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ゲーム「Ghost of Tsushima Director's Cut」感想

 とんでもなく話題になっているGhost of Tsushima(ゴーストオブツシマ)。名前だけは知っていましたが、いつかはプレイしたいな~と思っていた本作。PSNに加入していたのでせっかくなのでプレイしてみるか!と気軽に始めたらドハマりしたという感想になります。これは絶賛されてる理由がわかる!本当に面白い!

ジャンル:オープンワールドアクションアドベンチャー
プレイ時間:101時間(本編68時間、壱岐編+探索30時間、冥人奇譚3時間)
媒体:PS5(PSN)


■ Director's Cutとは

 ゴーストオブツシマは最初にPS4として発売されており、グラフィックの向上と本編ストーリーの修正、追加ストーリー・壱岐編とPSN加入者向けのマルチオンラインゲームである冥人奇譚が追加されたものがDirector's Cut版となります。通常版を購入していた方はアップグレード版を購入するとプレイできるそうです。


■ あらすじ

 公式から引用します。

文永(十三世紀後半)、コトゥン・ハーン率いるモンゴル帝国(大元)の大軍勢が、日本侵攻の足掛かりとして対馬に上陸した。島を防衛する対馬の武士団は、初めて見る元軍の兵略によって初戦で壊滅したが――、境井 仁(さかい じん)という名の一人の武士が、かろうじて生き延びていた。
仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意し、元軍に戦いを挑むのだった。

Ghost of Tsushima Director's Cut

簡単に言うと元寇の話です。対馬で元朝(モンゴル帝国)の蒙古兵(モンゴル兵)を、武士である酒井仁がまるで暗殺者のような戦いで反撃していく話。


■ Ghost of Tsushimaとは

 Ghost of Tsushima、直訳すれば「ツシマのゴースト」です。私は本当に何も知らなかったので、「対馬にいるゴーストを倒す話なのか?」と思い込んでいたのですが、全然違いました。上記で説明した通り、元寇の話でした。
本作では日本語版でプレイするとタイトルにある「ゴースト」が何なのかわかりません。なにせ日本語では別の名前で語られるからです。その名は「冥人(くろうど)」。作中では「冥府から蘇った人」として「冥人」と呼称されます。つまり本作は本来の日本語版のタイトルだと「対馬の冥人」となります。カッコよさ優先で英語の名前にしたのかな。
ちなみに、本作を開発したSucker Punch Productionsのサイトでは英語で下記のように書かれています。

Become the Ghost.
~中略~
You must move beyond your samurai traditions to forge a new way of fighting—the way of the Ghost—as you wage an unconventional war for the freedom of Japan.
(以下、Google翻訳)
日本の自由のために型破りな戦​​争を繰り広げるには、サムライの伝統を超えて、ゴーストの道という新しい戦い方を編み出さなければならない。

Ghost of Tsushima

そして先ほど引用したPS公式ページのあらすじがこちら。

仁は、冥府から蘇った者「冥人(くろうど)」として、侍の道に反した戦い方に手を染めることになっても対馬の民を守ろうと決意し、元軍に戦いを挑むのだった。

Ghost of Tsushima Director's Cut

やはり「ゴースト」=「冥人」のようです。


■ 作りこみが素晴らしい

 本作は歴史の本当と嘘の織り交ぜ方が本当に素晴らしい! 元寇で対馬が襲撃されたのは本当。蒙古兵が島民を虐殺していったのも本当。蒙古兵を撃退したのも本当。ただしその撃退方法は歴史の補完と言う名のフィクションに溢れています。テーマを元にしたストーリーがうまく落とし込めている。

 さらに昔の日本語の読み方の「それらしさ」が本当に素晴らしい。たとえば「金田城」は私は普通に「かねだ(かねた)じょう」と読んでしまうのですが、本作では「かねたのき」と読みます。調べてみると本当にそう呼ばれているようで、それ以外にも様々な言葉がうまく使われています。特に、前述した「ゴースト」を「冥人」と訳したところなんて名訳だと思います。作中で出てくる「昔の人の言葉のそれらしさ」がちゃんと違和感なく受け入れられる。これは本当にすごいことだと思うんですよ!なにせ、本作は日本の会社が作ったのではないので! それなのにこの違和感の無さ、リスペクトっぷり、作りこみ、フィクションとしての落とし込み方。本当に素晴らしいと思います。

また、本作は日本の話なおかげか、日本語でのリップシンクをします。とはいえ、そこまで感動を覚えなかったかな。リップシンクって難しいんですかね。ここがバチっと決まっていれば「本物の人が映ってる映画を見てるみたい!」とはしゃいでいたかもしれません。



■ 映像設定

 初手の明度設定では「何かが見えるように設定しろ」ではなく、「何かが見えないように暗くしろ」だったのが面白いかったです。闇に生きることになる冥人の話だからこういう形にしているのかな。

そして映像モード! 通常バージョンもありますが、面白いのが黒澤モード。著名な邦画監督である黒澤監督をリスペクトした白黒モードになっています。私は白黒よりカラーが良かったので通常にしましたが、昔の映画のように楽しみたい方は黒澤モードで楽しめます。

もちろんこれらの設定はいつでも変更可能。


■ 美麗なグラフィック

 そんなこだわりの映像がこちら。こちらが実際にプレイできる画面です。

こちらはムービーのキャプチャです。

本当に綺麗なんですよ……!! 綺麗で周りを見回しちゃうから、意味もなく探索しちゃうし、意味もなく写真を撮っちゃうんですよ!!
画像で伝わらない方はこちらの公式トレーラーをどうぞ。本当に綺麗なんですよね~!ぜひ体感してほしい!

ただ注意点として、グラフィックは本当に綺麗なのですが、本作の世界観は「蒙古兵が対馬を占拠して虐殺している」状態です。綺麗なんですよ?なんですけどね? 島民が殺された姿が吊るされていたり、焼死体がいっぱいあったり、拷問されたと思われる姿があったり、普通の死体があったりします。こういうのが苦手な方はやめた方がいいかも。内臓とかは出ない系なので、それが大丈夫であれば平気かもしれません。まあ、ホラーゲームではないので、死体が動いてきたりはしません。


■ 基本システム

 タイトル画面がこちら。結構簡素です。でも大好き。ストーリーをクリアすると「こういう意図なのかな」と思いを馳せることができます。

ボタン配置

 自由に好き勝手設定を変えられる形ではありませんが、左右反転とかよく見る設定はあります。私は初期設定のままプレイしました。

難易度設定

 難易度は「易しい」「普通」「難しい」「万死」。私は普通モードでクリアしました。「普通」でも結構難しかったです。難しいのですが、本作はたとえ死んでも直前からやり直せます。それも何度も。ゲームオーバーが無いんですね!そしてデスペナルティも無い。かなり便利~!
そして難易度もいつでも変更可能です。難しかったら変えられる。

難易度以外にも便利機能がたくさんあるので、そちらで自分なりの難易度調整をすることができます。易しくすることも、逆に難しくすることもできそうです。 この難易度設定自体はあくまで敵が強さと、HP回復に必要なポイント量が変わるってくらい。
ゲーム設定以外にも補助設定にも戦闘を手助けする機能があります。私は使いませんでしたが、役立ちそうな設定がいくつかありました。

セーブ

 本作はオートセーブ対応です。オートセーブしている時は画面左上に「保存中」と出るので結構わかりやすく、自分でこまめにセーブする必要はありません。
難易度の際に「死んでもデスペナルティはない」と言いましたが、デメリットはあります。オートセーブ対応なため敵にやられてしまっても直前から何度でもやり直せる……つまり、敵にやられてしまう「少し」前の状態からやり直したいと思っても、自ら残したセーブデータが存在しない限り無理なんです。なにせオートセーブなもので。 なので直前の体力が低い状態だったら体力が低いまま強制的に再チャレンジとなります。私はすべてをごり押しで通してしまったため特に気にしてませんでしたが、大事な場面では手動セーブが重要かもしれません。

サウンド

 サウンド設定もいつでも変えられます。選択できるモードは「ホームシアター」「ブックシェルフスピーカー」「テレビスピーカー」「サウンドバー」「ナイトモード」「ヘッドホン」です。
私は「ヘッドホン」モードですべて楽しみましたが、ヘッドホンを外してサウンドバーか何かで3Dオーディオを楽しむのも良さそう。音響機器さえ整っていれば、まるで映画の中を探索しているような感覚になれそうです。

補助機能

 絶対やった方がいい機能、「字幕表示」と「字幕のキャラクター名表示」! 聞き馴染みのない、どういう漢字をあてるのかわからない単語がいくつか出てきますし、「この声誰だっけ?」になるのを防ぐため名前を表示していました。たまにですが、蒙古兵の言葉も載せてくれる時があります。こんなこと言ってるんだ~。便利!
他にも便利機能がいくつかあります。

カメラモード

 私は使いませんでしたが(この機能を紹介するために初めて触りました)、最近のゲームではほぼ必須になってるカメラモード。色々設定できそうです。


■ 探索

 対馬を探索し、様々な場所へ赴きます。これが本当に楽しんだよな~!
探索すると体力や気力が上がったり、装備を貰えたり、ご褒美が色々あります。移動することに退屈しません。

移動手段

 移動は徒歩か馬です。どちらもダッシュモードがあり、徒歩のみダッシュし続けると疲れて息切れします。ずっと走れるわけではない。
少し歩くと色々なものが見つかるので、それが本当に楽しく、前半はずっと徒歩で歩き回っていました。

あとは地図上からファストトラベルできるので(便利だけど、この年代の移動手段が限られている対馬でなぜ瞬間移動ができるのかは不明)、移動時間を短縮することができます。

地図

 地図は水墨画のような形です。カッコいい!

稲荷の祠

 狐を見つけ、誘われるままついていくと祠がある場所を教えてくれます。狐が本当に可愛い!!

神社

 作中で「神社への道は蒙古兵が壊した」と噂されているのですが、道が壊された神社への参道をどうにか登ると、詣でることができます。

温泉

 秘湯に浸かることができます。その時に主人公が何かを思いながら一言コメントする、という流れ。二択のうち一択のコメントしか聞けないので、プレイヤーは必ず選択しなかった片方が聴けないという謎の鬼畜仕様になっております。なんでだよ。全部聴かせろよ。

ストーリー中の選択肢

 ストーリーやサブストーリー中で、相手へどういった反応を返すか選択肢で決めることができます。全部が全部選択肢ではありません。たまに出てくる程度。これらを選択したことによって展開が大きく変わるわけではありませんが、自分なりの仁らしさを表現する会話を選ぶ形になります。でももう片方の選択肢会話も聞きたいな~。

和歌

 テーマに沿って目に見えるものを参考にしながら歌を詠みあげます。詠みあげるとそのテーマの装具が貰えるという形。たまに選んでない句が詠みあげられるということがあったので、若干バグがあるのかもしれない。

鍛錬

 指定されたボタンを押して竹を切る鍛錬です。このミニゲーム、かなり好きでした。三打、五打、七打の順でボタン早押しゲームをさせてくれます。

かがり火

 敵に占拠されているかがり火を取り戻し、火を灯します。火を灯すことによって島民が「蒙古を屈してない人がいる」と認識して元気になるという理論。

収集

 他にもいくつか探索・収集要素があり、それらをどの程度回収したかはメニュー画面から確認することができます。

誘導

 ストーリーや収集・探索でどこに行くべきかわからない場合がありますよね。なんと本作では、ストーリー・収集・探索場所の誘導もしてくれます。 その誘導方法はなんと「風」! 風の吹く方向に向かう! こんなカッコいい道案内システム初めて!
収集・探索の場合は「未発見の収集・探索先へ案内する」みたいな補助システムです。これは育成をすると選択できるようになってます。私はすべてをクリアした後に解放し、色々見て回りました。攻略サイトなんか頼らずともゲーム中で誘導してくれる。うーん、便利。

また、地図上でいきなり黄色い鳥が舞い降りることがあります。そして鳥に導かれていくと収集アイテムや新たな探索場所や特別な場所なことが。世界観に沿った道案内システムがとても素晴らしかったです。

蒙古兵の拠点

 ただ楽しいだけのフィールド探索ではなく、蒙古兵の拠点を襲撃したり、奪われた拠点を奪い返したりします。フィールド探索中も蒙古兵が闊歩しており、完全に安全な地ではありません。それも面白かったな!

壱岐編:弓の修練

 追加コンテンツである壱岐編では弓の早打ちができます。これが難しくて本当に面白かったな~!7秒以内にすべて射るとコンプリートなため、何度もやってかなり時間を費やしました。

壱岐編:霊地

 壱岐編では狐の祠代わりに動物が謎に集まっている霊地という場所があります。大抵その場所は蒙古兵に占拠されているので蒙古を討ち倒し、その場にいる様々な動物たちに笛の音を聞かせてあげるとご褒美が貰える、という形になります。まさか笛の音のミニゲームがイライラ棒だとは思いませんでした。

壱岐編:その他

 他にも試合や謎解きや壱岐編の探索要素もいっぱいあります。追加コンテンツのくせに充実っぷりがすごい。

二周目

 二周目で強くてニューゲームはできるっぽいですが難易度も上がるようです。全部に+マークがついていました。


■ 戦闘システム

 大きく分けて、通常の戦闘と闇討ち(暗殺)があります。

通常戦闘

 堂々と武士らしく戦う方法。敵兵にはいくつか種類が存在し、剣兵・槍兵・盾兵・重兵ごとに有利な型があります。が、戦闘時は色んな種類の敵が大量にいますし、前述した以外の種類も存在します。その状態でいちいち変えるのは面倒くさく、適当に選んだ型で近距離武器を投げながら突進していくスタイルを採用していました(近距離武器は武士らしいのかという問題は横に置いていく)。これもこれで楽しい。

一騎打ち

 敵に見つかる前に一騎打ちを仕掛けられます。居合抜きで敵を倒すのですが、相手のフェイントに引っかかると体力がかなり削られてしまうのでドキドキの戦術です。一騎打ちを仕掛けた場所が背の高い草や周囲が見え辛い環境の場合、相手のタイミングがわからないので無防備に斬られてしまう。そのため、見通しの良い場所で戦うことが前提となります。
また、装備を整えていれば一気に五人倒すことができるのでうまくいけばかなり便利な戦法です。

近距離攻撃

 近距離用の投擲武器攻撃。めちゃくちゃ便利です。大好きすぎる。くないを投げて牽制したり、とりもち弾やてっぽうで周囲の敵を巻き込んだり、煙玉で逃げたり闇討ちしたりしていました。

遠距離攻撃

 こっちもだーい好き!最初は弓が苦手だったのですが、強化していくと本当に強くなっていって大好きになりました。遠距離からヘッドショットをして敵をチマチマと削って行くのが楽しくて!右往左往して警戒を強める敵を隠れながら倒していくのが面白かったです。あと混乱毒を仕込んで敵同士で戦わせたり。楽しかったな~!

闇討ち

 こっちもだーい好き!相手に気づかれずに倒す手法を闇討ちと言います。暗殺術のようなものです。拠点をすべて闇討ちで倒した時の楽しさはなんとも言えません。

暗殺術に必須なのが敵の所在地を知ること。主人公は耳を澄ませると敵の様子がわかります。この技を駆使して闇討ちするのが楽しかったな~!


■ 装備

 基本的に何かパラメータが変化する装備は護符と鎧、あとは自身の武器だけです。それ以外はただのオシャレ用装備。

これらは素材を持っていくと強化することができます。強化した装備アイテムの強いこと!


■ ストーリー

 メインストーリーである「仁之道」、サブストーリーである「浮世草」、装備を貰える「伝承」、追加コンテンツである「壱岐之譚」があります。これらはいくつもストーリーが存在しますが、1つ1つの話はそこまで長くなく、サクッと進められる形です。一部のメインで城攻めやボス戦がある場合はちょっと長くなる程度。


■ Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚

 PSN加入者限定でプレイできます。ゲームの基本的な動きは本編と同様でしたが、マルチオンラインゲームなため育成システム面が大きく異なっていました。

一応ソロでもプレイできるコンテンツはあるのですが、ソロ用に調整されてないので敵の数も多いです。素直に協力プレイした方がいいのかも。


■ 若干の欠点、コントローラーの摩耗

 唯一ダメなポイントを挙げるとしたらこれ。しかし、これは私のプレイスタイルがいけないような気がしています。
主人公を移動させるのは左スティックを動かします。そしてダッシュするのは左スティック押し込みです。私は基本ダッシュ移動をしたいのでかなりの頻度で移動しながら(左スティックを傾けながら)押し込んでいました。そうするとどうなるか?左スティックがどんどん摩耗していくんですねえ~!
本作をプレイ中(たしか70時間くらいの頃から)に左スティックの挙動がおかしくなりました。何度か初期化してみましたが直りませんでした。エーン。







~~~~~ネタバレするよ~~~~~







■ 本編(仁之道)

 語りたい箇所がいくつかあるので章ごとに雑にまとめます。

導入(あらすじの範囲)

 武士である境井仁は小茂田の浜にて襲撃してきた蒙古兵を打ち払うため、伯父である地頭の志村に協力し浜辺にて戦い、為すすべもなく全滅した。仁はそのまま死ぬところだったが、野盗のゆなという女に助けられる。仁が目覚めた時には対馬は半分以上蒙古に占領されていた。コトゥン・ハーンに志村が捕らえられてると確信する仁は志村を助けようとするが、真っ向勝負を仕掛けてもコトゥン・ハーンには敗れてしまった。対馬を守るため、ゆなの助言のもと仁は武士としての戦いを捨て、手段を問わず蒙古兵を倒し、冥府から蘇った「冥人(くろうど)」として対馬各地を蒙古兵の手から解放していく。

 父を見殺しにしてしまったこと、伯父である志村から「恥じぬ戦いをしろ」と言われて育ったことから武士としての誇りを持って戦っていた仁が、最初は嫌がりながらも「敵を後ろから斬り殺す」戦術を取って行くのが本当に良い! 断腸の思いで、志村のため島民のために選んだ手段が本当に効果的なのも良い!
本編を見ると「武士の戦い方」はひどいもんなんですよ。「何があっても猪突猛進」「そこで死ぬのは誉れである」。つまり相手がどんな戦い方をしてこようが愚直に攻めるし、たとえ愚策で死のうがそれは誇るべきこと、という価値観なので、負けるのは当然なんですよね。(志村が戦に向かなすぎるという面はありそうですが)
そんな中、仁は教えに背きながら敵を殺すための最適解を選びます。それがゲーム的にも面白いし、ストーリー的にも葛藤があって面白い!そして倒せていってしまうので、プレイヤーにも「こっちの方が断然良いじゃん!」と思わせてしまうのもうまいなと思いました。
ただ個人的には志村は早々に敵に殺されているか裏切っているかだと思ったので、本当に捕らわれたままなんだ!と驚きました。おもしれえ~。

守之段

 金田城に囚われた志村を助けるべく、巌原(対馬南部)で人手を集めることとなる。各地で人を助け、ゆなとその弟の鍛冶師たか、弓の名手・石川、安達家生き残りの女武者・政子、酒売りの堅二、幼馴染である牢人の竜三らに志村奪還の手助けをしてもらうことになった。しかし、当日竜三は現れない。
金田城に突入した仁たちだが、途中で竜三が敵として立ち向かい、これを退け、なんとか志村を助けることができた。しかしコトゥン・ハーンはすでに豊玉(対馬中部)へと向かっていた。

 集める仲間が一癖も二癖もありすぎる~~! めちゃくちゃ面白いキャラたちですが彼らの話を語ろうとすると長くなるため、後述します。
いざ忍び込むといった段階のムービーでコトゥン・ハーンが「境井仁って男、あいつ俺の部下の背後から斬り捨ててるみたいなんだけど!武士じゃなくない~!?(意訳)」と志村を煽ります。まあ確かにその通り。 そして志村もそれを聞いて再会した仁に説教します。「おまえもうそれをやるなよ」と。 いやあの、手段を選ばなかったから仲間を集められたし、手段を選ばず潜入したから志村を助けられたんですが……?と困惑してしまいました。戦に向かない気がするとは思っていたけど、性格も愚直すぎる。たぶんなんですけど、治世には向いてる人なんでしょうね!こういう荒事は一切向いてないんだな。
ゲームシステム面では金田城に忍び込むために作った「鍵縄」というアイテムをゲットすることによるフィールド探索がさらに面白くなったのが最高でした。これをゲットしたことによりさらに木にぶら下がったりして今まで進めなかったところが進める!色々なことができる!探索が広がっていく瞬間は本当に楽しいですね!

破之段

 コトゥン・ハーンを倒すべく、新たに豊玉(対馬中部)で人手を集めることとなる。僧兵・典雄、豊玉の名家である鑓川家の残党と協力し、さらには鎌倉幕府へ援軍も要請した。
先んじて仁とたかは竜三の場所を突き止めるも潜入に失敗し、コトゥン・ハーンに捕らわれ、たかは無残にも死んでしまった。仁は復讐を誓い、志村たちとともに蒙古兵を討とうとする。
しかし、仁は暗殺術で、志村は武士らしく正々堂々と戦おうとして意見が対立する。志村の作戦で多くの兵が無駄死にしたことにより、仁は独断で蒙古兵の毒殺を決意。死者を出さずに制圧することはできたが、志村や他の武士からの批判を受け、牢に入れられた。仁は酒売りの堅二の手を借りて逃げ出し、ゆなの待つ上県(対馬上部)に向かう。

 ゆなの弟であるたか。臆病な性格で仁に対しても怯えていて、それでも助けられた感謝もしていて、そして憧れも抱いていて。そんなたかが仁とともに蒙古の拠点へ赴き、囮役を買って出て、仁を庇って殺されるとは思わなかった。本当にびっくりした。でも面白い展開でした。

 そして志村、戦に向いて無さ過ぎ問題がここで大きく浮上してしまいました。敵の本陣を攻めているのに敵方が何もしてこず、志村はそれに違和感を覚えることなく橋の上の兵を愚直に前に進ませる。敵方は罠をしかけており、橋の上にいた味方は全滅。そして志村の一言。「誉れある死であった」。 仁は敵の様子に気づいて進言していましたが、志村は一切聞く耳持たず、失敗したら失敗したで聞く耳持たず。う~~ん!将として無能!!
まあ、鎌倉幕府の兵を借りてる状態で仁の暗殺術に頼るわけにいかないのはわかるのですが、戦のやり方が下手くそすぎる。そりゃあ小茂田浜の戦いで蒙古兵に惨敗するのは当然。
仁はこの戦況を受け、独断でトリカブト毒を使って敵を毒殺することを決意。敵は倒れ、すんなりと勝利することができた。しかし武士の戦い方ではないと糾弾され、罰を受けることに。っていう流れは、まあ、そりゃそうだよな~と思いつつも、志村がもっと戦上手なら仁がここまですることはなかっただろうな……とも思いました。だってこの集めた兵力のほとんどは仁の噂を聞いて集まった兵力なんですよ。だって志村のもとに集まった兵は志村の愚策により全滅してるからね。志村と仁が唯一の生き残りだからね。奮起するための兵を愚策で殺されてちゃ独断先行もするだろ。戦上手の将であれば仁も暗殺という手段を使わなくて済んだろうな。

 独断専行で毒殺をしたせいで仁は牢に入れられてしまうのですが、助けてくれるのが堅二なのがとっても良い。後述していますが、堅二は島民も蒙古兵も騙すケチな酒売りなんです。仁に助けられて若干反省して協力してくれる感じ。その堅二がこんな危ない橋を渡ってまで仁を助けてくれたので、「け、堅二、おまえ本当に反省してたんだ……!仁のことをちゃんと大事に思ってたんだ……!」と驚きつつも嬉しくなりました。生き残れる陣営に乗っかってるだけだと思ってたよ。勘違いしてごめんね。

 あとこの章で一番辛かったのが、相棒だった馬の喪失です。名前をつけ、仁が馬に乗るたびに「この戦いが終わったら旅に出ような」というようなことを優しく話しかけていたんです。いつでも一緒だったんです。仁を乗せて頑張って走ってくれて、上県(対馬上部)に仁を逃して、死んじゃった……。本当に辛かったです。

離之段

 上県(対馬上部)に向かった仁は瀕死の状態であったがゆなに助けられ生き延びた。ゆなの知人の狩人たちの助けを得て、各地で集めた仲間たちと再会する。
コトゥン・ハーンが本州侵攻を目論んでいることを掴んだ仁はやつを討つことを決意する。作戦を立て、その内容を仲違いをしてしまった志村に知らせ、助力を願った。そして志村は作戦に協力した。
仲間たちと協力してコトゥン・ハーンを討ち、戦いを終えた仁は志村と故郷に向かう。そして志村と戦い、志村に武士としての誉れを守ってとどめを刺すか、誉れを捨てて生き永らえさせるか、仁は決断する。

 コトゥン・ハーンをとうとう討ち倒し、志村と決着をつける最後です。志村、将としては無能なんですけど人情溢れる良い男なんですよ。仁のことを息子として接していて、本当に息子にしようと志村家を継がせようとしてたんですよ。幕府へも許可をもらって、準備万端だったんですよ。仁も仁でずっと伯父上として、不仲だった実の父より尊敬の念が強かったと思うんですよ。でも仁はもう自分の正義の貫き方を決めてしまったのでわかりあえないのが本当に良くてぇ……! 一対一で戦ってストーリー的に仁が勝つんですけど、この決着の付け方が! 「武士として誉れある終わらせ方をしてくれ」(=殺してくれ)って志村から言われるんですよ!そして殺すか生かすか、プレイヤーが選択するんですよ!まさかのマルチエンディング!!
実の父を見殺しにして後悔した仁に、実の父のように慕っていた人物を殺させたくなかったので、私は生かす道を選択しました。その時の言葉が「(自分は)誉れをなくしても父だけは斬れません」。泣きました。生かしておいて良かった……。
ロードしなおして殺してもみましたが、すべての業を背負うという形だったので、個人的には生かす方が仁らしいと感じて好きでした。本当に面白かった……!
ちなみに、マルチエンディング後のストーリーの違いはなさそうです。もらえる装備が何か変わるだけっぽい。


■ サブストーリー

ゆなの物語

 仁を救い、仁の人生を変えた女野盗。仁に「目的のためなら手段を問うな」と教えた人。

 仁を救ったのは鍛冶師である弟・たかを救うためだった。たかは蒙古兵に捕らわれており、仁にも素晴らしい道具を作ってくれるから助けてくれと懇願する。仁はたかを救い、姉弟は再会した。
そしてゆなはたかと一緒に本土へ渡るつもりだったが、たかが死んでしまったことにより逃げ出す意味がなくなり、仁に全面協力することとなる。

 酒乱の母から逃げ出し、人売りに騙されてひどい目に遭わされ、弟と一緒になんとか脱出して野盗として生計を立てていたところで蒙古兵の襲来なので全く心休まらない人生のゆな。最終的には一番大事だったたかも失いますが、仁を責めなかったところが良かったです。言われたのは「なんでついていくのを止めなかったんだ」くらい。「お前のせいで死んだ」と責められて敵対するかと思ってたのに全然そんなことなかった。よかった。
 なんとなくお互いに好意を持っていたようですが、本編では明確に描写されません。いつまでも友人の距離感でいるようですし、エンディング後はキャラに話しかけることもできません。仁は生涯の友を得られたけど、仁の人生は孤独に終わるのかなと思える関わり方でした。良い関係だったなぁ。

石川の物語

 著名な弓の名手である石川先生の物語。

 仁が過去に弟子入りが叶わなかった著名な弓取りである石川定信に再会した。弟子である巴を追っていたようだ。巴は石川に歯向かい、蒙古に寝返り、島民に悪逆を敷いているという話だったが、話を聞くと石川のせいで巴は裏切り、蒙古に寝返ったようだった。石川は過去にも長尾家で指南役を務めていたが、弟子が謀反を起こし、役目を降ろされていた。その時も石川が何かきっかけだったようだ。
巴を追い、決着をつけようとすると、巴は仁に近づいてきた。蒙古に裏切られたので報復するようだった。一旦信頼し、巴と石川と仁は協力関係になり蒙古に報復をする。そして巴は隙を突き、石川から逃げおおせたのだった。

 石川先生のクズっぷりがすごい。最後までクズ。当人にとっての認識は「関わってきた人からすべて裏切られる」なんですけど、仁からの評価はボロクソです。石川先生の話を聞いた限りだと「当人としては特に悪意はないけど、無自覚に人を貶めるし、無自覚に人を侮るし、無自覚に人を使いつぶすので、それに嫌気がさした人が最悪の形で離反する」という流れっぽいです。仁も話してる最中に結構苛立ってたし。お前は人と関わるんじゃない。良いところは弓の名手だってことくらいです。

政子の物語

 女傑すぎる政子様の物語。小茂田の戦いでも助力してくれた安達家の話です。

 当主の妻・政子を除いて安達家は全滅した。その仇を討つべく奔走しているところで仁と出会い、仁は政子の復讐を手助けする。
仇を順当に倒していった政子は安達家全滅の黒幕がいることを察する。姉である花である。花は安達家当主に懸想しており、政子が奪ったと思い込んでいた。その花を追いつめ、仇を討って政子は悲願を達成する。

 生来はお転婆で、恐らく優しい性格をしているはずの政子様は家族を殺されたことで怨みを抱き、苛烈な性格になってるっぽいです。本当に可哀想な政子様なんですが、安達家当主の夫とはかなり仲が良く、孫までいる状態で、女中と恋仲になっており、仇を討ってる最中でもまだ心があるかのように振舞ってるので、とんでもない関係性に驚きながらプレイしていました。一人で色んなジャンル網羅しないでください! 結局政子様の本命は女中ってことでいいのかな……? 時代的に自由恋愛もなさそうだし、夫とは家族愛とか同志とかそういうポジション??
 ストーリー自体はかなり好きな話でした。姉の恨みは言いがかりと言ってしまえばたしかにそうなんですが、この時代背景で血縁をこんなに放置するってのは結構なことだよなぁという気もするので。とは言ってもやっぱり姉の逆恨みっぷりがすごいです。要約すると「自分が不幸なのは全部妹のせい!」。それで妹の家の人たちを全員殺すんですもんね。ウーン、クズ。

堅二の物語

 島民にも蒙古兵にも酒を売るお調子者の酒売り。そして詐欺師。基本的な堅二の話というものはほぼなくて、全部「やばいやつらに売ってたらやばいことが起きちゃった→境井様、助けて!」です。これがね~!憎めないんですよ! 演技も相まって、すごく良いキャラしてまして!
後半になると若干反省するのですが、それでもやっぱりバカなことをする。仁も呆れながら手助けしてる感じがあって面白かったです。

典雄の物語

 金田城で救った僧兵の捕虜。兄のことが大好きで他人から影響を受けまくる男。

 金田城で救った僧兵の捕虜である典雄。仏の道の僧であっても民を助けたいという気持ちから僧兵になった男。兄が素晴らしい僧兵だったため、尊敬しており、兄を目指して僧兵になったと話す。しかし兄は襲撃され、生死不明の状態だった。自分と同じように蒙古兵に捕らわれている僧や民を解放すべく奔走するが、ようやく見つけた兄の姿は達磨姿の息も絶え絶えな姿だった。兄と別れを済ませ、蒙古から島を救い出そうと決意する。

 兄からも仁からも影響を受けまくる男、典雄。激情家で裏切者と判断した者にはとことん冷たいですが、身内には甘い男である典雄。おまえ一人だけBL世界観にいないか?

竜三の物語

 仁の幼馴染で牢人(浪人)衆である管笠集の親玉。ポジションが貧乏大家族の大黒柱。

 牢人衆である管笠集の親玉・竜三。仁と幼馴染の竜三は志村からの褒美目当てに戦いに協力することとなった。しかし管笠集は今、困窮している。竜三はすぐに食料の褒美をもらえる蒙古兵に寝返った。
竜三は仁を裏切り、仁の行く手を阻む。コトゥン・ハーンは竜三に仁を寝返らせるようするが、仁は竜三を倒し、幼馴染の因縁は絶たれた。

 配下の者たちを食べさせるために蒙古に寝返る人なんですが、配下の人たちに結構ボロクソ言われてたり、裏切られたりしていても生かそうとしてるので、なんというか、不器用すぎる……。配下の人たちがせめて子供が多いのならわからないのでもなかったけど、良い年した大人たちがたくさんいるので、自分の尻くらい拭かせろよと思ってしまいました。
竜三の話では、配下とのハートフルエピソードはないのですが、仁とのハートフルエピソードはいっぱい語られるので、仁とは離れたくなかったけど食べさせるためには仕方ないんだ……!といっぱいアピールされます。新手のNTR?
元はしがない家の出だったけどある日の親善試合で仁にボコボコにされて出世の目が潰され、若干恨みつつも良い友達をやってたらしく、仁もそれを聞かされて「い、言ってくれれば……」みたいな反応をしたので、仁って周りのこと全然見えないタイプなんだ!と気づけた話でもあります。主人公のいろんな面を見せてくれるのありがたい。


■ 追加コンテンツ:壱岐編

 追加コンテンツである壱岐編。時系列的には本編で対馬から蒙古を追い出したのち、壱岐にも赴いて壱岐の蒙古兵をどうにか追い出そうとする話です。本編終了後にやった方がいい。

雑にまとめます。

 壱岐でも蒙古が島を占拠していることを知った仁は壱岐を解放しようと島へ渡り奮闘するが、オオタカと呼ばれる女大将に捕まり、幻覚作用のある毒を飲まされてしまう。毒を飲んで追い立てられるように逃げ出した仁は海賊と出会い、協力関係となる。
しかし、過去に境境井家は壱岐の海賊を討ち倒そうとして父を亡くしており、海賊は海賊で境井家に無実の島民を殺されたことに禍根があった。毒のせいもあり仁は父を亡くした際のトラウマを何度も見る羽目になり、そのトラウマはオオタカの声となって己を責め立てる。
精神的に不安定な仁と海賊たちは目的のために手を取り合うが、協力した海賊が仁の父である正を殺した張本人だったことが判明する。海賊は境井仁と知りながら利用していたのだった。お互いがお互いに怒りを抱きながらも協力し、オオタカを倒し、最後には二人は和解する。

 この話がとっても良くて!!メインストーリーでは父とうまく接することができなかったことと父を助けられず見殺しにした時のトラウマが残りっぱなしなんです。そのトラウマを志村を父と呼ぶことで解決するかと思いきや、志村とは決別してしまったのでその願いは叶わなくなってしまいました。
トラウマを抱えたままの仁が! 蒙古の毒で過去のトラウマを無理やり掘り起こされることによって! 自分の中で燻っていた自分への責め苦をオオタカの声で再現し! 苦しみながらすべて受け入れ、前に進む! めちゃくちゃ良い話なんですよ本当に!!
メインストーリーはあくまで仁が選んだ「他者を救う物語」で、壱岐編は「仁が仁を許す物語」なんです。自分の罪を受け入れるんですよ。ちなみにオオタカが飲ませた毒はそのような作用があり、そのせいで幻覚を見る者が多く存在し、精神を病む人が急増しています。オオタカはそのトラウマを克服した存在を呪師と呼び、呪師を増やそうとしていたようでした。(なんで?ここだけよくわかんなかった。戦力増強的な?)
オオタカは言ってることは分かりづらかったですが、仁に対して「傷を認め、傷を癒したい。そして呪師となり、大元朝に協力しろ」と一貫しているので何か目的があったのかもしれません。ていうか本当に癒したかっただけかも。仁への手紙にもそう書いてあったし。島民への毒投与も親切心だったのかも。失敗したら同じ人間だと認めないだけで……。

 また、父の仇と協力関係を結んでいたのが最高でした。本編でしつこいくらいに語られていた伏線がここで回収されるのが気持ちいい~~!仁の葛藤も憎しみももちろん良いのですが、海賊側からしたら境井家は仇なわけです。そりゃそうですよね、戦争ですからお互いがお互いを殺しているわけです。加害者であり、被害者であるわけです。このわだかまりのおかげで信用できない緊張感も、怒りをぶつけあう時も、すべてを飲み込んで許し合う時も、納得できる流れになっていたと思います。本当に面白くて良い話だった!


■ Ghost of Tsushima: Legends/冥人奇譚

 この冥人奇譚は「仁より前に語られている始まりの冥人たちの物語」です。敵は蒙古兵で、本編よりもかなり昔の雰囲気で語られます。かなり昔から侵攻されてる設定なのかな?それにしては敵の見た目がファンタジーっぽいというか、ゴーストっぽい見た目をしています。なんでなんだろう。
ファンタジーのような話は本来なら好きなのですが、ツシマの話として考えるとあまり好みじゃないな~と思ったのでちょっとだけやって即やめてしまいました。双子の生き胆を抜き出して兵に与え、二人一組として強化する話だけは見た。
基本的にマルチプレイなため、誰かと一緒にやるとテンポ良く楽しくプレイできそうだな~という印象です。ソロだといまいち楽しみ切れなかった。







■ まとめ(ネタバレなし)

 プレイ時間は約100時間。本当に面白い!ストーリーもゲームシステムもローカライズも全部すごい!オープンワールドのアクションが苦手じゃなければぜひプレイしていただきたい!楽しいゲームがプレイできて大満足~!まだPSNに入ってる場合ならPSNに加入してプレイすることをオススメします!

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©2021 Sony Interactive Entertainment LLC. Ghost of Tsushima is a trademark of Sony Interactive Entertainment LLC. Developed by Sucker Punch Productions LLC.

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