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ゲーム「GNOSIA」感想

 GNOSIA(グノーシア)のことは全く知らなかったのですが、人狼がテーマのゲーム「レイジングループ」を楽しくプレイして満足感に浸ってたところ、こちらもオススメと聞いてプレイすることに。そしてやってみたらレイジングループとは別のベクトルで面白かった!人狼ゲームをようやく体験できました!!ぜひプレイしてみてください!
あ、レイジングループもめちゃくちゃ面白いのでオススメです!一応私の感想をリンクしておきます。


※GUNOSIAの公式サイトが2個あったので一応どっちも載せています。

ジャンル:SF人狼系シミュレーションアドベンチャー
プレイ時間:23.2時間
媒体:PC(Steam)

■ あらすじ

 公式にあらすじらしいあらすじが無かったのでとりあえず私が書いてしまいます。

 気が付くと宇宙船にいた主人公。記憶を失っているが「誰がグノーシアか」を話し合っている船員たち。そして投票した結果、グノーシアと思しき人物がコールドスリープされた。グノーシアをコールドスリープし、無事終了かと思いきや、また時間が戻され、役割や人員までもが変化する。このループはいつ終わるのか?

こんな感じの、ループ前提の人狼ゲームになります。ループ時に特定の条件をクリアすると人狼ゲーム中に小話が追加され、その小話を見るとキャラクターの情報一覧が解禁されていくという感じ。


■ 一人でも遊べる人狼ゲームとは

 これが本当にすっごいんですよマジで!! 今まで私がなんとなくかじってきた人狼ゲームは基本ノベル形式でした。まあそうですよね、普通は人狼ゲームと言うと対人のゲームで、人と遊ばないとなるとすでに結末が決まっているストーリーを読む形式でした。いや、それでも面白いのがレイジングループ(別作品)でしたが、対人でゲームすることに異常に恐怖を覚えるわたくしとしては人狼ゲームなんてやったこともないし、チャレンジするのも怖いジャンルでした。

しかし!このGNOSIAは!こんなコミュ障な私でもプレイできるソロ人狼ゲームなのです!!!一人でも人狼ゲームができるなんてうれしいな!

公式に書いてあるゲームの流れはこんな感じ。

『グノーシア』はSF世界を舞台にしたいわゆる人狼系ゲームを一人でも遊べるようにしたものです。1プレイは15分程度で、周回するたびに、主人公及び各キャラクターの配役や展開が変化します。

誰がグノーシアなのかを話し合う議論パートでは、主人公を含めた各登場人物が疑ったりかばったり、スキルを使って敵をあぶり出したりした後、それぞれの判断で最も疑わしい人物に投票します。そして最も得票数の高い人物がコールドスリープされ、排除されることになります。

議論が終わるとわずかなフリータイム(移動パート)に入ります。各登場人物に会いに行って好感度を上げたり、誰が嘘つきか教えてもらったりしましょう。また自室では経験値を使ってパラメータを伸ばすRPG要素もあります。条件を満たせば議論を有利に進められる強力なスキルを手に入れることもできます。

移動パートが終わると、グノーシアの襲撃により乗員が一人排除されます。このように投票と襲撃を繰り返し、乗員側かグノーシア側かどちらが生き残っているかでその周回の勝敗が決まり、経験値を得ます。

ゲームの流れ

 個人的にすごいと感じるのは自分で参加する役割や人数を決められるのに配役は完全にランダムで、キャラクターが嘘を言う点です。これが本当にすごい!そのおかげでグノーシアがわからない!

©Petit Depotto.

この画面では自分がグノーシアとなってますがランダムにもできますし、どの役割でも選ぶことができます。
また、これは初期の画面で、まだ役割が追加されますし、グノーシアの人数も選べます。そうするとまーた難しくなるんだ!


■ 役割について

 役割についても一応記載しておきます。

  • グノーシア……人狼。人類を滅ぼそうとしている。役割の詐称可能。

  • エンジニア……一日に一人だけ、グノーシアかそうでないか判別できる。

  • ドクター……死亡した人がグノーシアかそうでないか判別できる。

  • 守護天使……一日に一人だけ、グノーシアの襲撃を防げる。

  • AC主義者……人でありながらグノーシアに加担する。役割の詐称可能。

  • バグ……人でもグノーシアでもないが、終了条件まで生き残るとバグ側の勝利となる。ただしエンジニアに調べられると消滅する。役割の詐称可能。

 一気に見ると分かりづらいかもしれませんが、ゲーム内では親切に「今回はこんな感じの役割が増えるよ」ということを逐一教えてくれるので簡単に覚えられるかと思います。覚えられなくても負ければ覚えます。うーん親切!負けるのは悔しいけれど!!


■ 最初はパラメータ設定から

 ここがちょっと面白いのですが、最初はパラメータ設定から入ります。なんとなくTRPGっぽさを感じました。性別を設定し、パラメータを定義する。その後レベルアップするとパラメータを任意に伸ばすことができます。なにを優先するかは自分次第!これが面白いんだよな~~。

©Petit Depotto.

ちなみに私は初期設定をこんな感じにしてみました。

©Petit Depotto.





~~~~ネタバレするよ~~~~





■ ループ

・~LOOP20くらい

 ループをこなしつつ色々なルールについて説明してもらってた時期です。
留守番役追加でグノーシアが3人になるとは思わず混乱していたり、バグ追加で役割偽証できることが判明したり、AC主義者のやつがただ場をかき乱してるだけだったり、グノーシアがなぜか自白しちゃったり、ゲーム開始時に特定キャラをやっちゃったらそいつがグノーシアだったり、珍事件が発生していた頃合い。初期に諸々起こりすぎだろ。

・~LOOP?(何ループか忘れた)

 キャラのデータを集め終わるとなにか先に進むんだろうなっていうのは把握できた頃合いです。人狼ゲームをやるのも結構慣れてきた感じ。これがなかなか面白いです。だってキャラクター側が嘘つくんですよ!?しかもグノーシアだと分かりやすかったりするキャラがいたり、疑われやすいキャラもいたり、特定のキャラ同士の確執があったりしてそれがまた、面白い……!

・~LOOP90くらい

 メモ取るの忘れたので本当に90だったか覚えてませんがたぶんそんなもんだったはず。キャラのデータが開放できず、嫌々ながら攻略wikiを見ることに。しかし、データ開放条件を見たところでこれができるか運の要素が強いのでは……ということにも気付きました。ヒエ~~誘導がんばれるのか!?

・LOOP150くらい

 たしか146とかだったような?こちらもメモを取り忘れたのでうろ覚えです。データをすべて取れたことによって、謎のループを解決し、ループが続いてるセツとはさよならしました。主人公だけ生還。あっけない……あっけなさすぎる……。

・真エンド

 エンディング迎えて攻略サイトを隅々まで見てたら真エンドがあることが判明。さっそくやりに行きました。わ~~良かった!セツもループから解放された!


■ とあるキャラについて

 マナンっていうSQのクローン元でありレムナンを加虐しまくってたやべーやつのことについてなんですけど、真エンド(LOOP1)を迎えたことによってSQからマナンを引き離すことができ、ククルシカ人形(空)に入れることもでき、ループを押し付けることができて万々歳とは思うのですが、となるとククルシカはすべてにおいてグノーシア汚染されてると思うんですよね。
LOOP1のグノーシアSQ(マナン)の状態をククルシカに入れてるだけなのに、ククルシカが人判定の時もある。人判定のククルシカでもレムナンと一緒に残すと加虐行動に走りますが、中身がマナンなのでこれは納得できる。
うーん、やっぱり人判定のククルシカが変じゃないか?なんでグノーシア判定されないんだろう……?


■ 恋愛イベント

 終わったからいいかと思い、プレイ動画の恋愛イベント系を見てみたらまともに全部見れたのはシピだけで他はかなり取り逃していたことが発覚しました。恋愛下手すぎた。
私は主人公を男性にしてプレイしていたので男性キャラとの恋愛は見れませんでしたが、男性の恋愛イベントも楽しそうで良いものでした。この世界観では中性があるんだから対象キャラ全員と恋愛させてくれや!と思ったのは内緒です。強欲だからね。



■ その後

 真エンド後に「その後」を明記してくれるのがうれしかったです。やったー!幻想水滸伝で見た雰囲気!大好き!
個人的に好きだった「その後」はSQでした。探偵になるんだ!?探偵という職業が存在する世界なんだ!?







■ まとめ(ネタバレなし)

 プレイ時間は23.2時間で150LOOPくらい。ソロ人狼ゲームという珍しいゲームでしたが、めちゃくちゃ面白かったです!ランダム性あり、飽きさせないようにシナリオもあり。ふと人狼やりたくなった時に最適だと思う。ソロでできることが私にとってはとても良いものでした。
 みんな!人狼ゲームやったことないみんな!人狼ゲームをやってみたいけど一緒にやる友達がいないみんな!本作品で体験しよう!面白いよ!

©Petit Depotto.

・免責用
公式サイトいわく、「作品の価値を咎めるような内容でなければ、特にガイドラインはございません。」とのことですが、一応明記しておきます。
本記事の画像や一部の文言はPetit Depottoの著作素材を引用しております。引用している著作素材は著作権者に帰属します。これらは他への転載を禁じます。
©Petit Depotto.

備忘録用メモ。Twitterでの実況です。


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