締切前に焦らないマンになる

2024.09.03

自分が思う「締切間に合わない問題」の最大の要因として、「めんどくさい」が挙げられる。

タスクが多すぎてやる気がでない

どうやって完成させていいかわからない

まだ時間があるし、なんとかなるでしょ! と言って、締切ギリギリまでダラダラ過ごす

まあ大体こんな感じで、締切前に焦るか、間に合わないことがわかって諦めるパターンが多い。

なら、このような場面(締切まで期間が、数日から数週間ぐらい空くタスク)に遭遇した時に、しっかり余裕を持って(心理的に安心できる、物理的に体を酷使しないで良い)タスクを終わらせるためには、どうすれば良いのか???

まずは、タスクのゴールと過程の整理が必要になる。

今から取り掛かるべきタスクの全容とゴールが見えなければ何も始められない。

例えるなら、マラソンの「コース」と「ゴール」がわからないで走り出すようなものだ。


タスクのゴール

タスクの完成(目標)は、どのような状態のものなのか。これを設定しなければ、一生タスクは終わらない。

クリエイティブにはここに大きな罠がある。それは、「明確な完成形態が誰にもわからない」というものだ。

ことデザインやアートのような明確な答えがないものには、完成という区切り = 締切、というふうに解釈されがちである。
しかし、それではなかなかスケジューリングがうまくいかない。
そこで、「とりあえず60点」をゴールにしておく。
この60点方式は、とりあえず最低限条件を満たしたものを作る方法だ。
この考え方で、まずは仮設ゴールを設定する。
いきなり100点(理想的完成形)を目指さない。
まずは、マラソンの中継ポイントをピン留めする。

タスクの過程

次に、タスクの全容・過程、つまり、「マラソンのコース」を把握する。
ゴールに向かうまでにどんなルートを辿ればいいのかチェックするように、タスクを完遂するためには、どのような手順で、どのような作用ペースで、どのようなツールを使えばいいのかを下調べする。
この全容を押さえることによって、作業中に道に迷うことを防ぐ。
一番やってしまう間違いは、一つのことを調べているうちに、どんどん違うことや違うツールを調べ出して、何が正しいのか訳が分からなくなり、路頭に迷うことである。
とにかくタスクをやり切るまでは、一旦最初に決めたコースに従って進める。



これを最初のうちにやることで、この先の作業がよりスムーズにできるようになると考える。

あとやることとしては、

  • ゴールと手順から逆算して、簡単なスケジュールを立てる(できれば、3日から一週間くらい余裕を持っておきたい)

  • 集中して作業に取り組む

  • 午前中の時間を有効的に使う

  • タスク終わりの時間を決めておく(◯時からはタスクをしない!!!)

要するに、見据えるゴールと辿るべき道順がしっかり理解できていれば、あとはこなすだけの作業に充てられるので、余計な時間と労力を使わないということだ。

スタートする前の準備を怠らないように心掛けていこうと思う、今日この頃であった。