Junのヘイジー日記vol.4”セカンドアルバム解説三曲目〜The City〜
レコードプレーヤーが初めて自分の部屋にやって来たのは中学生の時でした。
知り合いから頂いた物で古い型のものでしたがとても嬉しくて、すぐにレコードを聴きたいと思い、親父のレコード棚を漁りにいきました。
どのレコードを聴いたら分からずパラパラと棚から引っ張り出しながら眺めていました。初めて面と向かってみるCDよりもずっと大きいジャケット。
古めかしかったり、少し怖かったり、妙に色っぽかったり、なんだかナルニア王国物語の例のクローゼットの奥を覗いたようでした。
Cの欄からジャケットに惹かれてコソッと自室に持って帰ったのがこのレコードでした。初めて聴いた日から今まで一度も古臭いと思った事の無い稀有なレコードの1枚です。古いものだとは分かりますが、すごくモダンなんですよね。
前置きが長くなってしまいましたが、解説を書いていきます。まず、イントロのギターはこの曲の頭のフレーズを元にしました。このギターのサウンドメイキングがすごく好きです。
それから全体の雰囲気(特にアコギの感じ)はジャマイカにルーツを持つ米のカリプソシンガーHarry Belfaintedのこの曲でした。Chuck Berryも演っていてそれも素晴らしいです。
最後に、間奏の部分は僕の最愛のバンドBloodthirsty Butchersのこの曲です。1分27秒あたりから始まるブリッジをお借りいたしました。
このバンドについては書きたいことがありすぎるので、また機会があればじっくりと話したいです。
でわ、また次回お楽しみに〜。