャラは演出的に崩してる部分があったけどこいつだけ全然顔が崩れなかった。糸目キャラが目開くの好き。トリスタンVSハサンはもともと毒!→反転で効きません!→イフリート!って大筋だし百貌リストラは仕方なかったと思う。ワイヤー付きダガーとか毒変わり身とか暗殺者っぽい攻め方もだけど、崩壊していく建物の中で足場の下から攻撃したりフェイルノートぽろろろーんで瓦礫蹴散らしたりと一番駆け引き感があるバトルだった。シャイタンってあんな感じなのね。
オジマンVS聖都。オジマンはアモンとの合体や翁にビビってる描写はカット。藤丸とニトの言葉に動かされる感じ。大神殿飛ぶのね・・・移動要塞と化した大神殿が大電球レーザーで聖都を焼くというロボットアニメもかくや、って規模感の戦闘?だった。最終的には宝具と称してそのまま聖槍にぶつけるというね。やることが派手だわ。ゲームだと圏外から攻撃しててんだっけ?だから映画だと対策用にモードレッドが射出されてきて大電球打ち止めになってた。
そのままモーさんVS三蔵ちゃん。聖都の門をオジマンが壊しちゃったから三蔵ちゃんはこっちへ。暴走でクラレント連打するモーさんに釈迦の救いをっていう描写はけっこう好き。釈迦如来掌は蓮の花を展開する謎宝具だったけどまあ釈迦の力を借りるって解釈なんでしょう。
ガウェイン。VS翁で見せられた幻想ではガレスちゃんを手に掛けてたけど6章Zeroだとガレスちゃんがリチャード1世の動きをとめてからのことなのよね。敵を倒すため、耐えられなくなった妹を救うためではあったけどやっぱり心残りがあったと。VSベディではアガートラム開放腹パンを無傷で耐えるゴリラっぷり。獅子王の騎士か騎士王の騎士か袂をわかった上で忠義の話とかでベディの決意とかの描写につなげたり、ガウェインが散ったとき急に夜になる描写好き。
ランスロットVSアグラヴェインはなんか別世界のバトル繰り広げてた。こいつらに感しては言語化が難しい。ケレン味とかアクが強いとかそういう感じ。この二人にはもはや問答すら不要。
VS獅子王。馬はいない。ロードキャメロットの描写好きだなー。空からのロンゴミに対して展開、令呪ブーストで3臨、ベディの言葉で決意が固まって聖槍要塞のてっぺんだった舞台がベディと騎士王の思い出を想起させるキャメロットに変わるの。エモエモすぎる。獅子王は切り込んだりせずに槍ビームブッパの王って感じの戦い方。でもやっぱりここはベディ。カリバーの返還あんな感じなのね。おもわずうるっときた。前編でがっかりした人にも救いはあったんだな・・・って感じた。
けっこう書いたな。まとめると戦闘シーンが大迫力で、現地サーヴァントそれぞれちゃんと見せ場があってシナリオもまあ不満はないレベル。なので前編でがっかりした人もそもそも見てない人も、6章やったなら見に行けば満足するんじゃないかなって感じ。