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【#Wリーグ】オータムカップ直前 押さえておいた方がいいかもしれない選手名鑑①

(今回は、以前よりWリーグを熱心に!応援されている方にとっては大変浅い内容になっていると思いますので、ここから先は読まないことをおススメします。それでもって方はどうぞ)

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東京オリンピックで決勝の舞台に立ち、銀メダリストに輝いたバスケットボール女子の皆さん。メダリストとしてメディア等々に出る選手たちを見ながらまだ余韻に浸っている人もいるのではないでしょうか。

そう言っているうちにWリーグ開幕まで約45日、メダリストが所属チームに戻っていよいよリーグ戦モードに!ということで9月3日~5日の日程でWリーグオータムカップ2021が開催されます(※リンク先PDF)。

元から女子バスケを応援されてた方だけではなく、オリンピックをきっかけに女子バスケットに(も)興味を持った方にとっては、開幕約1か月前の公開試合、なおかつ銀メダリスト凱旋!ってことで注目されていることと想像します。チケットを買って観戦って方もいるのではないでしょうか。

とはいえメダリストの皆さんのお忙しそうなところを見ていると、オータムカップは調整途上で出場しないか、出てもプレータイム控えめという可能性も十分ありそう…。

そこで
・スポーツ観戦はそれなりにしているけどバスケ見に行ってみようかな
・Bリーグはそれなりに見てきたけど女子バスケにも興味を持った
・何ならよくわかってないけどオータムカップのチケット買った!

って感じの人向けに、銀メダリストだけではない、ワタクシの好きな選手やオススメしたい選手を、Wリーグ各チームから1~2人ずつピックアップして3回に分けて紹介してみようと思います。あくまでもワタクシ視点で(ここ重要)。


ただし怪我等でオータムカップに出場しない場合もあります。各チームのオータムカップの位置付け等、チーム事情も分からないので10月のシーズンが始まったら全然出ないってこともあるかもしれません。

Wリーグは今シーズンからSPOZONEでも無料配信が決定。オータムカップから配信開始予定とのことなので、生観戦が難しい方はぜひ配信でチェック!(要会員登録) 

またバスケットLIVEでも配信予定なので、元からYahoo!プレミアム会員の方やソフトバンクユーザー、Bリーグファンの方はそちらでも。

各チーム魅力的な選手はいるので、気になる選手を見つけてもらうと嬉しいなって思います。

1回目は昨シーズン(2020-21シーズン)”ファイナル4” の4チームです。 

▼トヨタ自動車アンテロープス

長岡萌映子選手、三好南穂選手、馬瓜エブリン選手と、3x3代表でエブリン選手の妹でもある馬瓜ステファニー選手、山本麻衣選手が所属。HCは東京五輪でスペイン女子代表HCだったルーカス・モンデーロさん。
昨シーズン(2020-21)、リーグ11連覇中のENEOSサンフラワーズにファイナルで勝ちリーグ優勝。チャンピオンチームとして臨む今シーズンです。

川井麻衣選手(#4・PG)

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※写真は三菱電機コアラーズ時代

今シーズン三菱電機コアラーズから移籍してきたポイントガード。PGとしてプレーをしたのはコアラーズに入ってからだと認識していますが(間違っていたらご指摘くださいませ)、こつこつと成長し、Wリーグのファイナルも経験して日本代表候補にも選ばれた選手。派手さはないけれども内に秘める闘志をビンビンに感じる選手です。

昨シーズン優勝の立役者といってもいいPGの安間志織選手が海外チーム移籍のため退団。とはいえ、川井選手はじめとする移籍選手やルーキーたちの加入、チーム内では若手ながら3x3代表の山本選手も健在で今季のアンテロープスはPG過多。SG登録になっている三好選手も含めて、ガードの選手の使い方はどうなるのか注目したいところです。

▼ENEOSサンフラワーズ

東京五輪準々決勝ベルギー戦ラストの3ポイントも記憶に新しい林咲希選手やガードの宮﨑早織選手、怪我で出場が叶わなかった「女子バスケットボール界の顔」渡嘉敷来夢選手が所属するチーム。
2018-19シーズンまで11連覇を含むリーグ制覇24回。昨シーズンアンテロープスに負けて12連覇はならずとも「絶対的女王」の存在感は健在。


岡本彩也花(さやか)選手(#11・SG)

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※写真は2018-19シーズン

サンフラワーズバスケットの”肝”は渡嘉敷ではなく彼女だと声を出して言いたい(笑)。
小柄ながらディフェンスの圧の強さ、ランニングプレーからのレイアップやロングレンジまでのシュート能力の高さ、時に黒子にもなりながらそれらを40分フルで続ける運動量。
彼女がコートにいる時の「動き」に注目してみるといいかもしれません。

サンフラワーズは女子バスケ界を支えた選手の引退や退団が続き、昨シーズン連覇が途切れ、オフは銀メダリスト宮澤夕貴選手が退団(移籍)、渡嘉敷選手も怪我の回復途上で変化のシーズンになりそうです。

▼富士通レッドウェーブ

東京五輪で大ブレイクした町田瑠唯選手、オコエ桃仁花選手、3x3代表の篠崎澪選手に加えて宮澤夕貴選手が今季移籍加入。
HCはBTテーブスさん。代表HCのトム・ホーバスさん同様、BTさんも日本のバスケに長く関わっておられて日本語堪能。Bリーグ昨シーズンの新人王、テーブス海選手(宇都宮)は息子さん。

内尾聡菜(あきな)選手(#25・SF)

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レッドウェーブの「The 職人」と言ってもいいと思うのが彼女。先に名前を挙げた町田選手や篠崎選手が「動」で見せるタイプなら、内尾選手はディフェンスやリバウンドを地味に頑張るタイプ。
昨シーズン町田篠崎両選手を差し置いてチームで一番プレータイムが長い試合も少なくなかった彼女。スタッツに残るような派手なプレーをする選手だけじゃなく、こういう選手も必要と思わせてくれる選手です。

サンフラワーズの11連覇より前にリーグ制覇したのはレッドウェーブ(2008-09シーズン)。それ以降は"ファイナル4"の常連にはなるものの、なかなかそこから壁を破れず。今季宮澤選手が加入してどんなバスケットになるかを注目したいシーズンです。

▼デンソーアイリス

日本代表のキャプテン髙田真希選手や赤穂ひまわり選手が所属。東京五輪ベスト4、セルビア女子代表HCだったマリーナ・マルコヴィッチさんが昨シーズンよりHCを務め、アソシエイトコーチのヴラディミール・ヴクサノヴィッチさんとともにセルビア人スタッフを揃えるチーム。

デンソーアイリスからは2人紹介します。

本川紗奈生(さなえ)選手(#6・SF)

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女子バスケットボール日本代表は、前回のリオデジャネイロオリンピックでも決勝トーナメントに進出という快挙でしたが、そこに貢献したひとりが本川選手。
リオ以降、ケガもあってイマイチかなと感じるシーズンもありましたが、彼女の魅力はとにかくボールを持った時のスピードとドライブの強さ。手足も長く、エンドやゴール裏でプレーを見たい選手のひとりです。
アイリス移籍2年目の今季、髙田選手とともにチームを引っ張っていく彼女が見られるかもしれません。

赤穂さくら選手(#12・C)

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名前を見てピンとくるでしょうが、赤穂ひまわり選手のお姉さんです。ひまわり選手とはプレースタイルが違い、インサイドで髙田選手とコンビを組むことになる選手。髙田選手へのマークが厳しいアイリスでキーになりそうなのが彼女。ゴール下で体を張れるのが魅力です。

髙田選手が大黒柱として成長するにつれてチームもファイナル4の常連になったアイリス。ですが皇后杯やリーグ優勝にはまだ届いていません。赤穂姉妹や本川選手の加入でその体制は整いつつあります。
昨シーズンアンテロープスが優勝したとはいえ、その強さは健在のサンフラワーズ。再びサンフラワーズ一強状態になるのか、群雄割拠のWリーグになるのかはアイリスが握っているかもしれません。


今回紹介したチームは、ここ数シーズンWリーグの”ファイナル4”常連と言ってもいい4チームですが、次回紹介する4チームはこのファイナル4チームを食ってやろうとしているグループ、というよりは今シーズンファイナル4に入っていてもおかしくないチーム(と思っています)。
サンフラワーズ強し!という状態は変わらないと思いますが、アンテロープス、レッドウェーブ、アイリスと次回の4チームは実力は拮抗してきている感のあるWリーグ…と思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。第2回もよろしければぜひ(笑)。

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Hazuki Oshima
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