初投稿のボカロ曲がこんなんで悪かったな。「楽園(笑)」作り方

序文


 急な思い付きでボカロ曲を初投稿することになりました。初投稿の感想は下の編集後記に書いたので良ければお読みください。
 タイトルでは、木村わいPさんの「初投稿のボカロ曲なんてこんなんでいいよ」をもじってみました。
 作曲開始1か月なうえに、他の趣味にもかなり時間を割いていたので(苦しい言い訳)、木村さんの30mくらい下を低空飛行する曲になってしまいました。しかし、自分で言うのもなんですがギリギリ聞けるレベルの曲になったと思います。
 ツールはUTAUとBANDLABを用いました。BANDLABはいつも通りに使えましたが、UTAUにはかなり苦戦しました。詳細は編集後記に書きます。
 私より下手な人は地球上に1万人くらいしかいないとは思いますが、DTM1日目の人は手本として、中上級者は反面教師としてご活用ください。

お願い


 この記事を読まれた方にお願いがあります。もし、歌詞やメロディー、コード等により適当なものがあれば各SNS等で教えていただけませんか。徒手空拳で片手間の素人なので、自曲の是非や改善方法に自分で気づくことが難しいのです。また、作曲過程では自分の曲を最低10回は聞くので、単純接触効果が生じて客観的な評価が難しくなります。自分が何を理解していて何を理解していないのかわからない状態で進めているので、なかなか作品の質が向上しません。頂いたコメントには可能な限り反応いたしますのでよろしくお願いします。




歌詞編


 猫とタコで韻を踏みました。
 猫と犬という対照的な存在をイコールにすることで混沌を表現しました。
 犬と鵺は「ぬ」つながりです。
 「世界グルグル」は擬音語を使いたかっただけです。
 「大変だ」と「楽園だ」は、利用規約に引っ掛からずに混沌を表現するた  めに用いました。

にゃにゃにゃ
猫は犬で犬は猫
蛸は鵺で鵺は蛸
世界ぐるぐる大変だ
世界混ぜ混ぜ楽園だ

曲編



ボーカル


 重音テトに歌ってもらいます。歌詞も曲もアレなので、デフォルト音源だと聞くに堪えない曲になるでしょう。テトは公式ホームページから無料でダウンロードできます。
 クオンタイズは32分音符で各音の長さは16分音符です。
 テンポは180bpmです。敢えて早くして歌詞及び曲の拙さを誤魔化します。
 ドミソを中心に極めて無難なメロディーに仕上げたつもりです。

1小節


ド(c4)ミ(e4)ソ(g4)休符

2~5小節


休符ド(c5)ド(c5)ソ(g4)ミ(e4)
ソ(g4)ソ(g4)ミ(e4)ド(c4)
ミ(e4)ド(c4)ド(c4)ミ(e4)ソ(g4)休符休符

6~9小節


休符ラ(a4)ラ(a4)ソ(g4)ミ(e4)
ソ(g4)ソ(g4)ミ(e4)ド(c4)
ミ(e4)ド(c4)ド(c4)ミ(e4)ソ(g4)休符休符

10~13小節


休符ド(c5)ド(c5)シ(c5)ド(c5)
ソ(g4)ミ(e4)ソ(e4)ミ(e4)
ソ(g4)ソ(g4)レ(d5)レ(b5)ミ(e5)休符

14~17小節


休符ファ(f5)ファ(f5)ミ(e5)ファ(f5)
レ(d5)ド(c5)シ(b4)レ(d5)
ド(c5)ド(c5)レ(d5)レ(d5)ド(c5)ド(c5)



コード


 フルートで弾きます。フルートで弾く理由はありません。気まぐれです。
 コード理論はわからないので無難な王道進行を多用します。
 

1小節


ド(c4)ミ(e4)ソ(g5)

2小節以降


C4の音階の王道進行をひたすら繰り返します。

ドラム


 最初の小節は「にゃにゃにゃ」に合わせて3回叩きます。
 次以降は適当なパーツを1小節に3回叩きます。

バス


 62p-bassでドミソを繰り返します。もう考えるのは疲れたので次回作で改善することにします。






編集後記


 慣れない作業故に普段以上に滅茶苦茶な後記になりましたがご了承ください。
 自分でも訳が分からない曲になってしまいました。ボーカルを先に用意したことが原因かと思われます。UTAUは仕様が特殊なので、他のDTMと同じ感覚で作ると何かしらズレます。
 次回はコードとドラムを先に用意したうえでメロディーを作り、歌詞は後からつけます。

作詞編


 急に意味不明なボカロ曲を作りたくなったので即興で書き下ろしました。
 歌詞を先に思いついて、曲は作りながら考えました。
 利用規約に引っ掛からない無難な歌詞を考えるのが難しかったです。大喜利のノリで作詞すると利用規約に引っ掛かる恐れが強かったです。そのため、自分の獣レベルを3段階くらい下げて作詞しました。

作曲編


 作曲を始めてから1か月程度の素人なので、冷笑されたとしても失うものはありません。故にこのような曲を表に出すことができました。
 ボーカルが付いたことで、着信音よりも音の高低の調整が難しくなりました。
 作曲過程で何回も聞き直したため、単純接触効果が生じて作品の是非を判断しづらかったです。
 同じフレーズをテトの声で何回も聞いたせいで頭がトリップしそうになりました。
 即興で書いた拙い歌詞をテトに何回も歌わせると良心と羞恥心が特大ダメージを受けることがわかりました。ペルソナで例えると「効果抜群」の後に「クリティカル3連発」を受ける感じです。慣れた方は恥ずかしくないのでしょうか。新宿のど真ん中に書いても良いくらい歌詞を製錬させれば恥ずかしくなくなるのかもしれませんね。他人に見せたくなるような歌詞を書けるようになりたいと心底思います。
 完璧にも6割にも程遠い曲ですが、「初代試作着信音」から約1か月しか経っていないことを考慮するとそれなりに成長したと思います。自分で褒めないと誰も褒めてくれないのですが。
 UTAUはiPhoneのDTMとは違って全音をマウスで手動入力する必要があります。他のエディターとは違って休符もあるので打ち込むのが大変でした。
 作業量が他エディターよりも多いため、当分はUTAUで長い曲は作れませんが、20小節以内の短いボカロ曲を大量に作って練習します。
 慣れてきたらiPhoneのボーカロイドアプリ(本体約6千円で各音声約2千5百円)を買います。
 打ち込み自体は「試作着信音」に歌詞をつけただけなのであまり苦痛ではなかったです。
 慣れたら「試作着信音」並みのペースで作れるようになる気がするので、量産が可能になったら短いボカロ曲を(ほぼ)毎日投稿します。




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