ジョーと出会った日

その星は、闇に迷った旅人を導くー

ジョーブログと初めて会ったのは、2年前の秋、ジョーの2冊目の本、JOE DAYSの出版記念トークライブだった。

それまでユーチューバーには全く興味がなかったのに、YouTubeのおすすめに、たまたま表示された動画(※1)にハマってから、漁るように見続け、東京でトークライブがあることを知ると、本人に会いたくて、すぐにチケットを買った。

会場に居た客は30人くらいだった。

だけど、その客達はステージの上の若者に光を見ていた。それは、英雄のもとに才能が集まるように、この人の夢をなんとかして実現させたいという目だった。

その光景は、小さなライブハウス時代の矢沢永吉や、創業当時にミカン箱の上で会社の将来を社員に語った孫正義の逸話のように、伝説の始まりのように感じた。

ステージの上で彼は「1年以内に登録者数100万人を達成して武道館に立ちたい」と言った。

その言葉を聞いて思った。

世の中は、まだこの人の価値を知らない。登録者数100万人、武道館のステージに立つという彼の夢が実現するまで応援したい。

トークライブが終わり、二次会で初めて彼と話した。

初めての会話は

「大阪から来たんですか?」

「ヒッチで来ました(※2)」

「YouTube撮ってない時はバイトとかしてるんですか?」

「いや、してないですね」

そんな感じだったと思う。

ジョーは俺の右に座り、左には後にジョーのバンドのメンバーとなる、しのくん(※3)が座っていた。

当時のジョーは、既に南米縦断は達成していたが、登録者数はまだ14万人くらいだったから、今のような成功した超有名ユーチューバーという感じではなく、これから成功を目指す若者、という感じだった。

歳もちょうど10歳離れていたから、アメリカ横断の動画に出てくる佐藤さんのような目線で「このキラキラした若者を応援してあげたい」と思った。

その後も、東京でイベントがあるたびにジョーに会いに行った。

ジョーブログBARにも行った。

大阪だから現場には行けなかったけど、文化祭も支援した。

ジョーが初めてプロテストを受けた日は後楽園ホールの外でジョーが出てくるのを待っていた。

時が経つにつれ、ジョーにはEXILEのATSUSHIさんなどの有名人にも支持者が現れ、亀田1000万円の企画ではチャンスをものにし、1年が経った頃には、本当に登録者が100万人を突破しようとしていた。

同じ頃、ジョーはオンラインサロン、ジョーズクラブを始めた。

ジョーの周りに集まった仲間はジョーと同じように夢を持っていた。

その仲間は夢だけでなく、ときに痛みも共にできる仲間だった。

ジョーの作ったコミュニティによって、日本中に仲間ができた。

仲間はどんどん増えていった。

そしてジョーはこれまでで最大の挑戦をはじめた。

人生をかけた挑戦・・

批判の声が出て世の中がジョーを攻撃し、炎上しても、みんなジョーを応援した。

なぜなら・・

ジョーブログが「みんなの夢」だからだ。

なりたい自分・・・

なりたかった自分・・・

みんなジョーに自分を重ね合わせて、ジョーの夢を応援する。

登録者数138万人の成功したインフルエンサーとして、ジョーの言葉や生き方は、北極星のように輝く道しるべとなり、ジョーを目指す人の人生にまで影響を与えるようになっていた。

まだ、夢の途中・・

まだ、ジョーと夢の続きが見たい。

だからこれからも彼の夢を応援しようと思う。

おわり。

(※1) 最初に見た動画はインドの動画だったと思う。

(※2) 多分、ヒッチハイクで来ていたと思う。夜行バスかもしれないけど、まだ新幹線ではなかったと記憶している。

(※3) 腕のタトゥーと下北に住んでいる、ということだけ覚えていて、後にバンドメンバーになった時に、あの時の彼がしのくんだったと判明。






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