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Personal Minimums

 巨大な西郷どんが仁王立ちしている。西郷公園は、閉まっていたので、塀の外から拝借。

 今日は、朝一からB'zからBIGプレゼント。なんと、youtubeで過去のLIVE映像を期間限定で一挙公開。粋なことをしてくれる。まずは、DVDを買えていなかったので、Whole lotta new world を休みの日に観てみよう。チケットが全然取れなくて、ようやく取れたのが、神戸のバックステージ席だったなぁ。稲葉さんの背中かっこよかったなぁ。松本さん、いつもと変わらずよく観客席にパフォーマンスしてくれたなぁ。

 さて、今日のフライトであるが、今日はTouch &Goの練習。またもや悔しさが残る内容だった。いつもは、復習ノートに反省点ばかりをまず書き並べるが、悔しい時に逆効果だと思って今日は、総括した後に良い点を書き並べた。前よりは、finalでのalineがあっていた。前より、周りのtrafficのことを考えながら無線を落ち着いて言えるようになったとか。

 パイロットの世界では、いや、どの世界もそうなのかもしれないが、Personal Minimums という認識がとても大事になる。簡単に言うと、自分はこれができますが、これはできません、という線引きを自分の中で引いていることだ。例えば、横風何ノット以上では、自分の技量には不安がありますので、その時の操縦は変わってもらいます。等。この線引きの認識がないことほど、危険なことはないのだ。

己を知り、己を超えていく。


その作業の連続だ。今日もそんなことがあった。自分の中でTouch &Go がうまくいかず、いっとき心の乱れが操縦に表れた。そんな時にTower からヘリコプターが近くにいるという情報が入ったのだが、どの方角か聞きそびれた。そこで、取るべき行動は、もう一度Towerに確認するか、教官に聞くということだ。確かこう言ってたよな?とその方角にヘリを探すものの見つからない。向こうはこちらを認識していた。

 操縦がおぼつかない時の無線対応は、自分のキャパを越えている。全部自分でやろうとせず、助けを借りながらタスクをこなしていくこともパイロットには必要なのだ。

これはできないと謙虚に認めることは悪いことではない。できないと限界を決めつけるのではなく、今はできないけど、次できるようになると行動すればよいのだ。だから、前より〜ができるようになった。と刻むことは大切なのだ。

小さなコップでは溢れる水も大きなコップでは溢れない。新しい大きなコップを見つけていこう。