
伸びる会社の共通点 〜企業訪問で見えてきた3つのポイント〜
こんにちは。私はこれまで数多くの企業を訪問させていただく機会があり、その経験から「順調な会社」と「そうでない会社」の違いについて、興味深い発見がありました。
今回は私が実際に見て感じた、個人的な見解をお伝えしたいと思います。

1.挨拶で分かる会社の質
企業訪問で最初に気づくのが、自分と直接仕事で関係のない従業員の方との出会い頭での挨拶です。
順調に成長している会社では、直接の担当者でない方々からも、自然な挨拶が返ってきます。これは間違いなく、社員教育の成果が表れているところですね。
一方で、仕事で関係のない人には挨拶をしない会社もあります。この差は、実は大きな意味を持っているように感じます。
2.トイレから見える会社の姿勢
長時間の訪問となると、必ずトイレをお借りすることになります。その際に気づくのが、トイレの状態です。
きれいに掃除が行き届いている、芳香剤が適切に設置されている、中には季節の花が飾ってあったり...。このようなトイレを持つ会社は、例外なく順調な印象を受けます。
実は、「松下電器は物をつくる前に人をつくる会社である」と言い続けた松下幸之助さん、ホンダを創業された本田宗一郎さんも、トイレの清潔さの重要性について語っていたそうです。
3.整理整頓が表す業務品質
事務所の様子を見ると、資料の管理状態に大きな違いがあります。順調な会社では、書類がきちんとファイリングされ、棚にも整然と収められています。このような環境では、情報管理が行き届いているため、業務もスムーズに進むのだと思います。
逆に、資料が整理されていない状態では、必要な情報を探すだけでも無駄な時間と手間がかかってしまいます。これは作業効率を著しく下げるだけでなく、お客様の情報管理という点でもリスクがあります。
また、お客様からのお問い合わせへの対応スピードにも影響してくるでしょう。
最後に
これまでの訪問経験から、私が特に印象的に感じるのがこの3点です。実際、事務所に一歩足を踏み入れた時の第一印象で、かなりの部分が見えてきます。
従業員の方々の挨拶、職場の活気、会話の内容が前向きか、会社の愚痴になっていないか...。結局のところ、居心地の良い雰囲気がある会社、明るい会社というのは、自然と成長していくものなのだと実感しています。
今後の経営に役立てていただければ幸いです。
『孤独な経営者の伴走者』H.Creation エイチ・クリエイション
https://hcreation.vip/
