距離短縮VS.距離延長、中山で買うなら~ダート~
今回は同じテーマでダートについて。データは先週までの中山ダート5年間分だ。さっそく。
やっぱり基本的には同距離、スライド組が優勢。芝とは違い、延長と短縮は確率で拮抗。ただ、回収値はやはり短縮……。
延長組の距離別内訳。目立つのは2400、2500m。そりゃそうだ。ダートの長距離はほとんど延長だから。
短縮はどうだ。2400mで短縮が頑張っているのは気になりつつも、とにかくレースが少ないから取り上げにくい。取り上げるなら、ここも短縮か。
で確率では下回るものの、回収値がいい1200mに注目。種牡馬別成績。ヘニーヒューズは半端ない。サウスヴィグラスの次はやっぱりこの馬。単複回収値369、130、頼りになる。また、芝では苦戦だったキンカメ系はロードカナロアの成績がいい。またステイゴールド一族からはオルフェーヴルもランクイン。どちらも単勝回収値は100を超える。
はい、これが中山ダ1200m全体の種牡馬別成績。ヘニーヒューズはこのコース、短縮ではねる。もう短縮しか買わないぞと。ロードカナロアは短縮で上昇する。これは明らかに芝とは違う傾向。
クラス別でみると、3勝クラス以上でとにかくいい。とくに3勝クラスは回収値をみると、明らかに人気薄が激走。中山ダ1200mの3勝クラスは荒れるイメージしかないので、ここは勘所をつかみたい。
では前走どんなコースで走っていた馬がいいのか。ズバリ1400m。好走はすべて1400m。大きな短縮は効かず、ちょっと目先を変えるぐらいの馬がいい。
ちなみに前走1400m組の位置取り別成績がこれ。先行&中団が確率もよく、ついでに穴もあける。一石二鳥。狙うならここだ。
土曜中山11R初風Sからアイアムハヤスギル(1400、中団)、ゴッドバンブルビー(ヘニーヒューズ産駒)どちらも道悪巧者。馬場悪化は歓迎。後者は追い込み一手で狙いにくいところだが、ダートの道悪は先行馬が強いとは限らない。中山ダ1200mの3勝クラスは直線での逆転も多い。だから荒れる。
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