【パイオニア】8ニクソス緑単信心について
こんにちは。hashimoです。記事書くのはAC5でドベとったとき以来です。今回はパイオニアでいつも使ってる緑単信心についてかきます。今月はパイオニアでエリア予選が各地で開催されており、私は運よく予選を抜けることができました。本選は10月と結構先になるのでパイオニアの環境もなんらかかわるでしょうから、現状のデッキについては使いおさめということでシェアしたいと思います。
デッキ
Deck
4 Elvish Mystic
12 Forest
4 Llanowar Elves
4 Old-Growth Troll
4 Outcaster Trailblazer
4 Cavalier of Thorns
2 Ulvenwald Oddity
4 Storm the Festival
4 Leyline of the Guildpact
2 Oath of Nissa
2 Boseiju, Who Endures
2 Lair of the Hydra
4 Nykthos, Shrine to Nyx
4 Kiora, Behemoth Beckoner
4 Sylvan Scrying
Sideboard
3 Pick Your Poison
2 Pithing Needle
2 Arasta of the Endless Web
1 Emrakul, the Promised End
3 The Stone Brain
1 Skysovereign, Consul Flagship
2 Hard-Hitting Question
1 Cityscape Leveler
※アリーナにはニッサの誓いがないのでインポートしても失敗します。おれは絶対に許さない。
解説
8ニクソスってなんやねんとういことなんですが、ようするにイクサランへの侵攻の代わりに森の占術を採用して疑似的にニクソス8枚構築にしてるということです。名前は勝手につけました。
なんで森の占術なんですか?
最近の緑単はギルドパクトの力戦を採用して初手から膨大な信心をかせいでめちゃくちゃするというのが主流なのですが、この力戦というカードはニクソスがないと基本何もしません。そこで主流なデッキはニッサの誓いよりもよりニクソスを探しにいけるイクサランへの侵攻のほうが採用枚数が多くなってます。なのですが、私独自調査によると(?)、例えば初手にニクソスがなくてイクサランへの侵攻があり、2ターン目にイクサランへの侵攻をうってニクソスを引き当てる確率はだいたい34%程度らしいです。
どう思いますか?
私は結構低いなと思いました。力戦をおいた以上は確実にニクソスを引き込まないとただ手札減っただけの状態になり簡単に負けうるので、100%ニクソス引き込める森の占術を採用してる次第です。
どちらも良し悪しある
ニクソスを確実に引き込めるのは大きなメリットですが常に森の占術がイクサランへの侵攻に勝る、というわけではありません。たとえば自力でニクソスを引いた場合は森の占術はただの土地カードになるので、土地以外のパーマネントを探せるイクサランへの侵攻のほうが欲しくなる場面もあるでしょう。ただギルドパクトの力戦を前提にするならとにかくニクソスが欲しいので現状の構築では森の占術のほうが理にかなってませんかね、というのが私の結論です。
実はイクサランへの侵攻でニクソス引ける人が最強です
森の占術の採用についていろいろ申しましたが、実はイクサランへの侵攻でニクソスを引き込めるなら正直そっちほうが最強です(え)。なぜかとうと3ターン目のアクションに決定的な差が生まれる場合があるからです。
以下のような初手を想定します。
・森 2枚
・イクサランへの侵攻or 森の占術 1枚
・ギルドパクトの力戦1枚
あとはなんでもいいですがマナクリスタートできない場合を想定します。
1Tセットランドgo
2Tセットランドからイクサランへの侵攻or森の占術。
イクサランへの侵攻の場合もニクソスが引き込めたとします。
そして3T目。ニクソスをセットしてマナをひねります。何マナでますか?
・森の占術の場合→力戦の4信心のみなので4マナ
・イクサランへの侵攻の場合→力戦+イクサラン侵攻の5信心で5マナ
このマナでできること以下にまとめます。
◆4マナの場合
・トロールや荒野無頼団の先駆者など3マナ以下のカードをプレイ
・2枚目の力戦設置
・キオーラから土地アンタップして2マナ以下のカードをプレイ
◆5マナの場合
・4マナでできること全て
・茨の騎兵をプレイ
・荒野無頼団の先駆者2枚連打(2枚目はトロールでも可)
・キオーラからニクソスアッタップして収穫祭の襲撃をプレイ
は?バリュー違いすぎワロタ。イクサランへの侵攻でニクソスヒット最強です。ありがとうございました。
ニッサの誓いを使おう
上記の通り1信心の差でえぐい差がでるので森の占術を採用する場合は構築に注意が必要です。どうするかというとニッサの誓いを入れます。2ターン目は森の占術を打つターンなので3ターン目にニクソスから5マナひねるには1ターン目に1信心おくことがかなり重要になります。なのでマナクリ8枚に加えてニッサの誓いです。
・初手力戦セット
・1ターン目1信心
・2ターン目森の占術
・3ターン目ニクソスから5マナひねる
これでイクサランへの侵攻でニクソスをヒットさせた場合とのバリューの違いを埋めます。埋まると信じたい。
私はニッサの誓いを2枚採用してるのですがその代わり土地を減らしてます。普通の緑単は土地21枚なのですが20枚にしてます。上記の通り1ターン目に1信心おきたいことに加え、森の占術は完全に土地カードなので土地削っても大丈夫やろ、という考えです。体感ですが一応ちゃんと回ります。
森の占術のユーティリティ
ここからは完全に森の占術ポジトークですが森の占術はイクサランへの侵攻ではできない芸当がいくつかあります。
母聖樹サーチ
パイオニアはサイド後に減衰球とられたり真髄の針でキオーラとめられたり各種ミシュラが強かったりミラーでニクソス割りたいなど、母聖樹のバリューがかなりあります。森の占術は確定サーチなのでニクソスがすでにあるなら母聖樹を引っ張るのもいいと思います。
ミシュラサーチ
ハイドラの巣はよくフィニッシャーになりますし重要なクロックです。特にコントロール相手にはトロールなどで適当にライフ削った後、全体除去うたれて返しにミシュラで勝つ、といったパターンもよくあります。相手によって 適宜必要な土地サーチできる点も森の占術のいいところです。
2枚目のニクソスサーチ
緑単がソリティアしぐさ始めると重要になってくるのはニクソスを何回ひねれるかになります。収穫祭の襲撃からキオーラをめくるかニクソスをめくるかというのが一般的ですが、森の占術からニクソスサーチしそのままセットランドしてソリティアしぐさをサポートします。100マナだして勝ちましょう。
まとめ
いろいろ書きましたがようするにギルドパクトの力戦をつかうならニクソス絶対ひつようですよね森の占術どうでしょうか、というのが言いたかったことでした。イクサランへの侵攻もいいカードなのですが、初手に力戦2枚きて2ターン目に確定でニクソスサーチできるとマジで強いので個人的にはおすすめです。
パイオニアで緑単信心まわしてるひとのご意見も聞きたいですがぜひ森の占術もためしてほしいと思います。では。