ココロ
今日は、久しぶりにFDAフジドリームエアラインズが鹿児島に来ていた。写真は、撮れなかったが。またあのカラフルな色の機体が見られるのはとても嬉しい。空に一番映えるのは、フジドリームかもしれない。梅雨前線が居座っているが、これが抜ければまたあの景色が見える。もう少しだ。
お昼に教官が昼ご飯をご馳走してくれた。僕の担当教官ではないのだが、僕もご一緒させてもらった。教官の担当の訓練生には、側から見ていて、かなり厳しく指導されているなと感じる。ただし、今日のように厳しい中にも訓練の合間をぬって、お昼をご馳走される姿、訓練中はしないような、教官の私生活の話などをされて、コミニュケーションを取っている姿は、人として尊敬できる。
誠に勝手ながら、教官はどこか僕に似ているところがあるなと思う。失礼ながら、あまり口上手な方ではないのだが、それでもコミュニケーションを取ろうとしているのは、本当に見習うべきところである。
人には、生まれながらに持っているものがある。口上手な人を見て羨ましいと思うこともある。
ただし、最も大切なことは、元々持っている素質ではなく、会得した能力、あるいは会得しようとする姿勢である。
例えば、パイロットはどういう性格、素質の人が向いていますか?ということに対して、こういう人が向いてます。と答えるあれ、は好きではない。そこに当てはまらなければ、自分はパイロットに向いてないかと言えばそうではない。十人十色でいい。正解は自分で見つけていくものである。他人が決めるものではない。他人は、その人には絶対になれないのだから。
どういう性格が向いているか、という尺度ではなく、どういう姿勢で自分にないものを得ようとしているか、という尺度で判断すべきだと思う。
つまり、あることに自分が、向いているか向いていないか、なんて考えるより、気持ちが向いているか向いていないかだ。気持ちが向いていればそれで良い。
早く雨上がらないかなー。