初めての一人旅でとりあえず40キロ歩いてみた話
こんにちは。響です。
久しぶりのnote投稿ですね!下書きだけがたまる日々からようやく解放されそうです。
今回のテーマは「初めての旅」です。自分が旅だと自覚した出来事が高校3年生の頃にあったので今日はそれを振り返ろうと思います。
1,そうだ、竹原に行こう
「そうだ、竹原にいこう。」こう思いついたのは高校を卒業し、大学に入る前の春休みのこと。卒業式を済ませ、無事受験に合格し、本当にやることが決まっていない春休みでした。不幸にも春休み中にインフルエンザにかかり、春休みの前半はほとんど寝込むと言うめちゃくちゃもったいない春休みを消化していました。
くたばっている様をストーリーに挙げていたようです
広島の高校生の卒業旅行の定番といえばユニバなんですけど、このインフルのおかげで春休みの卒業旅行の遊びの予定は大体キャンセル。復活した頃には県外に大学がある人は引越し準備で忙しかったり現地に行ったり予定が全く合わないなんとも寂しい春休みを過ごしていました。
予定がなくてつまらない…(なんならちょっと寂しい)
………。
「そうだ、竹原に行こう」
そう思い、旅の計画を立てていきます。
2,竹原に旅すると言うこと
竹原と聞いても、いまいちピンとこない人が多いとおもうんですけど僕が住んでいる呉市から竹原市と言うのは距離にして約44キロ、高校を卒業したばかりの男がフルマラソンくらいの距離を歩くとなると流石に未知の領域です。
Googlemapの写真、歩くと9時間くらいかかります。
「40キロ歩いたことないけれどまぁなんとかなるだろう」という超絶ポジティブな思考回路によりウッキウキで旅の準備を進めます。
3,旅路
さて、旅の計画から数日が経ち、いざ出発!9時間もかかるので朝の5時に家を出発しました。
3月なので辺りはまだ真っ暗
とにかく歩くということでガッツリ朝ごはんを食べるとお腹が痛くなるので、ささっとコンビニ買った朝ごはんを片手に歩き始めました。
①0~10km
最初はすごく順調、3月の春の暖かさが少しづつ感じられる陽気かつ少し涼しい天候で、朝のまだ人気の少ない市街地を歩いていきました。春の朝のウォーキングというのはこんなにも気持ちの良いものなのかといい気分になった記憶があります。
10km付近の仁方駅に到着、残り33kmくらい
②10~20km
仁方駅付近の10キロ付近を超えてしばらくしたら海が見えてきました。朝日とマッチして綺麗な事この上ない、ますますテンションが上がってきました。
だがしかしちょっと足に疲労が溜まってきました。まだ半分以下、道のりはまだ長いです。
出発地点から12キロ辺り、なげぇ
③20~30km
20キロを超えたあたりから、海から離れ、車の通りも少ない道になっていきました。
ちょうど真ん中あたり、だいぶ山道
疲労が溜まってきた足腰にはちょっとしてアップダウンのある道は大分つらかった。一白分の荷物は最初の頃は軽いと思っていたけどここにきてだんだん自分の体力を奪ってきているのが伝わってきました。
川尻は筆の町らしい、知らなかった
めちゃくちゃいい天気、そして人は誰もいない
ちょうど前半折り返し、ここもまぁ人いなさすぎた
④30~40km
いやーここが一番キツかった。1kmに一回は座り込んで休憩してました。足ガックガク、満身創痍とはこのことか…と思ったり。
残り12キロ地点、このまま電車に乗ってしまおうか…とまじで葛藤した。
そんなこんなで歩いてたらついに竹原市に突入しました!!!ゴールは竹原駅なのでまだゴールは先でした。
竹原市です。バイブスあがりますね。
⑤ついにゴール
ヘトヘトになりながら、
休憩を何度も重ねながら、
最後の10kmを乗り越え、
ついに…
竹原駅に到着しましたぁぁぁぁ!!!!!
⑥44kmを歩き終えて
この時感じた達成感はこれまで感じたことのない感情だったと思います。
高校受験とか、大学受験とか、あくまで誰かが設定した想像の範疇で結果を出すことになっていた自分に、自分でスタートもゴールを決めて、自分で舵を取る楽しさを旅は教えてくれたように感じます。
だから旅は楽しい。だから僕はこれからも旅をします。
これで僕の旅の話は終わり!44km歩いたことがこのnoteはメインなので、竹原観光記は僕のインスタのアーカイブに載ってるので是非見てね!
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