【デート本】【マインド】会話は話題でするものではない。相談であり、意見交換という名の本音聞きであり、笑わせ合いなのだから。終わりなどない。(14/〇〇)

前回のTipsから一週間経過した。
私の怠慢である。申し訳なかった。この一週間で離れてしまった読者もいるだろう。
「ーーーー」で区切った範囲は、私の心情吐露である。
自分自身への贖罪でもある。ストイックなキミ達は読み飛ばしてもらって構わない。

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本書の執筆に先立っては、あらかじめ私が準備した50にも及ぶTipsが存在する。
非モテの私自身、デートの前に必ず目を通していたものだ。
その全てが意味をもって書かれたものであり、私にとって、デートの場で最大限のパフォーマンスを引き出すには、全てに目を通す必要があった。

本書は一冊の本として出版し、非モテ向けデート本の決定版となることを宿命付けられた作品である。何年かかっても、出版する。
恋愛において苦しんだ私自身の義務感によるものである。

正直、執筆作業を侮っていた。
本書を構成するTipsは、元々は私自身に向けたメモであった。
それら各Tipsの解説文を1,000文字近い文章で起こすだけでよいと思っていた。
各Tipsは私自身が腹落ちして書いたものであるし、言語化は簡単だと見くびっていた。

いざ執筆作業を始めると、想像よりもはるかに骨の折れる作業であることが判明した。
各Tipsを非モテ万人が納得し実践できる内容に落とし込もうとすると、ステップを刻んで噛み砕いて説明する必要があった。これまで私の中では意識する必要のなかったことも、言語化する必要があった。
デートにおける女性心理というものを深く論考し、読者が心底腹落ちできる論展開であることを最重要視する必要があるからだ。

まともな文章を書くこと、そして文章を組み合わせて理論体系を一冊の本にまとめ上げることは、とても骨の折れることである。

各Tipsを並べて見た時、突き詰めるとほとんど同じことを言っているというケースも存在する。そんな時、全く同じ話を繰り返しても意味がない。
近しい内容を説明するにしても、過去に書いた内容を全て把握した上で、適切に言及した上で理論補強を行っていく必要があるのだ。

かといって、別のTipsとしてまとめているのには理由がある。
同じことを、光の当て方を変えて何度も摂取・咀嚼しないと、人は変われないからだ。

筆者の苦労を並べてしまった。
すべては一週間以上の空白期間に対する情けない言い訳だと捉えてもらって構わない。
実際に本書を読んでデートを成功させ、自分の人生を変えようとしているキミ達に比べれば、私の苦労など楽なものだ。ゴールが見えている。

執筆する過程で確信したことがある。
本書は誰の手によっても言語化・体系化されなかった珠玉のメソッドであると同時に、現代社会に生きる悩める若者にとって指針となりうるバイブルとなるということだ。
女心は、あらゆる人の中に潜んでいる。男性中心社会におけるビジネスの場においても、最後に人を動かすのは女心だ。

本書では万人向けの安直な一般論に陥ることも徹底して拒否している。
ほんの少しのスパイスを加えるだけでモテるようになるファッション隠キャに向けた安直なアドバイスをまとめても非モテは救われない。

ターゲットは明確にキミ達=非モテである。
そしてキミ達=非モテの思考回路を理解した上で、隠キャ特有の「先回りして考えすぎて裏目に出る」事象を肯定している。

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さて、本題に入ろう。
ここまで筆者の自己満足に付き合ってくれてありがとう。

非モテからくる妄想に取り憑かれたキミ達にとって、
・考えすぎだよ
・もっと肩の力を抜いて
・共通の話題を見つけよう
・複数女性にアプローチすれば?
などといったアドバイスを送ることは、エネルギーと酸素の無駄遣いである。
やろうとしてできるならとっくにモテている。
上手くできない、やっても上手くいかないのには理由がある。

デートにおける失敗は、
・鼻毛が出ている
・会計で冷めさせた
・服がダサい
・退屈、話が長いと思われてしまった
といった、そこら中に仕掛けられた地雷を一つ踏むだけで引き起こされる。

一方でデートにおける成功とは、たった一つの要素によってもたらせれるものではない。抜群のイケメンであっても、圧倒的な金持ちであっても、それだけで押し切るのは難しい。
最初から好印象を抱かれた状態であれば失敗をしない無難な対応に終始していればいいが、それが許される男は驚くほど少ない。

以下に、一つの図を示そう。

デート運びについての考え方

上図は
・女性からの評価点
・デートにおける時間経過
という2軸で整理した、デート成功のためのグランドデザインである。

まず、デートの出発点においてA〜Cの3パターンがある。
世の中の多くの陽キャが説くアドバイスは、Aの成功戦略だ。無視しよう。

キミ達の大半は、BかCに該当するだろう。
本書では基本的にCのキミ達をターゲットとしているが、実はBで沼る男も数多い。

Bについて軽く説明する。
「モテなくなさそうなのに全然彼女ができない」という男が該当する。
スタート地点では合格ラインを超えているパターンもそれなりにあるだろう。
それゆえプライドが高い。自分を非モテと認められない分、割り切った戦略を取りづらい。プライドが邪魔をしやすい層でもある。

実はBに該当するオトコ達は、無難な立ち回りをしているだけで半々くらいで合否ラインを超えるのだが、いざ当落線上にいる緊張感は凄まじく、一番失敗をしやすい層でもある。また、運任せではなく確実に成功させようとしたら、Cのオトコ達と同じ戦略を取る必要が出てくる。
もしキミ達がどうでも良い子とは付き合えるけど、好きな子とは付き合えない、という状況に陥っているとしたら、自分は非モテであると思った方がいい。

モテとは、自分を誤魔化さずに鍛錬を積み、心技体揃った状態ではじめて得られる、マスターソードのようなものなのだ。

「モテる」とは、自分が狙った子を50%以上の確率で落とせる状態のことをいう。
該当しないなら、キミは非モテだ。

バンビーノ(筆者)

Cについて。
基本的に本書を読むキミ達は、全員Cだと思った方がいい。そのほうが建設的だ。
そしてデート成功に向けたデート運びの考え方、いわばグランドデザインを可視化したものが上図である。
上図で書いた内容は、過去のTipsですべて説明している。
筆者である私なりに、分かりやすく可視化したつもりだから、デートにおける実践で試しながら頑張って咀嚼してほしい。戦略なくして成功は得られない。

今回のTipsに入ろう。

会話は話題でするものではない。相談であり、意見交換という名の本音聞きであり、笑わせ合いなのだから。終わりなどない。

今回のTips

デートにおいてキミ達非モテが考えるべきこと。
それは、変動する「評価点」を、デート終了時に合否ラインの上に持っていくことだ。
話題はその出汁に過ぎない。
デートで話したい話題が事前に決まっていたとしても、文脈的に相応しくなければ話題にしない方がいい。

話題の考え方については、末尾に2つのTipsへのリンクをつける。今回のTipsはそれらを読んでいることが前提になってしまうから、必ず読み返して欲しい。

話題を選ぶ際には、以下のようなことを考えよう。
・中盤でこれから本音を引き出そうとしている時、その話題は題材として適切か?
・終盤に向けて盛り上げていく過程で、その話題は笑える要素をはらんでいるか?

ビジネスでも一緒だが、恋愛においてはことさら、目的と手段を混同してはいけない。

何度も言うよ!?デートはSASUKEだよ♡
完璧なお店&楽しい話題を提供するだけぢゃ、オンナゴコロは陥落しないのだぞぉ⭐︎

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