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あたりまえは「有難い」

電車の到着が2〜3分遅れると謝りのアナウンスが入る。
家の蛇口を捻ると飲める水が出てくる。
物価が高くなっているとはいえ、スーパーやコンビニに行けば食べるものは手に入る。

日本でのあたりまえは、海外から見ると非常識なことが多いらしい。

私も少ない海外渡航経験から、日本でのあたりまえが素晴らしいことだと感じることが結構あった。
ただ、海外で関西弁のお姉様方の大きな話し声は聞きたくない。笑

とはいえ、日本語の表現はきめ細かく、海外では翻訳しようがないものも多いようである。
以前、英会話教室に通っていた時、外国人の講師の方に日本語の表現を英語で説明しようとしたが、伝えきれなかった事を体験したことがある。

日本人は、日本語だと短い言葉でイメージが湧く表現も、英語ではかなりの説明がないと外国人に伝える事は困難だと思う。それでも日本人が書いた昔の書物などが多くの外国人の方に読まれてもいるという。

また我々日本人も普段何気なく言葉にしている事も漢字の意味を知ると、改めて考え直すきっかけとなることが多い。
その言葉の一つに「有難い」がある。
会話の中でよく「ありがとう」と使うが、本来の意味は、有ることが難しい。感謝することが大切だという表現で使われている。

漢字を改めて見直すと、その文字に込められた本当の意味を知ることができる。
改めて日本語の表現を楽しんでいきたいものである。

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