ゲーム「ドキドキ文芸部!プラス」感想
元はPC向けフリーゲームである「ドキドキ文芸部!」。いくつかの追加要素とともに製品版として発売されています。そしてやってみた結果、初見は楽しめるが既プレイは本当に好きじゃないと微妙だな~と思った感想になります。苦手な方は閉じてください。
また、前作プレイ済みなので主要な感想は省略します。あくまで追加要素メイン。そして追加要素メインのみなので色々なところでネタバレもしています。お気を付けください。
前作の感想はこちらから。
ジャンル:恋愛シミュレーション
プレイ時間:3時間(本編スキップ)
媒体:PS5(PSN)
■ 初見プレイヤーはプラスからで楽しめる
まず大前提として推しておきたいのがこちらです。初見プレイヤーで通常版とプラス版を迷っている方がいれば、プラス版で良いと言えます。ただ本作は何も知らない状態での驚きが楽しいので、追加要素を考慮しても既知プレイヤーはあまり楽しめないと思いました。というか私がそこまで楽しめなかった。
■ 注意書き
フリゲ版より注意書きが厳しくなってます。これは大多数が触れられちゃうような媒体なので配慮した結果でしょうか。良い変更だと思います。
~~~~ネタバレするよ~~~~
■ 追加要素
サイドストーリー
特定条件をクリアするとサイドストーリーが読めます。私はサイドストーリー目当てだったので未読スキップを使って本編全すっとばしで解放しました。
サイドストーリーはすべて本編より前の出来事で、かつ、平和時空です。文芸部を作ってから部員が集まって仲良くなるまでの話。めちゃくちゃ良い話なんですよ。でも、本作では求めてなかったな~と感じました。
まあ、このサイドストーリーも裏設定を考察しようとすれば不穏なものなのですが、そこまでしようと思わなかったんですよね。
画像・音楽の見返し機能
この手のシミュレーション系によくある見返し機能が追加されました。良い機能だと思います。画像については条件次第で追加されるものが多々あります。
仮想マシン環境
本作をプレイされた方なら一度は思うことでしょう。「これをどうやってPC以外でやるんだ?」と。なんと仮想マシン(バーチャルマシン:VM。パソコンの中に仮想的にもう一つパソコンを作るようなこと)として作られてた!頭良い~!これで例のあのシーンも解決です。
ちなみに、ゲームの初期起動はいつものあのトップ画面になるのですが、2回目以降はこのVMが立ち上がるようになっています。本格的にエンジニアとして触らせようとしてくる~!これは良い変更だったと思います。設定をUIに生かしてゲームの没入感を深めるの、いいですよね。
メール
「VM上でエンジニアがメールのやりとりをしている」風のメールをいくつかもらえます。これはデータ収集率(画像や音楽等おまけコンテンツの収集率)が上がるごとにメールを受信する形でした。不穏な内容はちょっと面白かったです。
■ まとめ(ネタバレなし)
プレイ時間は3時間。お目当てのサイドストーリーは求めていたものではありませんでした。既プレイの場合でしたら熱烈なファンじゃない限りおすすめはしないですが、初見なら驚きの体験を得られるでしょう。お金をかけたくなくてPCを持っているならフリゲの方をおすすめしておきます。
備忘録用メモ。Twitterでの実況です。
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