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家族とカレーとわたしの距離感

※こちらは2021カレーの学校アドベントカレンダーの3日目の投稿です。


こんにちは。京都4期の小西秀和ともうします。
4期って‥‥いまから4年半も前のこと。
懐かしすぎる!!

あれから4年半、いまではすっかり「パパのカレーは嫌い」という発言が我が家で定着するようになった。
理由は簡単、ホールスパイスのジャリジャリというかゴロゴロという異物感が大っ嫌いだからだ。

スパイスカレーの手法を覚えたてのわたしは、ホールスパイスもいれまくった。
テンパリングなんかした日は最悪だった。
アサリの砂がちょっとあるだけでもアサリ嫌いになった子どもなんだから、ホールスパイスを受けいられるはずはなかった。

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また、歯科矯正をはじめた年頃の娘には、矯正器具に色つくやないかい! 問題も発生した。カレーの黄色はターメリックだ。
ホールもダメだし、ターメリックもダメ。そもそも辛いのもダメ。
エスニックな香りも受け付けない。
コリアンダーとクミンとパプリカくらいしか選択肢がない!

自然と、家族の食卓にカレーが登場することはなくなってきた。
その反面、わたしは自分のためだけにカレーをつくるようにもなったのだけど。

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最近、子どもがワサビやカラシの風味が好きになってきた。
いいぞ、いいぞ!
あなたは知らないけど、ワサビもカラシもスパイスなんだぞ~!
と、心のなかでほくそ笑む。

ミートソースパスタが好きな子どもたちには、ばれないようにコリアンダーとクミンパウダーをこっそり忍ばせる。
今日はクローブパウダーも少々。
気づいてないけど、これにもスパイス入ってるんだぞ~!
と、ささやかな抵抗を。

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そんなこんなの家族とカレーとわたしの距離感。
年に一度アドベントカレンダーで書かせていただいている。
この企画を毎年やってくださっている納富さんに感謝。

カレーの学校に出会ったカレー好きの皆さま、どうか子どもをカレー嫌いにしないでください!
この記事が反面教師になりますように!
そして、皆さま良きカレーラーフとクリスマスを!

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【おまけ】
京都在住のわたしがローテーションで食べているカレー3つをご紹介。

ビィヤント

いつも「カツカレー辛口大」を頼んでしまいます。
サラッと少し物足りないくらいの辛口ルーに、カツの甘さとターメリックライスの組み合わせが最高です!

篠田屋

いつも「皿盛りビフカツ大」を頼んでしまいます。
トロッとした出汁のきいたカレー風味の餡と、ビフカツと白ご飯の組み合わせであっという間に完食です!

つくもうどん

いつも「鶏卵カレーうどん+ライス」を頼んでしまいます。
いりこのパンチがある出汁でうどんを食べたあとは、ライスと天かすをぶちこんで二度おいしい!

他にも大好きなカレー屋さんがたくさんありますが、明日も食べたいなと思わせてくれるお店です。
好きなカレーでじぶんの傾向ってなんだか見えてきますよね。

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