練炭自殺未遂レポ(前編)
2024年4月某日
練炭自殺を図った。
結果、失敗に終わったのでこうしてタイピングしているのだが、俺の経験を知って何かを得られる人がもしかしたらいるかもしれないので投稿しようと思う。
※あまり多くの人に知られたくない内容を含むので有料にしてある。
※自殺を推奨するものではない。
経緯
死にたい理由はよくわからない。
虐待をされただとか、パワハラをされただとか、多額の借金があるだとか、そういった極端な環境の悪さはない。
家庭環境は良くはないけれど悪くもなかった。—と、思って生きてきた。
友人も多くはないけれど居なくもない。
小4から希死念慮(漠然と死にたい気持ち)を持ち、それは中1で自殺念慮(明確に自殺したい気持ち)に変わった。
行動力はあるので、環境を変えたり、知識や技術を高めたりする努力はしてきた方だと自覚している。
だが、何をしていても自殺念慮が消えるときはない。
もちろん、楽しいときや嬉しいとき、自殺念慮が頭の片隅に引っ込むときはある。そんなときでも、片隅には必ず居て、「死にたくない」「生きててよかった」「産まれてきてよかった」と思うことはない。
当時の環境
練炭を決行した当時は、自宅兼職場に俺と愛犬で暮らしていた。
フリーランスでサービス業、業務委託で事務やSNS運用など。
趣味で音楽イベントを主催することもあった。
経営は順調とは言えないものの、レビューを見る限り顧客満足度はかなり高く、どう売上につなげていくかを模索している最中だった。
練炭自殺を決行する数年前に、練炭と練炭コンロは既に購入していた。
「これでいつでも死ねる」と思えるのはすごく大きな安心感につながり、大切なお守りとして保管していた。
死生観
いつからか覚えていないが、自殺念慮を持ってから自然と「生と死」について調べるようになり、「自殺以外の死因で死にたくない」という死生観を持った。
死生観や遺伝などの理由から、子供を作りたくないので恋愛感情を持つ相手がいても交際はしなかった。
割り切った関係が気楽で、既婚者と遊ぶことが増えた。
結婚観については後日別のページに記載する。
https://note.com/preview/ne3d8c98b9367?prev_access_key=36aba275fe87a5ccf5335a2257ea5eb6
決行の決断
今思い返せば、中1から消えない自殺念慮が、独立によって消える期待を持っていたんだと思う。
経営者になり、学歴やコミュ力がないことによる酷い劣等感が薄まることで、自分自身の存在価値を感じられるかもしれないと期待していた。
実際、顧客からは感謝され、自己効力感を感じていた。仕事をしている最中は楽しかった。
しかし、独立したところで自殺念慮が消えることはなかった。
むしろ仕事のことが頭から離れず、プライベートは疎かになり、リラックスできる時間は睡眠薬でキマっている間くらいだった。
起きている間は常に仕事のことを考え、趣味や推し活を我慢した。
仕事の最中は顧客から感謝されて幸福感に満ち、仕事が終わると次の仕事への焦燥感に苛まれた。
何を食べても吐いた。
もともと食事も料理も好きなタイプなのに、美味しいはずのものに美味しいと感じなかった。
食べられなくはないので食べるが、数分後には吐き気に襲われ、トイレで舌ブラシをして全て吐いた。
趣味の音楽も、ただのノイズになった。
好きなはずの曲が不快で仕方なかった。
好きなはずのアーティストが嫌いになった。
そんな日々が半年以上続き、いずれ来る「自殺する日」をこれ以上「先延ばし」にする必要がないと思った。
「もう、いっかー。」そう思った途端、すぐに計画を始めた。
決行場所に困った。
車はない。
賠償金がかかるため自宅は却下。
集団自殺の募集ができるところもいくつか知っているが、死に他人を干渉させたくないため却下。
テントがいいと思った。
購入したもの
・練炭、練炭コンロ 1.5万円(計画前から保管していたもの)
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