きょうはなんのひ? (21/40)
『きょうはなんのひ?』という絵本がある。
「きょうはなんのひだか、しってるの?……しらなきゃかいだん三だんめ」と、謎のことばを残して小学校に登校するおんなのこ。
おかあさんはその謎をといていき、きょうはなんのひかわかるというストーリーだ。
なんと初版年月日が1979年8月10日で、わたしの生年月日とおなじ! ということが、さっきわかった。
だから、この絵本が家にあったかどうかは、わからない。
だけど、いちばん印象にのこっているこどもの頃にであった絵本だ。
さて、「きょうはなんのひ?」
きょうは、6月さいごの日。
そう、2019年のはんぶんの大晦日みたいな日だ。
いちねんのはんぶんだから、大晦日じゃなくて中晦日みたいなもんかもしれない。
そもそも、晦日ってどういう意味なんだろう??
そんなことを思いながら、いつもとかわらないにちようびを過ごした。
いままで中晦日みたいなことを思ったこともなかったし、まいとしすどおりしてきた。
だけど、そんな区切りもあるんだなと思うと、なんだかきょうもとくべつな日なのかもしれない‥‥みたいに思えたりしてくる。
いちねんのはんぶん、いちねんのおりかえし地点として、ことしをふりかえってみるのもわるくない。
ことしの後半戦についてかんがえてみるのもいいだろう。
そんなことをぼんやり思いながらネットで調べてみると、ことしのはんぶんはきょうじゃないことが判明する‥‥。
どうやら7月2日が、ちょうどその年のはんぶんの日らしい。
なんてこった、「きょうはいちねんのはんぶんのひ」と書こうと思っていたのに‥‥。
「きょうはなんのひ?」と聞かれたら、どうこたえたらいいだろう??
「いちねんのはんぶんをみつけたひ」ってことにしておこうかな。