Old School From Tokyo#3
皆さんごきげんよう。
戦闘民族と申します。
毎回自分の備忘録も兼ねてOld Schoolの記事を書いている者です。
今回は2022/07/31に開催されたOld School From Tokyoの記事となります。
今回なんと参加者39名!
これって実は凄いことで・・・
・エターナル・ウィークエンド・アジア2018オールドスクール選手権
→32名
・Vintage界隈の闇の支配者添削さんが主催する旧作杯
→前回40名
日本最大級Old Schoolイベントの1角といっても過言ではない規模になっています。
それでは今回の上位デッキを見ていきましょう。
■スイス結果
1位通過 Atog
2位通過 The Deck
3位通過 UBW Robots
4位通過 The Deck
5位通過 Rukh Beast
6位通過 URW(5c) Lion Counter Burn
7位通過 Disk Troll
8位通過 BRW Midrenge
■SE1
1位通過 Atog × - ○ 8位通過 BRW Midrenge
2位通過 The Deck × - ○ 7位通過 Disk Troll
3位通過 UBW Robots × - ○ 6位通過 URW(5c) Lion Counter Burn
4位通過 The Deck × - ○ 5位通過 Rukh Sacrifice
■SE2
6位通過 URW(5c) Lion Counter Burn × - ○ 8位通過 BRW Midrenge
5位通過 Rukh Red × - ○ 7位通過 Disk Troll
SE1/SE2ともに全部順位が上の先手を取っている方が負けるという波乱の展開。
Old Schoolでは先手有利なのに珍しい・・・
■SE3
7位通過 Disk Troll ○ - × 8位通過 BRW Midrenge
でも最後はデッキ相性もあり、先手のDisk Trollが優勝!
■Top8 Deck
1位 Disk Troll
関東の強豪Gallow氏のDisk Trollだ。
《ネビニラルの円盤》が3枚と少な目だが、その分は火力でさばこうという意志が見える。
万能リセットボタン。
(日本語黒枠をお探しの方は在庫あるのでDMください。)
サイドボードのハンデス戦略に目を惹かれる。
構成的にThe Deckに不利なので赤霊波/青霊波では消されない《トーラックへの賛歌》を2枚。
《破裂の王笏》まで採用している。
2位 BRW Midrenge
coyo氏のBRW Midrengeだ。
前回の記事に引き続いての上位入賞。
本当にOld School初心者ですか???
次回あたり本当に優勝しそうだと思っている。
なおぼくはjuzam djinnにやられました。
3位 Rukh Beast
Frederic氏のRukh Beastだ。
主催のニコちゃんのお友達でフランス人の方。
長年日本に住んでいて、Vintageの古豪では知っている人も多いとか。
黒枠ばかりのデッキっておしゃれだね!
デッキがいかにも日本人じゃない内容でOld Schoolっぽくて好き。
このデッキには解説が必要なので一部解説すると・・・
《Guardian Beast》は簡単に言うと「アンタップ状態である限りあなたのコントロールするアーティファクトはエンチャントされないし破壊不能を持つ」だ。
つまり、こいつがいれば《Chaos Orb》や《Rocket Launcher》は壊れないのだ。
毎ターン起動されるのは悪夢としか言いようがない。
なお、《ネビニラルの円盤》の場合は壊れないので次のターンにも使えるが、《Guardian Beast》自身は破壊されてしまうので使う時は注意が必要だ。
(・・・だれがこれ4枚持ってんだ・・・Oldの人怖い><)
《ルフ鳥の卵/Rukh Egg》は死んだら飛行を持つ4/4のドラゴンが出てくる、正に卵だ!
でもそれじゃ対戦相手が殺さないように立ち回る。
そこで、《Diamond Valley》。この土地はマナこそ出ないものの、「Tap,クリーチャーを生け贄に捧げる:あなたはタフネス分のライフを得る」という効果を持っている。
能動的に4/4のドラゴンを生成できるんだ!
なぜこの土地がサイドボードにいるかって?
それは次のカードの説明をしないといけないね。
《Disharmony》は戦闘中でブロックしているクリーチャーが指定される前にのみ唱えられるインスタントだ。
効果は「攻撃しているクリーチャー1体を対象とする。それをアンタップし、戦闘から取り除く。ターン終了時まで、そのクリーチャーのコントロールを得る。」
つまり相手が複数クリーチャーでアタックしてきた時、《Disharmony》で強い奴をパクってブロックに回し、使い終わったら《Diamond Valley》で生け贄にするってことだ。
能動的に生け贄に出来るカードがあまりない環境だから知らない人も多い。
4位 URW(5c) Lion Counter Burn
この僕、戦闘民族のURW(5c) Lion Counter Burnだ。
最近他環境の研究を優先していてOld Schoolのデッキ調整時間が取れず、前回と同じ内容。
でも実戦で使っていて色々アイディアが出てきたので、もし次回同じデッキを握るなら色々改良しようと思っている。
その内容は秘密だよ。
5位 Atog
中部地方の強豪、くんくん氏のAtogだ。
《セレンディブのイフリート》ではなく《Sedge Troll》を採用しているのは、ライフ管理と環境の除去を考慮した結果だろう。
6位 The Deck
強豪月見氏のThe Deckだ。
The Deckの強みはロングゲームにおけるジェイムデー秘本のカードアドバンテージ。
いわばOld Schoolのジェイスと言っても過言ではない。
Old Schoolのジェイス
(日本語黒枠をお探しの方は在庫あるのでDMください。)
7位 UBW Robots
我等が煙突協会会長、剛腕氏のUBW Robotsだ。
内容は前回Old School From Tokyo#2を制したニコラ氏のデッキ。
個人的には、会長から解呪が飛んできた瞬間、心臓が止まりそうになった。
会長があんなに憎んでいるアーティファクト破壊呪文を使うなんて!
会長がアンリコを使っているんだから僕もワークショップを使ってもいいと思うんだけど、皆はどう思う?
8位 The Deck
古豪Takakuwa氏のThe Deckだ。
《神の怒り》が0枚!!
《The Abyss》で締め上げるタイプのようだ。
黒単相手には分が悪いように見えるが今日は黒単をあまり見なかった。
当たらなければ問題ないのだ。
更に《破裂の王笏》がメイン採用!
コントロール戦に勝つという意志が見て取れる。
《破裂の王笏》はOld Schoolのリリアナだ。
Old Schoolのリリアナ
■終わりに
いかがだっただろうか?
熱い夏が終わってしまった。
次のOld School From Tokyoは年末開催とのこと。
寒いはずの冬に、燃えるような熱い戦いに挑んでみてはどうだろうか。
それまでの間、冬に備えて皆さんカードを買いましょう。
カードは買い得です!!!
■自己コメント
という訳で、今回は2没でした。
大きい大会&予選を渡り歩いていて忙しいんだけど、書かないと忘れちゃうし、他環境の記事は誰かが書くけどOld Schoolの記録は誰も残さねえんだ・・・誰も・・・。
俺がやるしかねえ!!!!うおおおお!!!!!
なおこの記事は徹夜明けで大きい大会の予選(パイオニア)に出た日の夜に仕上げています。
眠い・・・。
はい、という訳でまた次回お会いしましょう。
またな!