タスクスイッチ、タスクシフト
体力強化の為に、ランニングシューズを買って、さっそく河川敷を走ってみた。今までウォーキングのみだったが、久しぶりに走ってみる。途中、大きな水たまりがあった。ランニングしている人達は、皆水たまりの前で止まってそろりと水しぶきをあげないように渡っている。僕はというと、このままジャンプで超えてやろうと勢いよく助走をつけて、地面を蹴った。想像のはるか下を行くジャンプ力。水たまりは、ギリ超えて左足を着地。続いて右足をついた時に、膝から崩れ落ちそうになる。なんとか転けるのは免れたが、何とも不甲斐ない。筋力も体力も想像以上に落ちているみたいだ。トレーニングを継続していこう。
訓練生と勉強をしていて、勉強することがあまりに多いことから、僕達はとんでもねぇ世界に足を踏み入れてしまいましたね。と言った。だが、次の瞬間自然と口から出た言葉は、
でも、全く後悔してないですけどね。
だった。あぁ、これが僕の本音なんだなと思った。そう、選んだ道は実に面白いのだ。
パイロットには、マルチタスクが求められると、どこかで聞いたことがある。だが、一度に複数のことをこなすことなんてできっこないし、するも必要ない。僕が定義するマルチタスクとは、一つ一つの作業をしているのだけれども、その精度が高く、短時間の内にこなしてしまう為に、あたかも同時にこなしてしまうかのように見えることである。
今日、DaiGoさんのニコニコ動画を見ていて、マルチタスクではなく、タスクシフト、タスクスイッチという言葉を使っていた。これだ!と思った。僕が定義していたのは、マルチタスクではなくタスクシフトのことだったんだと。
パイロットは、無線の周波数を切り替えて管制とやりとりをする。周波数を次から次へと切り替えるように、タスクも次から次へと切り替えていく。そして、一度切り替えたら、切り替えた先に集中する。そうすることで、パフォーマンスが高まる。
これからも、タスクシフトを常に意識しながらやっていこう。