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古いSurface LaptopにLinux Mintを入れたら快適だった

2019年に購入したSurface Laptopを、Linuxマシンとして運用し始めました。
このPCは、当時自身が身を置く業界を変えたくてIT業界への転職を決めたときに購入したもので、思い入れがあります。

ただ、そんな思い入れとは裏腹に、OSやAPPの要求スペックが上がり続ける事についていけなくなり、ここ2年ほどはバックヤードにしまわれてしまっていたのでした。

第8世代のCPUと8GBメモリ


私の利用背景

  • プロダクトマネジメント業務

  • 移動先でのタスクに限定

PdM/PMとしての職務上、計画管理・文書・資料やイメージ作成が主となります。画像や動画編集など重たい事は行いません。
自宅での作業時にはデスクトップ機を使うので、開発タスクはそちらで行うと割り切っています。
クライアントとの打ち合わせや、その際に使う説明資料の調整や議事の記録など、割とちょっとした事をモバイルで行えれば良いというものでした。


OS変更前の状況

  • ブラウザとMiroを立ち上げているだけで、なんだか動作がもっさりしている

  • 他アプリを立ち上げると最早快適な動きはしなくなる


メモリもディスクも増設はできない

Surface Laptopはメモリやディスクはすべて基盤に直に取り付けられているため、換装はほぼできません。
せめてメモリだけでももう少し増やすことが叶えばよかったのですが、こればかりはハードの仕様であるため致し方ありません。


Linux MintにOSを変えてみて

とにかく軽い!
ここまで体感が軽くなるとは思っていませんでした。
余計なプロセスが走っていないだけで、こうも動作が軽くなるのかと驚いたのと、Linuxはなんだか使いにくいイメージがありましたが今の所まったくそんな事はありません。
(これは恐らくLinux MintがWinやMacになれたGUIユーザーに対してフレンドリーだからではある)

また、すでに数年の時間を経てバッテリーも弱ってきているはずです。
OSを換装する前は、フル充電から2時間もすればバッテリーが枯渇していました。
Linux Mintに入れ替えたあとしばらく電源ケーブルを外して作業をしていましたが、2時間経過時点でもまだ半分以上のバッテリー残存が確認できました。
走るプロセスの数が少ないと電力消費も少なくなるのかとちょっと感心してしまいました。
これなら、モバイルとしての用途はもうしばらく任せられそうです。


現在の利用APP

よく使うアプリ・サービス群です。

文書作成・・・GoogleDocs / Notion
カレンダー・・・Google Calender / Notion Calender
イメージ作成・・・Miro
計画管理・・・Jira
プレゼン資料作成・・・Google Slide
ブラウザ・・・Firefox

そもそもWeb APPで完結できるものがほとんどなので、ほとんど影響がありませんでした。
強いて言うなら、複数のGoogleアカウントのプロファイル切り替えがとっても便利な「Arc」がLinux版がないため使えない事ぐらいでしょうか。
Firefoxでもプロファイルでタブを分けられる機能がありますが、もっと良いプラクティスがあると思うので探したいと思います。
あとはNotionとMiroのデスクトップ版が何気に使いやすかったのですが、こちらもWeb版で使う、というぐらいです。


とりあえず数ヶ月使ってみよう

Macbook AirのM4が出たら、モバイル機はそれにしようと考えていましたが、今回のOS換装でちょっと考えが変わってきました。
15inchの画面はやっぱり魅力的ですが、用途でいくと十分本機で満たすことができそうです。
Linuxならではの便利アプリやプラクティスを探していくことも楽しみです。


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