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【海外ワーケーション】サイパン事前調査【私の働き方実験】

こんにちは。声優とライターをしている、葉月へちまです。

ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」第3期研究員の指定企画【海外ワーケーション】の活動期間は終了したのですが、12/24-12/27でサイパンへ行くことになったので、今年の研究の集大成にしたいなと思い、事前調査を行うことにしました。


基本情報

サイパン

  • 国名: アメリカ合衆国自治領 北マリアナ諸島 サイパン

  • 首都:サイパン島 ススペ

  • 時差:日本との時差は1時間。サイパンは日本より1時間進んでいる

  • 入国資格:44日間まではESTA(エスタ/電子渡航認証システム)、米国ビザともに不要。飛行機内で配られるI-736、税関申告書の記入が必須。パスポートの残存期間は入国日から90日以上推奨

  • 言語:英語、チャモロ語およびカロリニアン語

  • 気候:亜熱帯気候で、年間平均気温は27度のため、年間通して夏服でOK。日差しが強いため、日焼け止めとサングラスは必須。11月~5月までは乾季、6月~10月までは雨季。9月~12月にはサイパンの南で発生した低気圧により雨が降ることもある

  • 通貨:USドル

  • チップ:レストランやタクシーは料金の10~15%が相場。飲食店でチップが必要かどうかは店員が席へ注文を取りに来るかどうかで判断。ツアーやホテルの車で迎えに来る送迎サービスなどにはチップは不要。ベッドメイキング等は1-2ドルをベッドサイドに置いておく。基本は紙幣で支払う。クレジットカード決済の場合は、請求書の「TIP」「Gratuity」欄にチップ相当額を書き込み合計欄にチツプを加算した合計額を記入する

  • 飲み物:水道水は飲めない。小さなホテルの場合は、口を濯ぐ時も水が必須

  • 交通事情:レンタカーかタクシー。正規タクシーには車体の屋根に「TAXI」のサイン、ドアに会社名と車両ナンバーがある。料金はメーター制でドライバーの顔写真付きライセンスカードが掲示されている。メーターが$2.50(初乗り料金)になっていることを確認。ドアの開閉は手動。レシートは必ず受け取る(会社名や車両の登録番号、連絡先が記載されている)

  • 電気製品:日本と同じ「Aタイプ」が主で、電圧は120V(ボルト)、周波数は60Hzのため変圧器が必要

  • トイレ:洋式だが、水が流れにくいためペーパーを流しすぎない用に注意が必要

  • 治安:夜は一人で出歩かないほうが良い。置き引きも注意。貴重品は持ち歩かず、持っていくときは分散させる。ひったくり対策のため路上を歩く時は、車道側に荷物を持たない。万一被害に遭ったときは、身の安全を第一に抵抗をしない。 被害時の状況をできるだけ詳しく記憶しておき、警察へ通報する

歴史

  • サイパン島にはチャモロ人とカロリニアン人の2つの先住民族がいる

  • 文字を持たなかったため、最も古い記録は1521年、ポルトガル人マゼラン率いるスペインの探検隊がマリアナ諸島を発見した時から。この後、ヤップ島、パラオ島、ポナペ島等にヨーロッパ人が次々と上陸

  • 1565年:スペインがマリアナ諸島領有を宣言。300年以上にわたってスペイン統治による植民地時代に

  • 1898年(19世紀後半):アメリカ・スペイン戦争で敗れたスペインがマリアナ諸島をドイツに売却。以後、15年間ドイツ統治時代

  • 1914年:第一次大戦勃発。ドイツ領を日本が占領。第一次世界大戦終結後、30年にわたる日本委任統治時代。当時は3万人近い日本人が移住していた

  • 「南洋興発株式会社」がサイパン、ロタ、テニアンをアジア最大の製糖産地として発展させた

  • 1939年:第二次世界大戦勃発

  • 1944年:アメリカ軍がサイパン島に上陸開始。1ヵ月と経たずに陥落。島民を巻き込む日米の激戦地となる。7月以降、サイパン島はアメリカ軍の軍政下に置かれ、1947年、国際連合の信託統治領「太平洋諸島信託統治領(施政権者:アメリカ合衆国)となる

  • 1986年:国連信託統治終了。北マリアナ諸島がアメリカ自治領となり現在に至る。こうした影響で島の伝統的社会制度や土着文化は変化し、そのほとんどが失われてしまっている

行く場所

サイパン北部半日観光ツアー

【バンザイクリフ】
サイパン島最北端の崖。第二次世界大戦末期に日本人が「バンザイ」と叫びながら飛び降りた悲劇の地。

【ラストコマンドポスト】
トーチカ(機関銃や砲などを備えた、コンクリート製の堅固な小型防御陣地)や砲台などが残っている。

【スーサイドクリフ】
バンザイクリフと同じく、この崖からも多くの人が飛び降り自ら命を絶った場所。山頂は平和記念公園となっていて、展望台もある。

【ジャイアントサイパンサイン】
巨大な「SAIPAN」のオブジェで、フォトスポットとして知られている。

【バードアイランド】
石灰岩でできた小さな島。岩の穴に巣を作るためたくさんの鳥が集まる「鳥の楽園」。

マニャガハ島

サイパン島から15分程の場所にある、周囲1.5kmの小さな島。国定海中公園に指定されている。

【カロリニアンの酋長アグルブの像】
島の中央、ヤシの木が群生するジャングルの小道から徒歩5分の場所にある男性の像。カロリン諸島から一族を率いてサイパンへたどり着いたカロリニアンの酋長。この像のそばにあるタオタオモナの木は、先祖の霊が宿る神木。一緒に写真を撮ると幸せになれるという言い伝えがある。

その他個人観光

【北マリアナ諸島歴史文化博物館(NMI Museum of History and Culture)】
ガラパン地区から徒歩10分ほど。北マリアナ諸島の歴史と文化を紹介するミュージアム。スペインの難破船から引き揚げられた壺や財宝、日本統治時代の生活様式がうかがえる資料が展示されている。建物は1922年に建てられた日本統治時代の日本病院跡を改築して1998年に博物館としてオープン。

【日本刑務所跡(Old Japanese Jail)】
日本統治時代に造られた刑務所。天井は崩れ落ち刑務所の壁には弾丸や砲弾の跡が刻まれ、独房や大部屋には錆ついた鉄格子やトイレの跡が残っている。

【マウントカーメル大聖堂(Mount Carmel Church)】
スペイン統治下時代に建立されたサイパン最大の教会。日本統治下時代に建てられたサトウキビ工場の跡地が現在はマウント・カーメル高校として使用されている。カトリックのお墓の間に、鳥居や灯籠を見ることができる。
月~土曜日9:00-12:00/13:00-16:00

【シュガーキングパーク(Suger King Park)】
日本統治時代のサイパン島でシュガーキング(砂糖王)と呼ばれた日本人、松江春次の功績を称え、1934年にガラパンに造られた公園。日本統治時代、沖縄から北マリアナ諸島へ移り住んだ多くの農夫がサトウキビを栽培。
サトウキビ栽培と製糖事業で北マリアナ諸島の産業発展に貢献した、南洋興発の初代社長の松江春次はシュガーキングと呼ばれるようになった。シュガーキングパークの園内には、復元されたサトウキビ運搬用の蒸気機関車と、松江春次の銅像がある。

【彩帆香取神社(Saipan Katori Shrine)】
シュガーキングパークに隣接。1911年建立だが、太平洋戦争の戦火で焼け、その後再建された。灯篭は戦前のものが残っている。銃撃の跡などが残っている。毎年10月頃、北マリアナ日本人会による秋祭りが開催され、日本の縁日のような露店が立ち並ぶ。

【ランディングビーチ(Landing Beach)】
サイパン島の西海岸に広がる大きなビーチ。太平洋戦争末期の1944年6月15日に、米軍が上陸した海岸としても知られている。ここから見る夕日はサイパンで最も美しいと言われている。

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