駅名スポットめぐり〜堀切菖蒲園編〜
勝手に「駅名スポットめぐり」と呼称して、駅名になっているスポットを実際に訪れるお出かけ記の第2弾。今回は堀切菖蒲園駅です。
季節の花を見たかった
夏の訪れも感じさせる今日このごろ。ちょっと気晴らしに花とか見たいなと思いました。
で、どこ行こうかと考えた時、頭の中におぼろげながら浮かんできたんです。「堀切菖蒲園」の文字が。たしか花菖蒲ってこの時期が見頃だったんじゃないかな~なんて調べてみたら、たしかに5、6月が見頃のようです。そうと決まれば早速行ってみましょう。
京成線でGO
午前10時過ぎ、朝ラッシュも落ち着いた京成上野駅にやってきました。
乗り換えの便で言えばどう考えても日暮里から乗るのがベストなんですが、そこはほら、鉄ちゃんのサガってやつ?なんとなく始発の駅から乗りたいとかありませんか?
京成上野駅の窓口は外国人で混み合っていました。きっとスカイライナーで成田空港に行きたい人たちですね。
そんな窓口の行列を横目に改札を通過。ホームに降りて普通電車に乗り込みます。
京成上野から日暮里に向かう時、いつもやるのが「博物館動物園駅跡をさがせゲーム」です。トンネルを通っていると意外と気づかずにスルーしちゃうので、流れる車窓に目を凝らしてホームを探します。なんとなく壁が黄色く塗ってあったり、蛍光灯でぼんやり照らされているのでわかりますね。
数駅進んで、堀切菖蒲園駅に着きました。
路線図で見て以来いったいどんなところなんだろうと疑問に思い続けてきましたが、ついに答え合わせの時がやってきました。では駅名の由来である堀切菖蒲園駅に向かいましょう。
いざ花菖蒲
駅から菖蒲園までは歩いて10分ほど。時期だからか、そこかしこに立て看板があるので道に迷わずに済みます。
中に入るとさっそく花菖蒲たちがお出迎え。白や紫の花々の凛とした佇まいは心を落ち着けてくれますね。ちなみにこの時のわたしの脳内にはミリマス曲「瑠璃色金魚と花菖蒲」が再生されていました。確かに紬のイメージにぴったりな花だと思います。
無知で恐縮なのですが、風呂に入れる菖蒲と花菖蒲は別物なんですね。園の立て看板を見て知りました。花を見た時、こどもの日に合わせて毎年律儀に菖蒲湯を仕立てている実家のことを思い出してましたが、ものが違うとわかってその記憶は早々にアタマに戻しました。
ところで私はこれでもギリギリ20代なのですが、周りを見渡すと殆ど私の倍以上は生きているであろう諸先輩方しかいませんでした。私は庭園とか見に行くのも好きなのですが、どこもそんな感じなんですよね。こういう趣味の若人は他におらんのですか〜?笑
綺麗な花を眺めるのはとても気分が良いのですが、今日の気温は30℃に達するほどで、めちゃ暑い!雨で涼しかった昨日との気温差で身体がキツイと訴えてますが、ギリ20代の意地で乗り切ります。これぞ乗り切り菖蒲園…あー涼しくなってきたー(棒読み)
あ、ちゃんと水分補給して日陰で休んだりとかしてますのでご安心くださいね。
菖蒲園とは言うものの、紫陽花なども植えられています。こっちはこっちで綺麗ですよね。花菖蒲は花びらを大きく広げるようなスタイルですが、いっぽうのあじさいは何と言うかこう…繊細な花びらを淑やかに見せてくれるイメージなんですが、皆さんはどうご覧になりますか?
園内を一通り回ったところで駅に戻り、いったん区切りとします。もう少しゆっくりしてても良かったのですが、お昼時でお腹空いたのとやっぱり暑かったのとで屋内に退避したかったのでした。
エピローグ
はじめて訪れた堀切菖蒲園。もう少し早く来ればザ・満開な光景を見れたのかもしれませんが、少し時期をずらしたおかけか園内も落ち着いた雰囲気でゆっくり過ごせました。これで入園無料なんだからスゴイですよね。
さて駅名スポットめぐりと言いながら、ここまで石神井公園、堀切菖蒲園と2連続で公園に行っていて、これじゃあただの公園めぐりじゃないかと指摘を受けそうなので、次は何か違うタイプの場所に行ってみたいと思います。
というわけで今回はここまで。ご覧いただきありがとうございました。