2024年の創作活動振り返り
2024年は初めて自分が作ったアート作品の展示に挑戦した年でした。2025年はアート活動もさらに加速させたい!ということで、昨年参加した展示の振り返りと、今後の展望なんかをざっくり書いてみます。
2024年の活動
展示内容
昨年は2月と7月の2回にわたって、ソーシャルアパートメント関連のイベントに出展する機会をいただきました。ソーシャルアパートメントというのはいわゆるシェアハウスみたいなものなのですが、これに関してはまた別の機会に書くことにします。とにかく、ここに住んでるとコミュニティイベントみたいなものにちょいちょい参加できます。
展示ではProcessingで作成したプログラムに自分が撮影した写真を再描画してもらう仕組みにチャレンジ。自分の“生”の視点とコンピューターの“デジタル”な解釈を掛け合わせた共創作品を作りたいな、という想いがありました。
展示方法
限られた費用と時間の中でデジタルアートをどのように展示すべきか試行錯誤しましたが、今回試したのはざっくり以下の通りです。
モニターにProcessingスケッチを投影:動く作品として見てもらいたかったので、ディスプレイでリアルタイムに描画を見せる形に。
スケッチのキャプチャをキャンバスやポスターにプリントして掲示:ディスプレイだけだと寂しかったのと、デジタルとアナログの対比をしてみるのも良いかなと思ったので、静止画もキャンバスに印刷して会場に飾りました。
元写真をプリントし、ディスプレイ直下に散りばめる:この写真からこんな風に再描画されるんだ、という流れを直感的に理解してもらいたかったのが狙いです。
全体的にちょっと原始的すぎるので、次はもっと上手いこと考えてデジタルで展示したいなーと思ってます。去年はNEORT++やMYAFなどにも足を運んでとても参考になったので、今年なんらかの形で自分の実践に落とし込めたら最高。
展示から得られた収穫
今までは撮った写真をSNSにアップして満足する程度でしたが、実際に展示をして鑑賞者から直に反応をもらうのは格別な体験でした。「こういうの好きです」「きれいですね」と言われるとモチベーション上がりますし、「これはどういう仕組み?」と聞かれて、自分の作品をきっかけに初対面の方と盛り上がれたのもとても新鮮でした。
また、実際に展示する際に抑えておくべきポイントを一通り知ることができたのも大きな収穫です。どんな媒体(デジタルor紙)で見せるか、運搬はどうか、額装はどうするか…など、いざやってみると出てくる細かい問題。昨年は五厘霧中で準備してバタバタすることが多かったですが、次からはもう少し段取り良く準備できそうです。
今後改善したいこと・挑戦したいこと
展示方法・媒体にもっとこだわる
去年は自分の作品を展示するというチャレンジは達成できたものの、展示の仕方の部分で妥協したところが多くありました。次回は必要なところはしっかりお金をかけて、100%納得のいくメディアアートを実現したいです。というか、"メディア"アートなのでここが一番こだわらないといけないポイントです。
より多様な機会に進出したい
昨年は主にソーシャルアパートメント関連のイベントで展示させてもらいましたが、次はアートギャラリーやカフェ、その他のアートイベントなど、今までとは異なるコミュニティに積極的に参加していきたいです。
AIを使った表現
話題になっている生成AIも気になるので、AIに自分の写真を学習させてランダムにビジュアルを生成してもらうとか、さらに発展させられればいいなと。
2025年はこの経験を糧に、より高度な表現、多様な機会に挑戦したいです。新しいツールやテクノロジーを積極的に取り入れながら、自分なりのアートをいろいろな人と共有できるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!