武士
僕は、武士だねぇと言われることがあるのだが、武士ってなんなんだろうか。本物の武士にあったことがないので、分からない。宮本武蔵の五輪書でも読んでみようか。それと、あまり気安く武士やサムライという言葉を使うのは好きではない。言葉に重みがないからだ。
今日、NowVoiceで本田圭佑さんと五郎丸歩さんの対談を聴いていた。五郎丸さんのラグビーに対する姿勢を聞いて、あぁ僕と同じことを考えている人がいるんだ、と温かい気持ちになった。
ようは、ラグビーを通じて人格形成をすることこそが本質である。と。
その話を聞いて、本田さんは五郎丸さんに対して、武士ですね。と仰っていた。
僕の考えはこうだ。
人生の目的は、人格形成。パイロットは、僕にとって最高の人格形成の手段である。だから、パイロットになることは目的でもあり、手段でもある。従って、肩書きには拘るが、肩書きには囚われない。
パイロットになる、ことだけにフォーカスしていると、パイロットになった後は、心の置き場所を見失うのだ。
だから、子供達には、将来何になりたいか?よりも、どういう人間になりたいか?という点にフォーカスして教育をするべきなのだ。
本田さんが五郎丸さんを、武士と表現した理由が何となく分かった。
現代において武士とは、本質を追い求める人間の総称なのだ。
武士になろう。