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【一万円レガシー】紙束デッキメモ【詰め合わせ】


はじめに

こんにちは、HEAです。
某日、身内で「一万円でレガシーを遊ぶ会」が行われます。
全員レガシーは初プレイ。
数少ない知識で各々がデッキを持ち寄ることになりました。
今回はそんな中で大量に試作し、
組まれなかったデッキたちを紹介しようと思います。

デッキ紹介

ネオストーム

初めに考えたのは、「モダンで使えないカードを使いたい!」でした。
使いたいカードを探すため、
とりあえず『ドミナリア・リマスター』を見ていました。
するとあるカードが目に留まります。

《余韻》マン

《二重詠唱の魔導士》です。

私の好きな《余韻》が、
1マナ増えると2/2の生物が付いてくるというコスパ良しの生物。

モダンで使えなくて悔しい思いをしていたのでした。

そこでエターナル環境でしか使えない、
《海門の嵐呼び》、《新生化》とのコンボを思い出し、
組んでみることにしました。

とりあえずたたき台はヒストリックのデッキを真似させてもらうとして、
高額カードを抜き、レガシー的なカードを入れてみます。

ざっくり作ったのが上のリストです。

《稲妻》や《定業》が2枚ずつなのをどうにかした方が良さそうですね。

元々がオールインコンボなので、
下手に弄るとデッキが回らなくなりそうで、
弄るのが怖いというのがあります。

値段はかなり安く抑えられそうだったのですが、
対応力が低そうに見えてしまい、サンプルとして提出するに止めました。

白黒コントロール

価格が安ければフェッチランドとショックランドを使えるのでは?
というアイディアから作られたのがこの白黒コントロール。
黒のいいカードが思いつかなかったので、
とりあえず《暗黒の儀式》から、
《最後の望み、リリアナ》を1ターン目に出すことにしました。

後は白の最強除去《剣を鍬に》や、
私の大好きな打ち消し《マナの税収》《打ち砕く希望》などを入れて、
青がらみのコントロールっぽさを滲ませる構成になっています。

こちらは《暗黒の儀式》を活かせておらず、
「モダンじゃんね」となったのでお蔵入りに。

この日、この辺りからギアがかかり始め、
胡乱なデッキを乱立させていきます。

青単コントロール

こちらは《神秘の聖域》を使いたいということで、
シナジーのあるカードを突っ込んだコントロールデッキです。
改めてみるとせっかくのキャントリップカードが1枚も無いのは、
どうかしてるとしか思えませんね。

《剥奪》や《悲劇的教訓》、
《謎めいた命令》といった聖域をバウンス出来るインスタントで、
アドバンテージを稼いでいくコンセプト・・だったのです。

しかし、
《謎めいた命令》で聖域をバウンス→自ターンにセットランド
→《謎めいた命令》がデッキトップに→ドローできず次のターンへ・・。

という2ターンに一回しか使えない欠陥に気づき、
プレインズウォーカーの採用を検討したところで、
別のデッキを作り始めてしまいました。

このデッキはのちに別のデッキの雛型となります。

赤単タッチ緑ナジーラ

統率者で強いカードはレガシーでも強いはず!
《刃を咲かせる者、ナジーラ》着地までに、
とにかく1マナの戦士を展開するぞ!

・・という頭の悪いコンセプトがこのデッキ。

一瞬で作り一瞬で次のデッキに移りました。

《血に飢えた振起者》と《ゴブリンの激励者》が、
同型再版で入ってるのが好き。

グリクシス海賊

《霊気の薬瓶》が安いことに気づき、
「レガシーでしか成立しないような部族を作ろう!」
・・というのがこのデッキのコンセプト。

ロードがどうあがいても3マナなので、
1マナ域でどうにかマナ加速をして安定した動きをしたいところ。

2マナには「銀エラの海賊」こと《硬骨漢の船員》さんがいるので、
手札補充はなんとかなりそう。

《帆凧の掠め盗り》が、
インスタントタイミングでハンデス出来るのも楽しそうです。

しかし、除去などは3マナ域が多くかなり窮屈な印象。

《海賊船長》が品薄なこともあり、封印という形になりました。

かなり回してみたい。

4C戦士

前述のナジーラデッキがあんまりにもあんまりだったので、
ある程度ちゃんと作った戦士デッキ。

パワーのみ上がるロードの《刃の隊長》、
《金属ミミック》タイプの《茨森の模範》、
3マナの《カルガの戦導者》などロードは豊富です。

薬瓶の真骨頂はETB能力の誘発だと思うので、
そういったカード・・
特に除去できるカードを積んだ方がいいかなという印象。

《閑静な中庭》のおかげで青マナが使えるので、
ナジーラの効果を起動することが出来ます。

テイラータイタン

他フォーマットのデッキを安くレガシー化できないかシリーズ。

《精力の護符》が高すぎるので、似た効果の《操舵エンジン》を採用。

《ウルザの物語》も使えないので安定性はかなり下がっています。

《一つの指輪》が《ジョダーの写本》になっていたり、
《召喚士の契約》が《一族の信号》になっていたり、
かなり無茶苦茶なパッチの当て方をしています。

1万円以下に抑えて満足したのと、回せる気がしないのとでお蔵入りに。

構築物ビートダウン

レガ・・シー・・?

ほぼパイオニアだし、《霊気の薬瓶》が活かせているとも思えないし没に。

構築物ミッドレンジ

無色シリーズ第二弾。

《ウルザの作業場》があるので、
ウルザ土地を雑に並べるだけでもビッグマナが出るのでは?
・・というのが一応のコンセプト。

《生けるレガシー、カーン》に手札を増やしてもらうしかない構成、過剰に見えるマナクリーチャーなど突っ込みどころはたくさんあります。

《屑鉄場の再構成機》で
《歩行バリスタ》にアクセスできるのが救いでしょうか。

白単

モダンでやれシリーズ。

《帰寂からの帰還》でフェッチを戻せば、
ランパン以上のコストパフォーマンスでは???
・・という思いつきにより実現した新たな白単ランプ。

3ターン目に5マナの生物を叩きつけることを理想としています。

最も、3ターン目に5マナ出すには、
2ターンフェッチを置いてパスしなければいけないのですが・・。

レガシーの土地加速が思ったより相手頼りだったのでこのような結果に。

赤茶単リアニメイト

赤単で統率者デッキのカードを使いたいと思い作り始めたデッキです。

《第三の道のフェルドン》は墓地のアーティファクトのコピーを生成し、
死亡誘発が発生するので、
死んだときにトークンを残すアーティファクトを使おう!
・・というコンセプト。

《古き石の偶像》は12/12トランプルと恵体で、
残すトークンもパワーが下がるだけなのは強そうだなと思い採用。

毎ターン速攻で殴り、6/12が出るのはさすがに強いのでは?

釣り竿の数の割に埋める手段に乏しく、
墓地対策の気配が方々からし始めていたので、
別のデッキを作ることに。

4C騎士

どうしても部族を作りたくなって、
でも2マナのロードはあまりいなくて・・。

どうしてマーフォークはあんなに恵まれているんだろう?
・・と思いながら作ったリスト。

パイオニアです。

せめて《ファイレクシアの十字軍》くらい入れたらどうなんでしょうか。

いや、まぁあのカード今高めなんですけど。

おわりに

というわけで、「一万円でレガシーを遊ぶ会」の試作リスト達でした。
ほとんど2/23付近でワーッと作ったデッキたちです。

オリジナルで作ろうとすると、
どうしてもパイオニアでは・・?モダンでは・・?
というデッキになりがちで、知識の不足を痛感しました。

せっかくの広いカードプールなのに、
浅瀬でちゃぷちゃぷ遊んでるだけでしたね。

あと3つデッキがあるので、
会が終わったらまた使用感など記事にしたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
それではまた近いうちにお会いしましょう。

2024/03/15 HEA

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