![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102779296/rectangle_large_type_2_d6be7dffcc0eb24a9b73d37b5936b5fc.png?width=1200)
はじめてのスターバトル
こんばんは。初月葉桜(はづきはざくら)です。一日空きましたが、#ペンシルパズルデビュー週間 で自分が投稿したパズルの解説記事を書きました。本日4/13特集のカテゴリは「記号配置のパズル」で、今回自分が投稿したパズルは、「スターバトル」という、盤面に星を置いていくパズルです。
スターバトルのルール
どのタテ列・ヨコ列・太線で囲まれた領域にも、星が2つずつ入るように、盤面のいくつかのマスに星を書き入れます。
星と星がタテ・ヨコ・ナナメに隣り合ってはいけません。
例題は、パズスクでルールを確認する際に一緒に出てくるので、ここでは割愛します。
パズスクのスターバトルのページはこちら
なお、ルール1に書かれている、書き入れる星の数は、1つずつだったり3つずつだったりと問題によって変わるのですが、星の数が2つずつの問題が圧倒的に多いことから、ここでは2つずつというルールにしています。この後解説する問題も星が2つずつの問題となっています。
投稿した問題の解説
パズスクに投稿した問題はこちらになります。
(リンクから進むとパズスク上で問題を解くことができます)
![](https://assets.st-note.com/img/1681219928404-6GkBkkYpSa.png)
まずは、左上のほうにある1×3の長方形の領域に注目してみましょう。「星と星が隣り合わないこと」と「各領域には星が2つ入ること」を踏まえると、この長方形の左端と右端に星が入ることがわかります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681223402413-1761EtSxES.png?width=1200)
早速星が2つ埋まりましたが、ここで忘れずに「星が入らないと決まったマス」に印をつけておきましょう。紙で解く際は、点を打ったり線を引いたりと解き手によって印のつけ方のスタイルが異なりますが、ここではバツ印を書いていくことにします。
今書いた星の周りのマスには、ルール2よりバツ印をつけることができます(下の図の青いマス)。また、上から2列目には星が2つあるので、星以外のマスにはバツ印をつけることができます(下の図の赤いマス)。
![](https://assets.st-note.com/img/1681223438155-8pS96UfhJI.png?width=1200)
今付けたバツ印によって、今見ていた長方形を囲んでいる領域について、バツ印のついていない部分が1×3の長方形になりました。したがって、新たに生じた長方形に2つの星が入ります。ここでもバツ印を新たに書き込んでおきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1681223876668-9TJyYsvT2B.png?width=1200)
バツ印をもれなく書き込むと、今書いた星のすぐ下にある領域で、バツ印のついていないマスがちょうど2マスあります。この領域にも星が2つ入らないといけないので、両方のマスに星を書き入れましょう。ここで書いた星により、一番左の列に星が2つ入ったので、左下のほうでもバツ印を付けられます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681223913736-O1T4F3VvMp.png?width=1200)
さて、ここから少しだけ難易度が上がります。一番右の列の上から4~6列目を含む、バツ印が4つ書かれた領域を見てみます。この領域では星を書けるマスが3つありますが、それらは1つと2つに分かれています。
ここで、隣り合っている2マスには星を最大でも1つしか書けないので、1つだけ孤立したマスには星が入ります。また、2マスつながっているマスのどちらかに、星が1つ入ります。ここでは、隣り合う2マスのどちらかに星が入ることを、2マスの境目に緑色の点を打つことで表します(puzz.linkで解く際にも使える機能です)。
![](https://assets.st-note.com/img/1681224203837-o4wtHFGMQl.png?width=1200)
このように隣り合う2マスのどちらかに星が入るとき、それによって星の入らないマスが決まることがあります。2マスのどちらに星が入るとしても、共通してバツ印を付けられる場所があります。つまり、任意の1×2の長方形に星が1つ入るとき、長さ2の辺で長方形に隣り合っている最大4つのマスにはバツ印をつけることができます。このことは、簡単な問題以外でもよく使う手筋となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1681225937011-EzgqXIZoVR.png?width=1200)
今分かったことを用いると、新たにバツ印が2つ付きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1681224813334-IFDrxQudjs.png?width=1200)
それによって、今付けたバツ印を含む領域は、1×3の長方形の領域と同じになり、星が2つ決まります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681224822550-xMTNYrSbxt.png?width=1200)
さらに、この星によって上から5列目に星が2つ入ったので、先ほど緑の点を書いた2マスのうち、上側にバツ印が付いたので、下側に星が入ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1681224916199-L8u4YaQPHn.png?width=1200)
左下の角を含んだ部屋では、バツ印のついていない部分が1×4の長方形になっています。この長方形は、1×2の長方形が2つくっついていると考えると、緑の点を2つ書くことができます。すなわち、星の入る場所が2択になっている場所が2つ並んでいる、ということになります。緑の点を打ったら、それに伴うバツ印も付けておきましょう。
また、この長方形を含んでいる上から7列目では、「星がどちらかに入る2マス」が2つ含まれているので、それ以外のマス(ここでは、右から3列目)には星が入りません。同じ列に星が3つ以上入ることがないからです。
![](https://assets.st-note.com/img/1681225280351-WL1oGgoxdf.png?width=1200)
右下に再び1×3の長方形が現れました。星を2つ書き入れましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1681225365453-25PtcixYA3.png?width=1200)
ここまでくるとあとはすぐに埋まるでしょう。右上の領域や先ほど緑の点を打った領域に星を書きます。列に2つ目の星が入ったときに、忘れずにバツ印を付けましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1681225505897-M1bko83KJo.png?width=1200)
最後に一番下の列に星を書き込めば、このパズルは完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1681225563654-eC3MIDcfWf.png?width=1200)
おわりに
スターバトルを解くときには、難易度にかかわらず、星の入らないマスをもれなく書いていくことが大事だと個人的に考えています。これは他のパズルについても言えるかもしれませんね。
今回の解説では登場しませんでしたが、「この列に星を2つ入れるにはここしかない」という考え方や、「この形の領域では必ずここに星が入る」といった定石も存在します。ぜひいろいろなスターバトルを解いて見つけてみてください!
解説で分かりづらい点があれば気軽にコメントやDMなどしてください!また、「このパズル種の解説記事が欲しい」というリクエストもぜひどうぞ!なるべく答えてみたいと思っています。
明日以降も(筆者の時間と体力が許せば)解説記事を書いてみようと思っているので、よろしくお願いします!