文体の舵を取れ 練習問題2 ジョゼ・サラマーゴのつもりで

## 前提

『文体の舵をとれ ル=グウィンの小説教室』(フィルムアート社)の練習問題の回答をここに書く。

制限時間は指定通り1問 30分。前回は便宜的に1段落は160~240文字、1Pは500~800文字として扱ったが、今回は原文で文字数が指定されているためそれに従う

## 練習問題2 ジョゼ・サラマーゴのつもりで

### レギュレーション

句読点なしで語りの文章を書く。(300~700字)段落など他の区切りも禁止。

### 回答

27分/507字

句読点なしでも理解しやすい題材を選ぶにあたってまず思いついたのは漢字を多めにすることでした何故かっていうと漢字はそれ自体が文意のまとまりを示すものだからですズルだと思われるかもしれませんが禁止されてないので大丈夫大丈夫ですよ現にほら理解しやすい文章になっていませんか文頭にあたる部分を漢字にするだけでも分かりやすいですね何しろ日本語では文末に使う文字の殆どがひらがなです日本語なら体言止めを使わず常にですます調にしていれば文末の判断に迷うことはまずありません私はこの練習問題を解くにあたって改めて日本語のありがたみを感じました英語でも同じような工夫はできるのかな文末も文頭もほぼ常に名詞形容詞代名詞ですしこれらがくっついてSとOとCの境界が紛らわしくて仕方ないように思えますけれど私が知らないだけで何か工夫ができるのかもしれませんね文舵の問題文をこのようにハックするのは中々楽しい試みでした待てよ中学校の古文の授業で変体仮名の文章読まされたときのことを思い出した活字の問題集では句読点を補完してくれてるけど原文では句読点がないから文と文の境界さえ判別できないんだよな思い出したら腹が立ってきた古文嫌い嫌い嫌い滅びろ

### 解説

これ解説いる?

17:45追記:いる。このレギュレーションだと逆接の「でも」や「しかし」が使いづらいことがわかった。

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