冊 子 展 !!!!!!!!!! (25/40)
ギャラリーsensenci(静岡市)で開催される【冊子展】に出展します。
*8/4〜31 、土日の13〜17時のみオープン
きっかけは『17台のピアノと家族の物語』
ギャラリーオーナーの柴田彰さん(作文/企画)と作家の浅井郁さん(作文/装丁/デザイン)が制作された『17台のピアノと家族の物語Ⅱ』に寄稿させていただいたのがきっかけでもあります。
長女のなまえとパッヘルベルのカノンについて、作文しました。
それぞれのピアノには歴史があります それを取り巻く家族にも歴史があります そこから時代や景色が見えてきます 家族の愛も見えます 親が子供を愛する姿も十人十色です ピアノにはすごい力があります ピアノを語るこの物語はまだまだ続きます! (あとがきより)
きっと【冊子展】では『17台のピアノと家族の物語』も展示されているので、ぜひ手にとってご覧ください。
『大切ナモノハ眼ニ見エナイ』
【冊子展】には、2つの冊子を出展します。
ひとつが、『大切ナモノハ眼ニ見エナイ』というタイトルです。
この冊子は、2019年6月29日に堀川AC Labという書店のワークショップでつくりました。
この冊子には、白い紙がとじられているだけです。
冊子は読むもの、見えないと読めない‥‥だけではない、読み方ができればとおもってつくりました。
めをつむって本を読んだことありますか?
指で読む体験を、ぜひ、おたのしみください。
ちなみに黒の表紙には、黒のインクで、活版印刷しています。
リアル活字。
活字の海のなかから、さがして、みつけて‥‥
活版。
『TIME』
サン=テグジュペリは、こんな言葉をのこしています。
心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ (『星の王子さま』より)
余談ですが、娘たちの名前にも、目に見えない「香」「音」「仁」という漢字がはいっています。
鼻で、耳で、心で‥‥、目以外で感じとる見えないものは、たくさんあります。
そして、そのひとつに、時間があります。
もうひとつの冊子のタイトルは『TIME』です。
ところで、時間はどこで感じとるんでしょう?
そんな見えない時間を、見れたらいいなとおもってつくりました。
こぼれたインクが、しみこんでいくだけの冊子です。
いちまいずつ、ページをめくってみてください。
さいごのページ、なにを、おもいますか?
見えるとか、見えないとか、
【冊子展】に出展させていただいた2つの冊子には、「見えないをたのしむ」「見えないを見る」という2つのコンセプトがあります。
実際に手にとって、ページをめくって、触れて、見て、重み感じて‥‥見えるとか、見えないとか、だけではない冊子をたのしんでいただければうれしいです。
さいごに。
十人十色。
10の冊子を10人が手にしたら‥‥、100とおりの読み方があるでしょう。
わたしの、あたなの、いくつもの世界と、【冊子展】で出会えますように。
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