第5回 添削杯参加レポート
■序章
11月に入り東京は寒気に包まれていた。
11月はまだ秋のはずである。
しかし最近の寒さはどうだろう。
日本は四季という概念を忘れてしまったのだろうか?
そう思わせるような寒い日々が続いている。
一方、電子の世界ではそんな寒気をものともしない熱気に溢れていた。
そう、添削杯である。
添削杯をご存知ない?
宜しい、では少し説明の時間を頂こう。
ある時、かの"支配者"が気紛れにこう言ったのだ。
『お前らちょっと戦って最強を決めてみろ。』
その一言は世に戦乱をもたらした。
襲われる村、泣き叫ぶ子供、響く醜悪な笑い声。
地獄とはこういう世界を指すのかも知れない。
しかし、ある漢が・・・
人々に"勇者"と呼ばれる漢が立ち上がったのである。
『あぁーっ!』
■使用デッキ
今回の使用デッキはチーム調整デッキである。
デッキ名は・・・
ウルザの物語は絶対許さないモスギスペシャル
~戦闘民族風味~
月見仕立て
クマ吉添え
である!!!!
●[日本煙突協会 青担当部隊] チームメンバー
①モスギ ・・・関東のオース使い。強豪。
②戦闘民族・・・夜勤明け。ヘロヘロ。
③月見 ・・・関東の青デッキ使い。強豪。
④クマ吉 ・・・チームのマスコット。愛されキャラ。
●デッキ作成までの流れ
モスギがFastbond使った不思議な青緑デッキを使い出す
→クマ吉が乗っかる
→Discordで雑談中・・・
戦闘民族「それチーム調整したい!LINEグループ作るね!」
→その場に居たモスギ・戦闘民族・月見で調整LINEグループ作成
→戦闘民族「チューンして死儀礼VerとTinkerVer作ったよ!」
→モスギ・月見「死儀礼Verええやんけ!」
→調整
→直前金曜日
モスギ「クマ吉にワイだけ青緑???って言われそう」
戦闘民族「え?クマちゃんもこのデッキ使うの?呼ばなきゃ!」
こうして僕ら四人は集まったのである。
●デッキリスト
[土地]
1:《神秘の聖域/Mystic Sanctuary》
1:《島/Island》
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest》
1:《露天鉱床/Strip Mine》
3:《Tropical Island》
2:《Underground Sea》
1:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
4:《不毛の大地/Wasteland》
3:《ウルザの物語/Urza's Saga》
[クリーチャー]
4:《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》
2:《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》
1:《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》
[スペル]
1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils》
3:《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》
1:《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
1:《悪魔の教示者/Demonic Tutor》
1:《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
1:《思案/Ponder》
1:《噴出/Gush》
1:《Time Walk》
1:《Ancestral Recall》
1:《突然の衰微/Abrupt Decay》
1:《渦まく知識/Brainstorm》
1:《時を越えた探索/Dig Through Time》
2:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2:《活性の力/Force of Vigor》
1:《目くらまし/Daze》
4:《意志の力/Force of Will》
1:《精神的つまづき/Mental Misstep》
3:《Fastbond》
1:《森の知恵/Sylvan Library》
1:《ブラック・ロータス/Black Lotus》
1:《Mox Emerald》
1:《Mox Jet》
1:《Mox Sapphire》
[サイドボード]
3:《溜め込み屋のアウフ/Collector Ouphe》
2:《忍耐/Endurance》
1:《狼狽の嵐/Flusterstorm》
2:《活性の力/Force of Vigor》
2:《夏の帳/Veil of Summer》
1:《真髄の針/Pithing Needle》
1:《ハーキルの召還術/Hurkyl's Recall》
1:《突然の衰微/Abrupt Decay》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger's Cage》
1:《The Tabernacle at Pendrell Vale》
●画像版
●基本
なんちゃって墓荒らしです。
●主な動き
《Fastbond》と《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》が揃う
→フェッチで土地を沢山出せる
→《不毛の大地/Wasteland》《露天鉱床/Strip Mine》で相手の土地爆発
=宇宙
●不思議な動き・・・?
実は無限ターン無限ライフルートがあるよ!
探してみてね!
※EDH以上にパーツ使う
■R1:オース(kfcさん)2-0
村を出て歩いていると、天から声が聞こえてくる・・・
でんちゅう「コロシアム(配信卓)に・・・来なさい・・・」
天に導かれコロシアムに入ると、オースの強豪が待ち構えていた。
『出でよ!《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》!』
kfc「《ドルイドの誓い/Oath of Druids》・・・」
手札には《目くらまし/Daze》と《突然の衰微/Abrupt Decay》があり、どちらから行った方が良いかを考える。
結果、賞味期限の短い《目くらまし/Daze》を当てるとそこには《意志の力/Force of Will》。
返しに《突然の衰微/Abrupt Decay》で《ドルイドの誓い/Oath of Druids》を破壊し、追加の《ドルイドの誓い/Oath of Druids》は《意志の力/Force of Will》。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》を戦線に追加し、颯爽と殴りに行けたのでした。
kfc「くっ・・・まだまだこれからよ!」
2本目はお互い静かなスタート。
kfc「出でよ《船殻破り/Hullbreacher》[・・・!」
3/2のクロックが僕を攻め立てる。
《悪魔の教示者/Demonic Tutor》を引いたので《突然の衰微/Abrupt Decay》を探し、次のターンに引いた《Fastbond》から仕掛ける。
kfc「《Fastbond》・・・?さっぱり解らない・・・《意志の力/Force of Will》!」
《船殻破り/Hullbreacher》を除去し、お互いに土地しか引かずドローゴーへ。
先に静寂が空けたのは・・・
『探せ探せ探せええええええええ!!!』
こういう勝負は先に何かを引けた方が勝つ。
次第にリソースの差が開き、ウルザの物語から出てきたトークンがkfcを目掛けて押し寄せる。
kfc「ば・・・馬鹿なあああああああ!!!!!」
こうして僕は、何とか最初の強敵を打ち倒したのであった。
■R2:謎のコンボ?(夜陰さん) 2-0
夜陰「ククク・・・キープ!(1キルハンドだぜ)」
『参ります・・・!』
乗り込めええええええええええ!!!!
夜陰「くっ・・・!これは無理だ・・・!次こそは・・・!」
夜陰「《絡み森の大長/Chancellor of the Tangle》よ!我に力を!《ザンティッドの大群/Xantid Swarm》!」
『それはまずい!《精神的つまづき/Mental Misstep》!』
夜陰「ばっ・・・ばかな!!!」
いっけええええええええええええ!!!!!
夜陰「ぬわーーっっ!!」
『・・・酷い回りをした・・・!』
R2~完~
■R3:ゴロスショップ(Arvelさん) 2-1
Arvel「来たか・・・轢き殺してくれよう・・・」
『く・・・!オラワクワクしてきたぞ!』
『うおおお!!!!』
Arvel「うおおおおお!!!」
『これがダブマリの力だあああああああああああ!!!!!』
■R4:モスギスペシャル(月見くん) 0-2
チームメンバーに当たるも眠さの限界か、以下のハンドを何故かキープして負け。
頭寝てます???
そんな状態で強豪のチームメンバーに勝てる訳もなく・・・
次の対戦では直前に顔を洗おうと心に決めたのでした。
■R5:エスパー逆説(homさん) 2-1
『うおおおおおおお!!!!!』
hom「君もそのデッキなの!?」
『これが我等のぉぉぉぉ!!科学力ゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!』
hom「このままでは・・・!終われない!2戦目だっ!手札を見せろ!」
『だが断る。《夏の帳/Veil of Summer》!』
hom「ほげえええええええええ!!!!!」
『《不毛の大地/Wasteland》で土地を割るぜ!』
「だが断る。《テフェリーの反応/Teferi's Response》!」
『ほげえええええええええええええ!!!!!』
hom「食らえええええええええええええ!!!!」
『ぐ・・・!最後の・・・!勝負だ!!!』
乗り込めええええええええええ!!!!
アウフ元々2だったけど、PO戦考えるともっと欲しいって言ってよかった・・・
ちなみに開始前、顔洗いました。
■R6:VS青茶(Carbapenemさん) 1-2
Carbapenemさんの初動を《活性の力/Force of Vigor》で潰しに行くも《狼狽の嵐/Flusterstorm》で潰され、《不毛の大地/Wasteland》で妨害する事しか出来ない。
並ぶマナファクトと《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》。
このままではまずいと《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》でドローを進め、《ブラック・ロータス/Black Lotus》を経由し、墓地から自然の怒りの復活を目論む。
たまらずと放たれた《意志の力/Force of Will》は《狼狽の嵐/Flusterstorm》ではじき、巨人の降臨は許された。
しかし手札は《思案/Ponder》1枚の状態。
さあここからだ!とターンを返した時お相手が連続して唱えた呪文は・・・
Carbapenemさん「独楽で見えていたんですよね。」
このままではいけないと望む2戦目。
乗り込めえええええええええ!!!
《森の知恵/Sylvan Library》と《ラムナプの採掘者/Ramunap Excavator》が齎すアドバンテージでそのまま押し切った。
そして最後の3本目。
手札を覗かれた後にパワーカードを連打されて負け。
■R7:墓荒らし(Seventh Forestさん) 1-1-1(オポ負けてるのでトス)
《死儀礼のシャーマン/Deathrite Shaman》を巡る攻防。
迫り来る《トレストの使者、レオヴォルド/Leovold, Emissary of Trest》。
《王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns》の叩き付け合い。
最終的に僕らは時間切れ引き分けとなった。
でも盤面負けてたし何よりオポではSeventh Forestさんが上なのでトス。
け、決して眠い訳じゃないんだから!
勘違いしないでよね!!
■終章
僕らのお祭りは終わった。
モスギスペシャルという御輿を担いで騒いだ僕ら。
最終的な戦績はというと・・・
・モスギ 3-4
・戦闘民族 4-3
・月見 5-0-2(予選ラウンド1位通過)
・クマ吉 3-4
月見くんいつも勝ってるな???
という訳で今回の旅はここまでです。
今回は祭りという事もあり、皆で調整したデッキで出ました。
何かデッキについて質問がある人は聞いてください。
要望が多ければサイドボードプランも公開します。
それじゃあみんな!
夜勤明けで眠いのでオラ寝るぞ!
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