フィリーズレビューへの挑戦状

ろ過フィルター馬券術が少し有効な結果を生みはじめた。何層ものセグメントで区切り、純粋なデータを割り出す作戦だが、問題はどんなフィルターを使用するか。使うフィルターによってデータの見え方はまるで異なる。純粋なデータを作り出すためのフィルターとはなにか。

桜花賞最終トライアルでろ過フィルター馬券術もトライアルしたい。

同世代同士の一戦は、純粋なデータを取り出しやすい。年齢は必要なく、前走距離、着差、位置取りの3つのフィルターを通す。データは過去10回分を使用するが、実は平場などサンプル数が多いものほど、純粋なデータを取りやすい。ここも課題だ。

前走1200m【0-0-0-33】1頭も好走がいないデータは×評価。この時点で⓵②⑥⑨⑬⑱の6頭が除外される。

前走1400m【4-3-4-54】これを前走着差別成績にかける。

前走1400mを勝った馬は悪くないが、勝ちきれない。勝利したのは17年カラクレナイ1頭。0.5以内負けた馬から好走馬が出る。特にいい0.0負けは該当なし。0.1~0.5以内は複勝率20%を切るので、△。〇は③エルカスティージョのみ。位置取り別は先行か後方が〇、逃げ・中団は複勝率20%を切るので、△。③エルカスティージョは距離・着差・位置取りで〇〇〇。

前走1600m【7-6-6-52】阪神JFも含め最有力ゾーン。

勝った馬は1400mを勝った馬よりも好走確率が高いものの、これも該当なし。負けた場合の着差は、0.3~1.9差が複勝率20%以上の〇。不思議と0.0差【0-0-0-2】、0.1~0.2差【0-0-0-5】で惜敗組はよくない。勝ち抜き戦のクラシック、僅差で勝てないとダメージは大きい。エイシンヒテンはクイーンC0.2差でここに触れる。基本、1頭も好走がないデータは△ではなく×とする。

⑤⑧⑩⑫⑭⑯が〇。

次は位置取り別成績。中団・後方だと複勝率は20%を切る。ここは△、〇は逃げ・先行。上記の〇のうち、位置取りが逃げ・先行だった馬は⑤⑧⑩⑫⑭が残り、人気のオパールムーンは△。ただ、好走馬はいるのであくまで△。

こうして馬柱に〇△×を該当箇所につけていく。

〇〇〇は③⑤⑧⑩⑫⑭、〇〇△が⑯。

7頭がデータのフィルターにかけて残った。ここからは正直、自身の感性の世界。

前走マイル戦組かつ前走1勝クラスだと【2-1-1-3】でこれを狙いたいが、今年は不在。GⅠ【2-3-3-17】かGⅢ【1-2-1-18】の選択は正直難問。1400mであれば実績最上位のヨカヨカが凡走する場面は想像しにくい。

◎⑧ヨカヨカから〇③エルカスティージョ、ここから⑤⑩⑫⑭⑯へ。これがろ過フィルター馬券術のテスト。

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