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#00896B/2025.02.18
見事に体調を崩した。なんとなくわかってはいた。自分が動けなくなる前兆が、歳を重ねるにつれわかるようになってきている。
だから、思い切って休みを取って、たっぷり寝た。実際、仕事ができないほどではなかったけれど。
目を覚ましたら、たまごっちが死んでいた。
緑色のキラキラ光る液晶の中で、n回目の星に還ってしまった。
やっぱりもう、顔が思い出せない。
しばらくして携帯をのぞいたら、[かなしいおしらせ]という通知で、それだけで笑っちゃって、ついすぐ開いてしまった。この私が。
内容はただ、異動でこっちに来ていた幼馴染の先輩が、地元に帰ることになったよという報告だったんだけれど、なんか、誘われたから、会いたくなっちゃった。
小さい頃から、いつも私のことを笑かしてくれるこの人が、とてもだいすきだ。
消える前に綴る取り留めのない正論とエゴは、日付が変わる前にどうにかしておきたい。
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