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【マスターデュエル】イダテンに炎の剣士搭載が良さそうな件

イダテンを弄る中で、ふとエクスパラディンよりも炎の剣士ギミックの方がイダテンとの相性上優れていると思ったので、各種状況や仮構築案を整理したく思います。


基本情報

エクスパラディンギミック

省スペース

炎の剣士ギミック

厚みはあるがどのカードも強い

イダテン目線のエクスパラディン

いくつかメリデメがあると思います。

◎省スペース

メイン4枚、EX2枚。増援を入れてもメイン5枚です。こぢんまり。

◎1枚だけでイゾルデ成立

イダテン自体重ためなデッキなので、軽快にイゾルデ成立まで繋がるギミックは貴重です。これはイダテン目線と言うよりも、イゾルデギミックとして主流になっている戦士界全体でのメリットでしょう。

◎Gに止まることが出来る

イダテンは星5戦士が主体なこともあり、SSが生命線です。ゆえにGへの止まり所を作れないのですが、エクスパラディンの場合はチューンナイトSS→アーデクSSの2ドローで止まれます。めちゃくちゃ弱いとは言え、2ドローで止まれる地点を作れることはイダテン上明確なメリットです。

✕省スペースゆえの引き込み率の悪さ

増援を足しても4枚、デュランダルも状況によっては腐るため確実な初動とは言えないです。

星5戦士が主体なゆえに軽快に戦士を2体作れるエクスパラディンは重要度が高いのですが、それにアクセス出来る割合が5ドロー前提であれば42%程(4枚搭載/40枚デッキ)とアホ低い。

イダテンは戦士長+ジョーカーズ等、いくつか組み合わせ初動があるとは言え、安定した立ち回りを行う上では障壁と言えるでしょう。

✕イゾルデ成立後の仕事が無い

これは戦士長にも言えるのですが、序盤に作りたい盤面を組み上げた後の仕事がエクスパラディンも全然無いです。焔聖騎士ならばともかく、イダテンであれば戦士供給の効果は1回限り。単体打点が特に高い訳でも無く、半ば・終盤で素引きした場合にうれしいことが無いです。

✕星5戦士自体との繋がりが無い

一番のデメリットな気がします。エクスパラディンスタートで星5戦士を供給することが出来ないんですよね。供給出来ないゆえに戦士長やジョーカーズと組むことが必須です。

仮にエクスパラディンだけ通った場合、供給される物はイゾルデと0号、狂宴、ギアブレードだけ。先攻であればリトルナイトなり咎姫レイジングを作るなりの選択肢を検討出来ますが、後攻は0号が貧弱すぎてギアブレードを使ってもOTK出来る火力を作れず、狂宴も一旦は用途が無く腐ります。

ちなみに今回の投稿のメインテーマである炎の剣士についても、イゾルデ成立等の展開過程で自然と星5を供給出来ないかな、との着想がスタートではありました。

炎の剣士ギミックの革命

恩恵は理解しつつもエクスパラディンに不足も感じていた中で、炎の剣士ギミックに差し替えて調整をすると、いくつかのデメリットをきちんと解消してくれることに気付きました。メリット面も含めた比較で下記整理します。

省スペース

メイン9枚、EX1枚。その代わりスタートに寄与してくれるカードがサラマンドラ系を除く7枚と厚みは増しました。

正直、イダテンは様々なギミックをあれこれ搭載してスペースを譲り合う意義自体は薄目と思っており、戦士長とジョーカーズと言う重要カードたちが3枚ずつ搭載される状況であれば優秀なギミックにスペースを割いても良い認識です。今回のメイン9枚については後述するデッキ内容上特に圧迫要素にはなっていないので、厚くなったことのデメリットは無しとして勘定します。

1枚だけでイゾルデ成立

完全に1枚とはならず、剣域のコストになるモンスター1枚だけ必要になりました。準1枚の範疇とは思いますが、エクスパラディン比較上は劣化しました。

Gに止まることが出来る

剛炎を搭載すれば後続確保と一緒に2ドローで1個の妨害を作れます。

  • 闘炎NS、効果で剣域サーチ

  • 剣域発動、手札モンスターをコストにEXから炎の剣士SS(ここでG、1ドロー目)

  • 闘炎と炎の剣士で剛炎(2ドロー目)、闘炎効果でサラマンドラ墓地へ

  • サラマンドラ効果で鎖サーチ

剛炎+鎖で対象を取らない裏守備化の妨害と、剛炎が破壊された場合に闘炎を蘇生、炎斬剣サーチと後続確保が出来ます。後続確保はエクスパラディン側には無かった要素です。

省スペースゆえの引き込み率の悪さ

闘炎とそれをサーチ出来る炎斬剣で6枚、剣域も組み合わせの一部として運用が出来る点で、スタートに貢献出来るカードが7枚搭載される様になりました。増援も含めれば8枚なので、期待値上は5枚ドローの中で1枚は何かしらあるはず。

イゾルデ成立後の仕事が無い

この点は炎斬剣と剣域がめちゃくちゃ偉いです。

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●「闘気炎斬剣」を除く、「炎の剣士」のカード名が記されたカード1枚をデッキから手札に加える。
●自分の戦士族・炎属性モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
●自分フィールドの、「炎の剣士」またはそのカード名が記されたモンスターを
対象とする効果を相手が発動した時に発動できる。
その効果を無効にする。

闘気炎斬剣

永続魔法
(1):自分の戦士族・炎属性モンスターの召喚成功時に相手はカードの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、自分の手札・フィールド(表側表示)からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
EXデッキから「炎の剣士」1体を融合召喚扱いで特殊召喚する。
(3):1ターンに1度、モンスターの攻撃宣言時、
自分フィールドの戦士族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000ダウンし、
そのモンスター以外の自分フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1000アップする。

炎の剣域

炎斬剣はサーチ札に止まらず、攻撃宣言時のカード破壊で攻め潰しをサポート。剣域はアニメのデッキマスター能力でOTKを強烈にサポートします。これらを継続出来る闘炎も無論仕事があると言えそうです。

星5戦士自体との繋がりが無い

炎の剣士が星5戦士です。展開の中で自然と星5戦士を供給出来ます。

この結果、例えばジョーカーズとの組み合わせでスタートする場合、エクスパラディンでは出来なかった3体素材パラダイスマッシャーを狙える様になりました。

エクスパラディンの場合

  • エクスパラディンNS、効果でチューンナイト装備

  • チューンナイト効果でSS

  • エクスパラディンとチューンナイトでイゾルデSS、効果でカイキサーチ

  • イゾルデ効果でギアブレード墓地、0号SS

  • 0号とギアブレード効果、狂宴サーチとギアブレード回収

  • ジョーカーズ効果、ジャックス墓地へ送りSS

    • この段階で供給出来る星5はジョーカーズとジャックスの2体だけ

炎の剣士の場合

  • 闘炎NS、効果で剣域サーチ

  • ジョーカーズ効果、ジャックス墓地へ送りSS

  • 闘炎とジョーカーズでイゾルデSS、効果でカイキサーチ

  • イゾルデ効果、ギアブレード墓地、0号SS

  • 0号とギアブレード効果、狂宴サーチとギアブレード回収

  • 剣域発動、0号コストに炎の剣士SS

    • この時点で盤面炎の剣士、墓地ジョーカーズとジャックスと3体。狂宴で墓地の2体蘇生で盤面に星5が3体揃う

このデッキの肝であるパラダイスマッシャーに繋がるまでのハードルが相当下がりました。

その他のメリットたち

  • サラマンドラ+鎖で後ろにも妨害を組める様になった

  • サラマンドラ+炎の剣士でカイキの蘇生条件を作れたりする

  • サラマンドラがチューンナイト程素引きで困らない

    • 誰かしらに装備させれば鎖には行く

  • 星5戦士供給をEXに一部寄せられたので、ブースターやビッグバンの様な素引きで困るカードの撤廃に成功

    • 前にブログで書いたのにごめんよ

  • 戦士長の重要度が下がったので叫声を減らせる

  • 融合や狂宴も削れる。ただし1枚か2枚かは要検討

  • 星5戦士の比重をコンパクトに出来た結果、咎姫レイジングジーランギミックが採用圏になった

    • 前回ブログにしたためた物は光属性が多かったのでプレアデスやアンヘルに目が行きがちだった

比較まとめ

  • 省スペース

    • ドロー

  • 1枚だけでイゾルデ成立

    • エクスパラディン

  • Gに止まることが出来る

    • ドロー

  • 省スペースゆえの引き込み率の悪さ

    • 炎の剣士

  • イゾルデ成立後の仕事が無い

    • 炎の剣士

  • 星5戦士自体との繋がりが無い

    • 炎の剣士

3-1-2で炎の剣士の方が良さそうでは、と一旦結論します。

炎の剣士型イダテン構築

まだまだ調整中です。イダテン研究会無いかな。

まとめ

炎の剣士ギミック、めちゃくちゃ良いです。焔聖騎士以外にもイダテンで遊ぶことを推奨します。

関連資料

前回紹介したイダテン。今回紹介の方が安定感が高く、使用感も正直良いです。

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