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DevRel としての活動を振り返る
2021年は、今までの Developer としてのキャリアに加えて、兼任という形で DevRel としてのキャリアを歩んだ挑戦の年でした。(2020年から行なっていましたが、本格的にやりだしたのは2021年から)
いろんな記事がありますが、エンジニアの経験に比べて DevRel の経験を書かれたものはあまりないので、自分なりに振り返りを書いてみようかと思います。
1. DevRel とは
説明するより上質な記事がインターネットにはたくさんあるので、そちらを読んでいただく方が早いかと思いますmm
こちらから引用すると
Developer Relations、通称DevRel(デブレル)とは、自社製品やサービスと開発者の良好な関係性を築くためのマーケティング・技術ブランディング手法のひとつだ。
この説明が一番しっくり来るかなと思います。
ただ会社によって名前や裁量が違ったりします。
例えば
- Developer Advocate
- Evangelist
- Architect
- Technical PR / Writer
といった役職名で、業務内容もかぶっていることが多い印象です。
2. 現在の DevRel 活動に関して
今の会社には Applications Engineer として採用されましたが、採用されたその月の面談で、上司に「DevRelあってそうだからやらない?」と持ちかけられたのがきっかけで兼任することになりました。
今思えば、日頃から Qiita や Zenn での技術的な記事発信や、モバイル向けのカンファレンスに個人で登壇しており、アウトプットを積極的に行っていたので、それを知っての推薦だったと思います。(憶測ですが笑)
弊社の DevRel は、会社全体というよりは1つ組織のための DevRel のため、一般的に DevRel とは少し業務内容のベクトルが違うかもしれません。
一般的に特定のAPIやソリューションがあり提供しているわけではなく、社内の技術的な話や知見を外部に公開するという意図が強いです。なので、PR や採用の側面が強いように感じます。
3. DevRel として取り組んだこと
兼任とはいえ、仕事として目標を立て、多くのことを行なってきました。
振り返りとしてざっとまとめてみました。
1月 スクリーニング、 スカウト活動
2月 スクリーニング
3月 オウンドメディア執筆×2、 技術記事×1
4月 オウンドメディア執筆×3、 技術記事×2
5月 オウンドメディア執筆×3、 技術記事×1
6月 オウンドメディア執筆×1、 技術記事×1
7月 オウンドメディア執筆×2、 技術記事×1、 技術書公開
8月 オウンドメディア執筆×2、 イベントスポンサー協賛
9月 オウンドメディア執筆×4、 イベントスポンサー協賛×2、 カンファレンス登壇、 パンフレット寄稿
10月 オウンドメディア執筆×3、 技術記事×2、 イベントスポンサー協賛
11月 オウンドメディア執筆×3、 技術記事×1、 イベントスポンサー協賛、 カンファレンス登壇
12月 オウンドメディア執筆×2、 技術記事×4
こうやってみるとすごい量の記事を書いているんだなと自分でもびっくりしています!笑 これは自分で書いた分のみで、DevRel として斡旋したメンバーに書いてもらったものを含めると、今年は多くのことを会社としてアウトプットできたような気がしています。
また、これは事実ベースで成果として上がっているものを掲載していますが、実際は以下のような業務も行なっていました。
- 社内グッズの検討会 (アンケートの実施、サンプル取り寄せ)
- 外部勉強会の相談 (技術書の話、他社との合同)
- 技術的な寄付の検討会 (アンケートの実施)
- 新しいインフォグラフィックの検討会 (自社の資料見直し、他社研究)
- キャリアサイトの更新 (メンテナンス)
- 次の技術書に向けての準備 (他部署の連携、執筆)
まだ、現在進行形のプロジェクトのため、あまり詳細は載せていませんが、Developer 以外の業務を、たくさんこなした1年だったなと改めて感じています。
4. 今後の DevRel 活動に関して
コロナが収まってきた?ことや自社としてオフライン化を進めているところもあるので、リアルイベントをやってみたいなという気持ちはあります。
また、先ほど記載した2021年には消化しきれなかったプロジェクトを完遂させたいですね!特にグッズや勉強会など、規模が大きく影響力のある仕事が控えているので、積極的に挑戦していきたいです。
5. キャリアに関して
今の会社にいる限りは Developer と DevRel の2軸で働いていこうかなと思っています。中途半端になりそうかな?ということはなく、どちらも全力でやります。
それはキャリアの可能性を広げておきたいというのもありますが、コーディングも好きですし、DevRel 活動も好きなので、好きなことをどっちもやれるなら続けようかなという感覚です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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