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ナナナナナナ
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木犀花(もくせいか) 隠世 /散らかる文 青紗蘭
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2024年11月18日 改訂
鼻を擽るのは君か。 秋を知らせる香木。木肌は木犀のようだが 実に可愛らしいオレンジ色をつける。
गणेश,『ガナ』群集、『イーシャ』長。गणपति,
注:橙色なれば亀仙流。教えは不滅哉。
紅葉の入りに、ふわりふわりと風に口説かれ色っぽさを薫りに忍ばせる。
カナタ(kanata)。Terra Australis Incognitaに並ぶ太平洋の二大巨頭。
あの鼻を擽る甘さは、妖艶さを感じさせる。 悪い意味では無い。 隠世と此処を往き来するような謎めいた魅力を感じる。甘さはある が気品がある。
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まるで、その様ないのちの姿をしたものが其処にいそうな気がする。
L.E.D. MIRAGE V3 :URATZ.
薫りに身を任せ揺蕩えば。 ふと隠世に招かれそうになる。 ふと薫り強まり手招きされる。 つい薫りの手招きにそっと手を合わし。 何者であるかなど愚問とばかりに、引き寄せたい。想い滾るままに情を交わしてまいそうだ。 明日の身も知れぬ、権力争いに翻弄されていたなら。疫病に怯えるしかないなら。 ならば、誘いに揺蕩うのも悪くない。
素破の耳。
薫りの成すままに互いのすべてを重ね。 互いを隅々までいきわたらせる。 虚しさすら哀しみすら蒸発させる。 その熱量、薫り、より色濃く。 二度とは逢えぬ。 いのちの逢瀬と共に知っている。 涙と共に初恋のような接吻をかわし。 薫りの誘いは、魔除けの花となり。 隠世から戻りし私の手に そっと添えられている。 そなたの名は木犀花。 よく知られる金木犀。